太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

うちの庭に、デタ!

2020-06-05 10:25:31 | 日記
昨夜、なかなか眠れなくて寝返りを何度も打ち、
ようやくとろとろと眠りかけたその時、

しゃわしゃわしゃわしゃわ

という音がする。
無視して寝ようとすると、また

しゃわしゃわしゃわしゃわ

音は庭から聞こえてくる。
もしかしたら・・・・・
ガバッと起きて、窓から下を見たが、真っ暗闇で何も見えない。
階段を駆け下り、下の部屋の照明をつけた。
部屋の灯りに照らされた庭にいたのは

イノシシ🐗

茶色いイノシシが、昼間、鳥にあげたパパイヤの残りを食べていた。
しゃわしゃわしゃわしゃわ というのは、咀嚼する音だ。
固太りの犬か、大き目の豚か、といった風体で、まだ食べている。
窓からの明かりだけではダメだと思い、
玄関の外においてあった懐中電灯を手にし、部屋の照明を消した。
懐中電灯で狙い撃ちしてやる!と思ったら、電池が切れそうでヤワな光しか出ない。
走って洗濯室まで行き、新しい電池と入れ替えて走って戻る。
よみがえった光で茶色いやつを狙い撃ち。

「シューッ!!シュー!!」

と声を出すと、ようやくジャングルのほうに逃げて行った。
するとそこに、もう1頭が両親側の庭からのこのこと歩いてきた。
同じぐらいの大きさで、黒い。
黒いソレにも懐中電灯の光をぐるぐる当てて、追い払う。


翌朝の庭。
ここをのんびり黒いやつが横切って歩いていた。


イノシシがいるのではないかと思ってはいた。
新しく育てている芝生の土を掘り起こしてあったり、ドライブウェイに何かの足跡が残っていたりしたからだ。
8年ほど前に、ハウスキーパーのキャシーがイノシシを見た、という証言があっただけで、
家族は誰もイノシシを見たことはなかったのだ。

とうとう見つけた。
やっぱりいた。しかも2頭も。

私はすっかり目が覚めてしまい、
寝ている夫を揺り起こして、事の顛末を伝えた(こういうとき待てないのは私の悪い癖だ)
ふんふん、と聞いていた夫が、
「じゃあ、学校から持ってこよう」
と訳のわからぬことを言う。
無理やり起こしたのだから、半分夢の中。


私が気づいたとき、猫が窓辺から庭を見下ろしていた。
走って下の部屋に行ったら、もう1匹の猫が、イノシシが見えるはずの場所にいた。
猫は番犬にはならんのだな。(猫だけに)

さて、イノシシ対策をどうするか、今夜は家族会議である。