自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

今どきの中学生の夏休みの作品は……

2004-10-13 | 展覧会
10月11日(月)
友人の中3のお嬢さんの夏休みの作品が技術・家庭科作品展に出品されているというので見学してきました。

会場は家の近くの神戸市立青少年科学館。市内の国公立の中学校の生徒の作品展です。

さすがに中学生ともなると、もうほとんど大人と同じ、いやそれ以上の出来栄えです。
多分、お父さん、お母さんが手伝うよといっても、「邪魔しないで!」って言われてるんじゃないかな?


と言うのは建前で、少しは親の手も入っている作品があるかもしれません。

小学生の作品展では自由研究ハンドブックそのままだの、親がほとんどやったみたいだのと、批判の発言が新聞に載ったりしました。
私は本を参考にしようと、大人の手が入ろうと、無関心よりはず~っといいんじゃないかと思うほうです。

それにしても、娘が中学生のころより、木工の作品がみごとです。
キットを手に入れ易くなったり、木材の加工がし易くなったということもあるのでしょう。


一番上の写真は海岸に流れ着いた角の丸くなったガラスの破片を拾って作ったライトスタンドです。
材料を集めるところから、なにやら物語が生まれそうです。


真ん中の3点は力作ぞろいの作品のほんの一部です。


これが友人のお嬢さんの作品、クレイジーキルトのマットです。
友人はパッチワークをしていますので、端切れにはことかきません。
彼女は隣りでタペストリーを作っていたそうです。
いいですね。親娘がならんでチクチクなんて。


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クロネコ頑張れ!

2004-10-12 | 社会・時事
私が乗ったエレベーターの途中の階から、クロネコヤマトの宅急便のお兄さんが伝票くりくり乗ってきた。

声を掛けずにはいられなかった。
「頑張ってね」

今、クロネコさんはこんな意見広告を出して、お上と闘っている。

宅配便のシステムをここまで整えてきたのはヤマト運輸だ。
NHKのプロジェクトX(第54回、2001.5.29)でも取り上げられていたっけ。
それをあとから参入してきて、優遇されているからできる低料金で。
こすからくないか?ゆうパック。

エレベーターを降りたお兄さんは時間を惜しむように駆け出していく。
クロネコさんといい、佐川急便さんといい、たらたら歩いているのを見たことがない。
いくら1個配達してなんぼの世界だからと言ったって、いつも走っている。
働く男(女もいるけど)の鑑だ。

外出先で見かけたクルマのお兄さんにも声を掛けた。
「応援の記事書くので写真撮らせてね。頑張ってね」と。

ゆうパックはもう絶対使わないと過激なことは言い切れないけど、
クロネコヤマトの宅急便を使うのが、一番の応援だと思っている。





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連休の午後

2004-10-11 | 花・木・実・いきもの・自然
久し振りの青空と肌にふれるさわやかな空気。
さあ外に出て、深呼吸。

JR鷹取駅近くの桜並木に、若葉と枯葉に交じって
なんとたくさんの桜の花










コスモスは道の端に
ひっそり咲くのが似合っている






渋滞の窓から、灯りの点った明石海峡大橋


キンモクセイ、鮮やか過ぎる香りふりまいて


真っ青な秋の空に、真夏のような雲のかたまり


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ちょこっと君~かわいいでしょっ

2004-10-11 | 日常・身の回り
↓勝谷さんを囲んだオフ会で初めてお会いしたYKさんは、
お友だちと手作り家具の工房を運営してらっしゃいます。

これがお土産にいただいたちょこっと君、通し番号1815。
頭がカリンで、手がケヤキで、靴がホオなんですって。
とても、とてもていねいな細工です。
さっそく、おつかいバッグにつけてみました。

奪い取るようにしていただいちゃってよかったかな?
機会があったら、梅田阪急6階とか委託店に寄ってみよう。

小さくてかわいいもの好き、ぬくもりのある木製家具好き、ネコ好きだったら、
木工屋のHPに飛んでみては?





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初めてのおフかい~コラムニスト勝谷誠彦さんを囲んで

2004-10-10 | イベント
10月9日(土)
生まれて始めてオフ会なるものに参加した。
だというのに、前日から台風22号の直撃という予報。
私が日ごろしなれないことをするから嵐を呼ぶのかと案じていたら、運のいいことに雨も風も出かけるときには止んでいた。

まずジュンク堂大阪本店での、コラムニスト勝谷誠彦さんのトークショー&サイン会に向かう。
台風はどうやら兵庫・大阪辺りはそれたようだ。

「↑……といったようなことはテレビでは言えません」というのが勝谷さんのトークの始まりだった。大阪はそれたとしても、その時点で台風の真っ只中にある地域があるわけで、事実、東海地方、首都圏は大変な被害を受けていた。

勝谷さんは作家・コラムニストだが吉本興業に所属している。結果、テレビ週3本、月1本、ラジオ週1本と、コメンテーターとしても大活躍だ。
おばさんのファンが増え(てしまっ)たとゴキゲン(?)のご様子。

今回は日経BP社刊の『電脳血風録』のプロモーション。講談社刊の『イラク生残記』と並んで平積みされている書店も多い。

落ちこぼれ(?)だったけれど楽しかった灘中・灘高時代の話、IT関連の話、ワイドショーの話、あっという間に40分が経つ。
著書にサインをいただいて、いよいよオフ会会場へ。


実は私、生まれ育ちは関東で、ン十年前、大阪に1年ほど転勤してきていた。
ところが職場は新大阪、住まいは茨木、しかも勤務は早朝から深夜まで働きづめ、休日は眠るか帰省していたので大阪市内は不案内なのだ。
で、プリントアウトしてきたオフ会会場の地図を片手にぷらぷら歩いてみた。

さて、いよいよ勝谷さんを囲んでオフ会は始まった。会場は東梅田から少し歩いた居酒屋「樽正」。
下戸で内気で口下手の、箱入り主婦(自分で言う?か!)私は最後まであがってしまっていた。せっかくWordを駆使(?)して作っていった名刺も出せず仕舞い。
というのも、結局みんな、ハンドルネームで通してしまったからだ。HNとメルアドは知っていても本名と住所は知らないっていうことね。

このオフ会に声をかけてくれたAさんは東京在住、私より大分若い女性だ。おととしの暮れ、拉致被害者家族を応援している有田芳生さん→勝谷誠彦さんのサイトを経由して彼女のお寝坊日記にたどりついた。私は平成の名日記文学だと、いつも感心しながら読んでいる。そして、時々メールのやりとりがあったのだ。
Aさん、誘ってくれてありがとね。今年の十大ニュースに入る経験をさせてくれて。





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フェルメール~画家のアトリエ

2004-10-10 | 展覧会
9月8日(金)
神戸市立博物館へフェルメールの「画家のアトリエ」をもう一度観に行きました。

週末は開館時間が1時間のびます。

夕暮れの市立博物館のたたずまいもまた、いいものです。
秋ですね。






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ニーターが存在できる不思議

2004-10-09 | 社会・時事
[関連したBlog]
Rolling55・belageさんのブログで、今社会問題化しているニートを取り上げています。

NEET――Not in Employment, Education or Training の略で、職に就かず、教育も訓練も受けていない15歳から34歳ぐらいの若者を指すようです。
失業者というより働く意志のない、かといって努力もしない無職の人ということでしょうか。
タイトルのニーターは勝手に私が人格をつけてしまいました。造語です。

ニートといえばかなり昔、英語neatの本来の、さっぱりとしたとかカッコいい、均整のとれたといった意味で、化粧品か何かのCMに使われていた記憶があります。
カタカナで書けば同じニートでも今度のNEETはとてもカッコいいとは言えません。



フリーターが417万人、ニーターが52万人(新しい分析では63万人とも)。
この数字を見ると日本の将来、大丈夫か?という気になってしまいます。

収入が不安定かつ低かったり、収入がまったくなかったら自立などできたものではありません。結婚だって、ましてや子どもを持つことなんてとても無理です。

じゃあ、どうやってニーターが生きていけるかというと、親、もしくは保護者に全面的によりかかっているわけです。今のところはいいですよ。そのうち親の収入も減り、やがて介護費用もかかってきます。どうするんでしょう?役に立たなくなったら捨てるんですか?

NPO法人が若年者の就労支援を行なっていたり、厚生労働省が自立塾(仮称)を全国に設置する予算を組んでいるそうです。

一方、こんな数字もあります。中学3年生の7割が親と同じ仕事に就きたくないと答えています。お茶の水女子大学の研究グループの調査です。親の仕事を知らない生徒もいたそうです。

仕方がないことかもしれません。どれほどの親・大人がやりがいのある仕事と高収入を得ているでしょう。
親・大人がつまらん、疲れたと元気も覇気もなく日々暮らしていたら、子どもだってその後に従うでしょうか?
親の意識ひとつで子どもも変われると思うのです。

どんな仕事にも存在価値があります。もちろん犯罪にかかわる仕事はいけませんよ。

稼ぐことより、働くこと自体に、勉強させられるということより、自分から学ぶこと自体に、意義や楽しみがあるということを親や教師をはじめとした周りの大人たちは、子どもに教えていく必要があるのではないでしょうか。
目標をもって生きていくことはとても楽しいことなのですから。






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うたごえ~ベルリン国立大聖堂・芸術大学少年合唱団

2004-10-08 | コンサート・音楽・宝塚
10月7日(木)
東灘区民センターうはらホールでベルリン国立大聖堂・芸術大学少年合唱団コンサート

曲目はドイツ歌曲、聖歌合唱曲など

この合唱団は日本初演、しかも神戸公演が一番始めとあって、どういったものかさぐりつつプログラムを進めていたような気がしました。
とはいっても、創立は1465年にさかのぼり、美しい歌声には長い歴史の裏付けがあります。特に今回の公演の指揮者でもあるイェルカ教授が指導者に迎えられてから大きく花開いたようです。

賛助で地元、甲南大学グリークラブのOB、甲陵会合唱団が参加しましたので客席は満員でした。久し振りに舞台に立ったおじさんたちが一番気持ちよさそうでしたが、休憩時間にわたしの側に座っていた方に「練習が足りなかったんじゃないか」と言われて、伸びていた鼻が少し折れたようです。

しかし、ことばがわかりませんし、心地よい子守唄に聞こえてしまって、困りました。


訃報
今朝の新聞のおくやみ欄を読んでビックリしました。
ピアニストの園田高弘さんの訃報が載っていたからです。

実はこの9月16日、ザ・シンフォニーホールでの関西フィルの定期演奏会で園田さんはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾いたのです。
夫が手に入れてきたチケットを奪い取っておきながら私はその日、出かけるのをコロっと忘れていました。
その後、音楽評論家の小石忠男さんが、独自の風格をもった感動的な巨匠の音楽と評しているのを読んで、失ったものは大きかったんだと嘆いていたところでした。悔やんでも悔やみきれません。
あっ、園田さんにはお悔やみ申し上げます。





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モーツァルトを「どや」

2004-10-07 | 社会・時事
今朝の神戸新聞を読んでいたら、
昨日発売された米焼酎の記事。

篠山市にある老舗の造り酒屋、鳳鳴酒造が、熟成中に
モーツァルトの交響曲第40番を聴かせながら製造したそうだ。

下戸の私は飲んで確かめるわけにはいかないけど、
昨日のblogのつながりで、ちょっと取り上げてみた。

でも、なんで40番だったんだろう。41番だったらジュピターなんだけど。
しかし、モーツァルトを聴かせながら造った焼酎がどやっていうのがすごい。

(写真は鳳鳴酒造のHPから借りました)






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モーツァルトは万能薬?それとも名医?

2004-10-06 | 社会・時事
今発売中のサンデー毎日10/17号のトップ記事は、
モーツァルトで病に負けない!というタイトルだ。

モーツァルトを聴かせると、乳牛のお乳の出がよくなるとか、ニワトリがたくさん卵を産むとか、トマトがたくさんなるとか、今までもよく聞いた話ではあるけれど、このところ人間にもよく効くとメディアを騒がせているみたいだ。
ちゃんと医科大学や音楽大学の先生のお墨付きもあるようだ。

脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、狭心症、高血圧、がん、難聴、冷え性、便秘、ひざの痛み、腰痛、不眠症……、万病に効きそうな勢いだ。ダイエットにもいいとのこと。

具体的には
老人性痴呆症や難聴などの神経系疾患には――バイオリンソナタ第34番変ロ長調K378、弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K458
高血圧や脳梗塞の予防には――ピアノソナタ第15番ハ長調K545、弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515
がんやアトピーなど免疫系疾患の予防には――バイオリン・ビオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調K364
が効くらしい。

ありがたいことに選曲にあまりこだわらず、好きな曲を選んでもいいようだ。

でも一日中、モーツァルトを聴いている日もあるくらいの私は肥満体で高血圧症だし、肝心のモーツァルト自身35歳の若さで亡くなっている。
21世紀の我々にを送り過ぎたのだろうか?





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