『ヘリオス 赤い諜報戦』
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韓国が開発した超小型核兵器が国際犯罪組織ヘリオスの手に渡り、香港で取引されるとの情報を得た韓国政府はチェ理事官(チ・ジニ)とパク・オチョル(チェ・シウォン)を香港に派遣。香港警察のリー(ニック・チョン)の指揮でエージェント(張震/チャン・チェン)から兵器を無事取り返すのだが、兵器を母国に持ち帰りたい韓国側に対し、大陸政府側のソン・アン部長(ワン・シュエチー)が安全保障問題を盾に抵抗。国際社会を巻き込んだ抗争に発展する。
完全に張震目当てで観た3年前の香港映画。
香港アクション久々に観た気がしますが、いやあやっぱアクションは香港に限りますね。最高っす。
私自身はそもそもアクション映画が好きな方ではないけど、それでも香港アクション観ると素直に凄いなあと思います。もう清々しいね。徹頭徹尾無茶苦茶で。あらゆる銃器が惜しげもなくガンガンに撃ちまくられるし画面に映るクルマは片っ端から壊されまくるし、肉弾戦は容赦ないし、暴れる人物の身分も性別もごっちゃ。その一方で、やたらめったら暴力性ばっかり無反省にひけらかしてるように見せかけておいて、香港という場所の持つ複雑な背景やロケーションの面白さも存分に生かされている。シナリオや芝居だけじゃなく、ライティングもカメラワークも特撮も音響設計もすべてがパーフェクト。観てると無性に香港に行きたくなって、香港の屋台でジャンクフードを思いっきり食べたくなる(今作では食事シーンはかなり少ないけど、それでも)。娯楽映画は香港社会と経済を支える一大産業なんだよなと、そんな当たり前のことを改めて痛感してしまう。
張震は相変わらず美しい。
国際犯罪組織の冷血無比な凄腕エージェントというと『MR.LONG/ミスター・ロン』とキャラが完全にカブってます。でもいいの。似合ってるから。
顔が整ってるせいで無表情だとやけに冷たく見える容貌が、この手の役柄にほんとうに似合っている。劇中一度だけ相好を崩すシーンがあるんだけど、その無邪気で少年のような笑顔とのギャップがマジやばいです。悶絶です。しかしこのシーンは相手役のジョゼフィーヌ・クーと張震の雰囲気が似てるところがミソですね。詳しい説明はなくても、二人がただの昔馴染みではない、強い絆で結ばれていることが一瞬で伝わる。
映像的には見どころたっぷりだし、アクションも見応え満点、香港から韓国から大陸まで当代のオールスター総出演の作品だけど、終わり方が明らかに「続く」。どうなのそこ?続くの続かないの?張震は次も出るよね?
しかし張震もだけどジャッキー・チュンやらニック・チョンやらショーン・ユーやら、私がヘヴィーに香港映画(含む中華圏映画)を観たおしてた1990年〜2000年代からメンバーがそっくり変わってない。気づいたら画面に映ってるのが完全におじさんばっかりになっている。スターの高齢化は日本やハリウッドでもいわれてるけど、香港もいっしょなんよね。私は若い人よりおじさんの方がより萌えるので大変結構ですけれどもね(語弊)。しかしこれで若い観客がついてくるのかという懸念はまああります。
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完全に張震目当てで観た3年前の香港映画。
香港アクション久々に観た気がしますが、いやあやっぱアクションは香港に限りますね。最高っす。
私自身はそもそもアクション映画が好きな方ではないけど、それでも香港アクション観ると素直に凄いなあと思います。もう清々しいね。徹頭徹尾無茶苦茶で。あらゆる銃器が惜しげもなくガンガンに撃ちまくられるし画面に映るクルマは片っ端から壊されまくるし、肉弾戦は容赦ないし、暴れる人物の身分も性別もごっちゃ。その一方で、やたらめったら暴力性ばっかり無反省にひけらかしてるように見せかけておいて、香港という場所の持つ複雑な背景やロケーションの面白さも存分に生かされている。シナリオや芝居だけじゃなく、ライティングもカメラワークも特撮も音響設計もすべてがパーフェクト。観てると無性に香港に行きたくなって、香港の屋台でジャンクフードを思いっきり食べたくなる(今作では食事シーンはかなり少ないけど、それでも)。娯楽映画は香港社会と経済を支える一大産業なんだよなと、そんな当たり前のことを改めて痛感してしまう。
張震は相変わらず美しい。
国際犯罪組織の冷血無比な凄腕エージェントというと『MR.LONG/ミスター・ロン』とキャラが完全にカブってます。でもいいの。似合ってるから。
顔が整ってるせいで無表情だとやけに冷たく見える容貌が、この手の役柄にほんとうに似合っている。劇中一度だけ相好を崩すシーンがあるんだけど、その無邪気で少年のような笑顔とのギャップがマジやばいです。悶絶です。しかしこのシーンは相手役のジョゼフィーヌ・クーと張震の雰囲気が似てるところがミソですね。詳しい説明はなくても、二人がただの昔馴染みではない、強い絆で結ばれていることが一瞬で伝わる。
映像的には見どころたっぷりだし、アクションも見応え満点、香港から韓国から大陸まで当代のオールスター総出演の作品だけど、終わり方が明らかに「続く」。どうなのそこ?続くの続かないの?張震は次も出るよね?
しかし張震もだけどジャッキー・チュンやらニック・チョンやらショーン・ユーやら、私がヘヴィーに香港映画(含む中華圏映画)を観たおしてた1990年〜2000年代からメンバーがそっくり変わってない。気づいたら画面に映ってるのが完全におじさんばっかりになっている。スターの高齢化は日本やハリウッドでもいわれてるけど、香港もいっしょなんよね。私は若い人よりおじさんの方がより萌えるので大変結構ですけれどもね(語弊)。しかしこれで若い観客がついてくるのかという懸念はまああります。