太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

待つのに慣れたけど

2020-06-09 11:01:49 | 日記
いまや、どこに行っても、待たねばならない。
スーパーマーケットやファーマーズマーケットで、買い物できるまでに10分以上待つのは当たり前になった。
1か月ほど前に、友人がコスコに行ったら、建物をぐるりとまわるほどの人が並んでいたというのを思えば、いいほうだ。


日本の車検にあたるのがアメリカにもあって、
毎年車検だけど、所要時間10分ほどで、しかも3000円ぐらいと格安。
車の税金を払うと送られてくる領収書と、任意保険のカードを添えて出すだけだ。

私の車が今月車検なので、いつも持ってゆく場所に予約の電話をするが
電話自体がブロックされてつながらない。
営業を再開したばかりで、人が押し寄せて、電話に出る人がいないのだろう。
仕方がないので、直接出かけていって予約することにした。
夫の車は先月で、やはり出かけたついでに店頭で予約したのだった。

朝9時前に行ったのに、案の定、たくさんの車が押し合いへし合いしている。
殺気だった店の人に、車検の予約をしたいと伝えると、
「あー、それじゃ待ってもらわないとならないから、車にいて」
車内で待つこと10分。
本でも持ってくればよかったと思う。
結局20分ほど待って、ようやく予約をとりつけることができた。


Good will(人々が寄付したものを売る店)が再開したので、
夫の仕事のときに履くジーンズを買いに行った。
仕事着のジーンズは2本あって、毎日酷使し、かつ毎日洗うので傷みも早く
古着でじゅうぶんなのだ。
並んで入ってみたら、試着室が使えなくなっている。
トップスならまだしも、パンツなど試さずには買えない。
それで夫が売り場の通路で、服の上からジーンズを試着していたら、通りかかった店員が
「試着できないことになってるから」
「合うかどうかわからないものを買えないよ」
夫が言うと、
「Sorry」
と、ちっともSorryでない感じで言う。
古着だから安いけど、安くてもサイズが合わないものは欲しくない。
しかも今は返品できないときている。
試着不可の洋服屋なんて、ビジネス再開する意味あるのか、と言いたくもなってくる。


待つのは慣れたけれど、買い物はまだまだ楽しくはないのだ。