自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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うたごえ~ベルリン国立大聖堂・芸術大学少年合唱団

2004-10-08 | コンサート・音楽・宝塚
10月7日(木)
東灘区民センターうはらホールでベルリン国立大聖堂・芸術大学少年合唱団コンサート

曲目はドイツ歌曲、聖歌合唱曲など

この合唱団は日本初演、しかも神戸公演が一番始めとあって、どういったものかさぐりつつプログラムを進めていたような気がしました。
とはいっても、創立は1465年にさかのぼり、美しい歌声には長い歴史の裏付けがあります。特に今回の公演の指揮者でもあるイェルカ教授が指導者に迎えられてから大きく花開いたようです。

賛助で地元、甲南大学グリークラブのOB、甲陵会合唱団が参加しましたので客席は満員でした。久し振りに舞台に立ったおじさんたちが一番気持ちよさそうでしたが、休憩時間にわたしの側に座っていた方に「練習が足りなかったんじゃないか」と言われて、伸びていた鼻が少し折れたようです。

しかし、ことばがわかりませんし、心地よい子守唄に聞こえてしまって、困りました。


訃報
今朝の新聞のおくやみ欄を読んでビックリしました。
ピアニストの園田高弘さんの訃報が載っていたからです。

実はこの9月16日、ザ・シンフォニーホールでの関西フィルの定期演奏会で園田さんはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾いたのです。
夫が手に入れてきたチケットを奪い取っておきながら私はその日、出かけるのをコロっと忘れていました。
その後、音楽評論家の小石忠男さんが、独自の風格をもった感動的な巨匠の音楽と評しているのを読んで、失ったものは大きかったんだと嘆いていたところでした。悔やんでも悔やみきれません。
あっ、園田さんにはお悔やみ申し上げます。





コメント (1)
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