つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

池上彰が歩く韓国to平昌第2回は日本人が最も知らなければいけない時期の説明を意図的にスルー

2017-07-03 08:46:49 | 朝鮮問題

 2017年6月27日の池上彰氏韓国を取材するシリーズ第2回は、あなたが意図的にそうしたのだと思われるが、今日の日本人が最も知らなければならない時期に関しての説明をまったくしていない。それは、アジア・太平洋戦争における日本敗北後、朝鮮半島に、朝鮮民族にとってはそれまで予想も願いもしていなかった不幸な事として、北緯38度線を境として民族の統一を阻まれて分断を余儀なくされ南北に体制を異にする国家の成立にいたってしまった経過についてである。

 そして、その元凶が、アメリカ合衆国政府であった事についてである。そして、その合衆国政府は今日まで、今日においても、これから先も、朝鮮民族の統一を意図的に阻む事を政治目的としている事についてである。また、そのために日本を敗戦直後から今日まで合衆国の手下として操り利用しながら東アジアのおける支配的地位を維持しようとしている事についてである。

 このような説明をあなたが故意にしていないという事は、今日の日本国民に、特に若い人たちに、合衆国政府や安倍自民党政権の発する、真実を隠蔽したフェイク情報を真実であると思わせ、日米両国政府の政策を支持するように企んでいる(洗脳している)と思われても仕方がないであろう。

※朝鮮民族分断経過に関しては別稿「朝鮮国問題の根源はアジア太平洋戦争後の米政府の朝鮮半島処理政策にある」(カテゴリー「朝鮮問題」)をぜひ参照してください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする