太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

あんみつが食べたい

2022-07-25 12:45:30 | 食べ物とか
むしょうにあんみつが食べたくなった。
きっかけは、水野敬也氏の「夢を叶えるゾウ」を読み返したから。
ゾウ型の神様ガネーシャの好物が、あんみつなのだ。
ドラえもんがどら焼きが好きだったなと思えば、どら焼きが食べたくなり、ハクション大魔王の好物がハンバーグだと思い出せば、ハンバーグが食べたくなる。
かように私は単純な人間なのである。

食べたくなったのは、先週。
日本のスーパーやコンビニなら、一人分のカップ入りのあんみつが売っているけれど、ここはハワイ。
自分で作るしかないのだが、白玉粉だって日本食スーパーに行かねばない。
ようやく休日になり、私は勇んで日本食スーパーに出かけた。

粉の白玉粉がなく、見たこともない形状の白玉粉風情のものしかない。
その横に、上新粉ならある。

上新粉と白玉粉って、違うもの?(アホ丸出し)

上新粉の袋には、みたらし団子などに・・と書いてある。そっくりさんのようで、違う人種かもしれないので、白玉粉風情のものを買う。
白玉粉を水で練って団子にする気満々だったが仕方がない。

あんみつといったら、フルーツ。
これも日本だと、みつ豆の缶詰があるけど、さすがの日本食スーパーにもそれは置いてない。
フルーツの缶詰の棚でしばし悩む。
家にある果物は、マスカット、バナナ、オレンジ、チェリー、グレープフルーツ。
パイナップルとかライチとか、フレッシュで美味しいものが手に入るから缶詰で買う気はしない。
とすると、黄桃かサクランボしかなく、これも仕方がなく黄桃を買う。

帰宅し、着替えもそこそこに手を洗い、調理開始。

白玉粉風情のもの

形状が魚肉ソーセージを彷彿させるものが2本出てきた。
これの皮をむき、1センチに切って水の入った器に入れ、レンジで3分。
お湯でゆでる場合は、沸騰したお湯で2分。
私は電子レンジを信用していないので(こういうのでうまくいった試しがない)、もちろん茹でる。
沸騰した湯に入れて、2番目の主役、あんこを出す。
以前、姉が送ってくれた、静岡市の老舗のあんこ。
半分使って冷凍しておいた、虎の子のあんこだ。いい感じに解凍されている。

あ。
茹でている白玉の時間を測ってなかった・・・・・
箸でつついてみたら、柔らかかったので、終了ということにする。



やっぱりね。
筒状のものを切ったんだから、こうなるでしょうよ。
白玉といえばまあるいお団子なんだけど、この際贅沢は言っていられない。
器に黄桃とオレンジを入れ、白玉を入れ、マスカットとチェリーを乗せて完成。

60点のあんみつ

チェリーの色が、ちと毒々しい。
バナナは入れ忘れた。
焦って食べずに、しっかり冷蔵庫で冷やしたら、もっと美味しかったと思う。
私の脳内イメージからは離れてはいるが、まあ、あんみつを食べたという満足感はある。

「これなら大福を買って食べたほうが簡単でよかったんじゃ・・・」

という心の声は無視することにする。





涙腺崩壊

2022-07-25 08:56:33 | 日記
日本の中国地方に住むご夫婦が、職場に私を訪ねてきてくださった。
初めてお会いしたのは、もう5年余りも前になる。
私は週に1日、職場でブースを持って作品を売っていた時期があった。15年以上も絵を売っていたマイクが引退することになり、私がそのあとを引き継いだのだ。
ご夫婦は、以前マイクから絵を買ったことがあり、今もマイクがいると思って来たら、私がいたというわけ。
それがきっかけで、私の作品も買ってくださり、連絡先を交換して、以来近況を報告しあったりしている。

ハワイが好きな彼らは多いときには年に何度も訪れていて、それがパンデミックで叶わなくなり、3年ぶりでようやく来ることができたのだ。
奥さんのM子さんの顔を見たら、胸がいっぱいになった。
会えない数年の間に、M子さんは入院・手術をしたり、私は両親を亡くしたり、いろいろなことがあった。
M子さんから、手編みの、毛糸だけどレース風の襟巻を色違いで2本、キラキラした糸が混ざっているのを1本、かわいらしいバッグを1個いただいた。

「ハワイも肌寒いことがあるって言うとったけ、使うこともあるかもしれんよね」

柔らかい襟巻を触ったら、鼻の奥がツンとして、泣きそうになって困った。
年々、こういう贈り物は心にしみる。
M子さんが、これらを編んでくれているのを想像したら、もうダメだ。涙腺崩壊寸前。
暑がりの私は、ハワイではあまり使うことはないかもしれないけど、寒いところに行くときのために大切にしよう。
バッグは今日から小物を入れて使おう。
どれも、みんな、大事にしよう。

M子さんは私のだいたい一回り上、娘さんは私の一回り下。
日本に行けるようになったら、日本のいろいろなところに旅行したいと思っている。
両親が健在の頃は、日本行きは両親に会うためだったから、小旅行など殆どできなかったけれど、これからは実家を拠点にしてどこにでも行ける。
夫はともかく、私ですら、行ったことがない場所がたくさんある。
M子さんの住まう地域も訪れて、再会するのも楽しい。



ハワイでは珍しく、ガーベラを見つけて思わず買った。
キッチンの窓に置いたら、そこから元気なエネルギーが湧いてきた。
一旦、涙腺崩壊すると、きれいな花を見てもジーンとする。





窓拭きの腰があがらない

2022-07-23 09:13:00 | 日記
壁にかけてある絵を、ときどき替えると気分が上がる。



2階の廊下に、フランスで買ってきたタペストリーを掛けてみた。

アイロンかけてないのがバレバレ


「ストレスためて帰ってきたとき、シャワーを浴びながらこれを眺めるとホッとするよ」

フランス旅行は私たちにとって、想像以上に楽しかったから、
気分が落ちたとき、思い出して幸せな気分になれる、よりどころ。


窓を拭きたい、と思い続けて数か月。(早くやれ)
内側を拭くのは簡単だけど、外側が問題で、窓ごと外さなければならない。
この窓は気に入っているのだが、かなり重量がある。
さらに、この狭い家に、窓が12か所もついている。拭けない窓を加えたら、17か所ある。
設計段階で、とにかく明るい家がいいと思った。
思い通り、明るい家になったけれど、窓ふきのことを忘れていた。
義両親の家にはハウスキーパーが定期的に来て、照明器具の内側までぴかぴかにしてくれるのだが、うちは自分でやらねばならん。











このタイプの窓は、開閉できるのは左右のみで、真ん中は嵌め殺しになっている。これは外から拭くしかないのだが、1階はともかく2階の窓になるとお手上げだ。
見た目はいいけど、メンテナンスを考えたら、この窓はちょっと・・・


窓、窓、窓だらけ。
幸い、カーテンやブラインドをつけなくても済むから、それらの洗濯や掃除はしなくていいのはラッキーだった。
1か所ずつやっていけばいいのかもしれないけど、性格的にコツコツできないタチで、やるなら一気に済ませてしまいたい。
それでなおさら腰が上がらないでいる。

夏になったら、と思っていたら、もう夏。
年内にできるどうか怪しいものである。



新しい隣人と子供英語

2022-07-23 08:51:08 | 日記
アラスカに引っ越した隣家のブライアンちに、新しい家族がワシントン州から越してきた。
親が30代で、金髪碧眼の3人の男の子がいる。年の頃は9歳、7歳、4歳といったところか。
ブライアンの話によれば、彼らは1度もこの家を見ずにネットの写真だけで買ったという。
推定8000万円はくだらないと思うが、ダンナさんはミリタリー。ミリタリーの人達は手厚い保護があるので、その若さでも買えるのだと思う。

越してきたその日から、子供たちは庭にある木に登ったりして遊びまくっている。
ドライブウェイを歩いていると

「ハーイ!!」

と木の上から声がかかる。

「I made 〇X▽÷!!」

何を作ったのかわからないが、

「Oh,its nice、Good for you(そりゃよかったね)」

「Do X◇@▼?」

やっぱりわからない。
隣にいる夫に聞いたら、わからん、と言う。
子供の話す英語は、まず声が甲高く、耳にわんわん聞こえるのと、滑舌が大人と違ってわかりにくい。
夫の甥たちが小さかった頃、義両親が電話で彼らと話したあと、

「何を言ってるんだかよくわからなかったけど、元気そうだった」

と、よく言っていたというから、そう感じるのは私だけじゃないと思う。
可愛らしい子供たちなので仲良くしたいのだけど、会話にならない。



新しい隣人は、ブライアンたちが使っていたたくさんの植木ポットや、玄関外の壁の飾りなどをそのまま使っている。

これはブライアンがいた頃の家

だから、外から見たら、置いてある車が変わっただけ。
今でも、ふと庭の奥から犬のセイディが走ってきそうな気がする。
ブライアンは今頃、アラスカで好きな釣りをしているんだろう。




お義父さん再びコロナ

2022-07-22 12:47:30 | 日記
2週間近く前に、義父がコロナ陽性になった。
軽い咳とのどの痛みぐらいで症状は軽く、10日間は外出せずに自粛していた。
シュートメは2階の主寝室、義父は1階のゲストルームで寝起きをし、食事もゲストルームで一人で食べていた。
自粛後、
「あー、外に出るって何て素敵!」
と言いながら庭に水まきをし、シュートメと車に自転車を積んでバイクライドに行ったりしていたのだが、一昨日になって再び調子が悪くなり、病院に行ったら、またコロナぶり返してた。

毎日夕食を一緒にしなくて済んで助かった、と最初は喜んでいた鬼嫁だったけど、
いろいろあっても、元気すぎるぐらい元気な義両親を見ているほうがずっとよかった、と今は思う。

夫は毎日、様子を見に義両親の家に行く。
そして帰ってきて、
「なんか両方ともぐっと年とっちゃったみたいだなあ・・・」
と言う。
さすがに、丸2か月のヨーロッパ旅行は78歳には長すぎたのではないか。
義父には何の既往症もないし、2回のブースター接種もしている。
旅先でも義父はひどい風邪をひいて病院にかかったというし、コロナになったのも疲れが溜まって抵抗力が弱っていたのかもしれない。

早く元気になって、ハイキングクラブの仲間とハイクをしたり、自転車レースに出られるようになりますように。
一緒の夕飯がめんどくさ!と思っていた自分を、反省。
文句を言いつつも、みんなが元気でいることのありがたさにまったく気づいていなかった。