■Wanda Vagamente / Wanda Sá (RGE)
A-1 Adriana
A-2 E Vem O Sol
A-3 Encontro
A-4 Só Me Fez Bem
A-5 Mar Azul
A-6 Também, Quem Mandou
B-1 Tristeza De Nós Dois
B-2 Vivo Sonhando
B-3 Sem Mais Adeus
B-4 Inútil Paisagem
B-5 Tristeza De Amar
B-6 Vagamente
ど~やら今年の夏も異常な猛暑らしいということで、その準備というか、覚悟を決めて本日ご紹介させていただくのは、夏=ボサノバという清涼の音楽定番から、セルジオ・メンデスが組んでいた人気グループのブラジル '65 に参加していた女性シンガーのワンダ・サが、それ以前の1964年にレコーディングした傑作LPです。
もちろん内容は言わずもがなのオシャレなボサノバが満載されたクールでハートウォームな仕上がりであり、彼女のボーカルスタイルもノンビブラートのアンニュイな声質と節回しですから、このあたりは、ど~してもアストラッド・ジルベルトとの比較は避けられないとはいえ、そんなこたぁ~~、愚の骨頂!
とにかく彼女が歌ってくれるボサノバの心地良さに虚心坦懐に浸りきる事こそが、男の流儀というか、野暮や不粋は猛暑の大敵でありましょう (^^♪
ちなみにプロデュースはボサノバの立役者として外せないロベルト・メネスカル(g) 以下、エミール・デオダート(key,arr)、L.C.ヴィーニャス(p)、セルジオ・バホーゾ(vib)、マノエル・グスマン(b)、ドン・ウン・ロマン(ds) 等々、世界的にも有名なミュージシャンを含む現地ブラジルの有能なセッションプレイヤーが多数参加している事が裏ジャケの記載で確認出来ますし、楽曲そのものも粒揃いですから、ワンダ・サの程好いハスキーボイスに酔わされてしまうわけですよ、これがっ!
告白すれば、サイケおやじが掲載盤の存在を知ったのは1970年代中頃だったんですが、当時の我が国では希少盤の中の特レア作品であり、それを幸運にも知り合いのコレクター氏から聴かせていただき、カセットコピーまでもプレゼントされてから幾年月……、ようやくバブル期真っ只中の1986年になって入手出来た時には、それこそ清水の舞台から飛び降りる心持だった高値も全く後悔しなかったほどの高揚感がありましたですねぇ~~♪
そして直後というか、ちょい後に我が国でCD復刻されるという、本来朗報として歓迎すべき事態には、いやはやなんともの複雑な気分も味わいましたですよ (^^;
ですから、現在では誰もが気軽に楽しめる傑作ですから、夏場の癒しには必須のアイテムであると同時に、通年の愛聴も然るべき1枚というわけです (^^♪
ということで、最後になりましたが、これほど魅力的なワンダ・サが前述したセルジオ・メンデスのグループから抜けた後、ほとんど表舞台から消え去った感があるのは、ど~やら結婚して家庭に入ってしまわれたからだと云われています。
それでも最近ではチマチマとセッション参加のレコーディングも残しているらしいので、楽しみは尽きません (^^♪
あぁ~~、やっぱり夏はボサノバ!
そしてワンダ・サは本当に素敵なんですよぉ~~~♪