2017年5月19日には衆院法務委員会で「共謀罪」が自民・公明・維新は採決を強行した。その口火を切る役割を担ったのが(これは計画的に実行されたものでシナリオが作られていた)、日本維新の会の丸山穂高氏である。その発言は、他党の質問内容(異論・異文化)を侮辱し、無価値視し質問自体を封じるものである。その根底には日本国憲法に規定した様々な「人権」を否定する、黙過できない価値観を有していると見なす事ができる。このような己だけが正しいと考える人間や政党人は国会議員になる資格を有していない。民主主義を尊重する国民はこのような議員や政党人は国会議員に選ぶべきではない。以下に丸山氏の発言を載せますので読んでください。
「委員長、土屋理事、もういいでしょう。これまでもう30時間以上質疑してきました。また修正案という形で建設的な議論が生まれた、法案が修正されました。これまでの議事録もしっかりと読ませていただきましたが、カレーだとか、キノコだとか、『そもそも』の言葉の意味だとか、一般人が犯罪者などと、本当にねえ、犯罪の構成要件すらわかっていない、TOC条約の条文すら理解していないんです、これ以上ピント外れのねえ、質疑ばっかり繰り返し、足を引っ張る事が目的の質疑はこれ以上は必要ない、論点も整理されて時は来ました、この私の質疑の後、終了後、直ちに採決に入っていただきますようにお願い申し上げまして、私丸山穂高の質疑を終わります、ありがとうございました」
議場が紛糾するなかで、この後自民党が動議を出し「採決」を強行した。
(2017年6月5日投稿)