OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

これをやれれば、哀しくなんかないっ!

2024-07-31 16:41:57 | 歌謡曲

哀しくて哀しくて / 菅沢恵子 (CBSソニー)

今にして思えば、昭和50年代こそが歌謡曲の全盛時代だったのでしょうか、とにかくオンタイムでも、後追いでも、その頃に作られていた楽曲・音源には今でも懐かしさ以上の魅力がある事は、拙ブログに訪れてくださる皆々様にも共感していただけるはずと、まあ、これは例によってサイケおやじの独断と偏見ではありますが実際、大きなヒットには至らずとも、なかなか素敵な歌や演奏が再発見され続けている現状には嬉しいものを感じております (^^♪

で、本日ご紹介させていただくのは、そんなこんなの個人的裏名曲として愛聴している菅沢恵子のデビュー曲「哀しくて哀しくて」は、いかがでございましょう (^^♪

発売されたのは昭和54(1979)年4月、制作クレジットは作詞作曲:つのだ☆ひろ&編曲:宮本光雄とされる、これがアップテンポでライトタッチの歌謡ロックであり、同時に秀逸なポップス歌謡にも仕上がっているんですねぇ~~♪

なにしろからユニゾンのリードギターがキャッチーなイントロを弾けば、ロッキンソウルなドラムスとベースでツカミはOKですし、耳に残る頭サビから痛快に流れる曲メロのマイナー&メジャーモードの巧みな融合はニクイばかり!?!

そして肝心の菅沢恵子はアルトボイスで無難な節回しを心掛けているのでしょうか、それほど上手い歌唱力とは思えませんが、曲調にはジャストミートの歌いっぷりで、特に中サビからの感情移入はイイ感じ (^^♪

あぁ~~、告白すれば、この「哀しくて哀しくて」は、これまでサイケおやじが入れてもらってきたバンドで幾度もカバーしようと奮闘してはみたものの、リズムセクションのスピード感はトーシロには、なかなか出せるものじゃ~ありませんし、間奏のギターソロも、また然り!

でも、やれたら、気持ちイイに決まってるっ!

―― と思うばかりです (^^;

ということで、主役たる菅沢恵子については知るところも少ないんですが確か……、「スター誕生!」出身でしたから、当初はテレビでも見かけた記憶もあるんですが、あっという間にフェードアウトしてしまいましたですねぇ……。

そ~ゆ~如何にもアイドルらしい存在も、歌謡曲全盛時代を象徴するムーブメントかと思えば、所謂泡沫組が尚更に愛おしくなるのでした。

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熱闘で夜が明ければ

2024-07-30 17:07:01 | サイケおやじの日常

いゃ~~、流石に深夜から夜明けにかけての五輪の熱闘、殊更男子体操とスケボーの大逆転には震えがきましたねっ!

やっぱり、競技は勝ってこその喜びの大きいわけで、ガチンコのオリンピックならではの感動です。

しかし、おかけで本日は眠気と倦怠感に苛まれ、会議中も睡魔と戦うのに必死のサイケおやじでありました (^^;

ということで、これにて失礼させていただきます。

もちろん、これから爆眠モードに突入です (^^;

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真夏に寝巻は不要なり

2024-07-29 17:30:13 | 歌謡曲

パジャマ・じゃまだ! c/w おしゃれフリーク / 成清加奈子 (Japan Record / 徳間ジャパン)

やっぱり……、今夏も猛暑だと感じているのはサイケおやじだけではありますまいっ!?

ですから、すんなり眠りに入れず、まあ……、今はオリンピックや様々なスポーツ中継をテレビ&ネット観戦しながら夜を過ごしているとはいえ、無闇な冷房は体に悪いと云われているので、ほとんどパンツ一丁状態のサイケおやじです (^^;

そして思い出してしまったのが、本日掲載のシングル盤A面収録「パジャマ・じゃまだ!」というのも、自然の成り行きでしょうか (^^;

それは昭和59(1984)年に発売された成清加奈子のデビュー曲であり、当時放映されていたテレビアニメ「うる星やつら(フジテレビ)」のオープニングテーマに用いられていた、これが作詞:康珍化&作曲:林哲司、そして編曲:椎名和夫が作り出したキャッチーなラテンフュージョン系のアイドル歌謡であり、アップテンポで華やかな曲調と語呂合わせ&ダジャレ入れ込みの歌詞の世界を屈託なく歌ってしまう成清加奈子は、正にアイドル王道路線のバブルガムシンガーですよねぇ~~♪

確か、当時の洋楽流行最前線では、こ~ゆ~サウンドをファンカラティーナと称していたはずで、それはライトタッチのラテンファンクと申しましょうか、それはそれで夏向き歌謡にもジャストミートであります (^^♪

ですから、作詞作曲:尾関昌也&編曲:飛沢宏元が提供のB面曲「おしゃれフリーク」が、決してシックを意識したものじゃ~なくて、正統派アイドル夏歌の裏傑作に仕上がっているのも高得点!?

個人的には、こっちも好きなんですよ、サイケおやじは (^^♪

成清加奈子のロリ系ボイス寸前の歌いっぷりがニクイばかりじゃ~ないでしょうか (^^♪

彼女については、あんまり詳しいプロフィールも知り得ていませんが、当時のテレビ歌番組には、それなりに出演されていた記憶がありますし、ミニスカで如何にもアイドルっぽい衣装でフリフリに踊って歌う成清加奈子は、それに加えて、このシングル盤だけでも昭和歌謡曲のアイドル部門では強い印象を残していると思っております。

ということで、冒頭に述べたとおり、オリンピックの競技は流石4年に一度の超ガチンコだけあって、強烈な番狂わせや名勝負が続出し、それを観戦していたら、ますます眠れねぇ~~~!

そんな贅沢も、こんな世知辛い市井の我々には必要と思うばかりでございます <(_ _)>

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街角で涙の彼女は最高

2024-07-28 18:29:56 | 歌謡曲

涙の街角 / 徳永芽里 (CBSソニー)

サイケおやじが大好きな徳永芽里は、セクシー歌謡も歌謡フォークも、それこそ何でも自分色に染め上げて歌う優れた歌謡曲シンガーですので、そんな彼女がソウルフルなソフトロック歌謡を聴かせてくれる傑作トラックをご紹介♪♪~♪

それが本日掲載のシングル盤A面曲「涙の街角」でして、作詞作曲:佐々木勉&編曲:馬飼野俊一が企図したところは、これが発売された昭和45(1970)年3月のムードを今に伝えるポップス歌謡がド真ん中 (^^♪

とにかくミディアムアップでイントロから調子良すぎるホーンセクションに蠢くエレキベース、ライトタッチでありなから重心の低いドラムスが絶好のお膳立てを提供すれば、キャッチーな泣きメロを節回す徳永芽里は、恋の希望が綴られた1番の歌詞を明るく溌溂と歌えば、失意のロストラブが描かれた2番においては、せつなさと悲しさを微妙なセクシーボイスも駆使して聞かせてくれるという流石の表現力が最高ぉぉぉぉ~~ (^^♪

あぁ~~演奏パートにおける芸の細かいギターや転がるピアノ等々も含めて、これは冒頭でも述べたとおり、当時の洋楽流行であったハリウッドポップスのダンヒルサウンドや英国産バブルガムポップスを巧みに取り入れたソウルフルにして、ソフトロックな歌謡曲に仕上がっているのですから、気になる皆様は、そのあたりとの聴き比べにも、思わずニンマリかもしれませんよ (^^♪

ということで、やっぱり徳永芽里はイイですねぇ~~♪

これからも、追々にご紹介は続けさせていただく所存であります <(_ _)>

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B面にときめいて

2024-07-27 19:11:38 | 歌謡曲

PRISONER c/w ときめき通信 / 川村愛 (Century Records)

アナログ盤の魅力のひとつとして、それはA&B面、つまりは表と裏に音源トラックが仕込まれている事だと思っているサイケおやじにすれば、レコードをひっくり返して針を落とすという儀式も楽しみになっております。

それはウリのA面曲が必ずしも自分の好みじゃ~なかったとか、乏しい経済事情の中、せっかくゲットしたんだから、じっくりとブツを楽しみたいという意識の表れでもありますし、殊更前者においては、希望(?)を繋ぐ手段でもあるのです (^^;

さて、そこで本日掲載のシングル盤は、モデルからアイドルシンガーに転身した川村愛が昭和61(1986)年6月に出したシングル盤なんですが、A面に収録された「PRISONER」こそは作詞:SHOW&作編曲:長沢ヒロが、某化粧品メーカーのキャンペーンソングとして彼女に与えた、これがアップテンポの産業ロック系アイドルソングですから、ヒット性は満点のはずが、個人的には……、ど~にも川村愛の声質にイマイチ、相性が良くないという印象で……。

う~ん、こ~ゆ~、打ち込みも使ったフュージョンサウンドとキャッチーな曲メロは、なかなかイケてるとは思うんですが……。

ですから、そんなこんなの気分を胸に前述した儀式を執り行って聴いたB面曲「ときめき通信」が、実に軽やかなミディアムアップのニューミュージック歌謡に仕上がっていた事には浮かれてしまったですよ (^^♪

なにしろ、それは作詞:竜真知子&作曲:林哲司、そして編曲:鷺巣詩郎とクレジットされながら、曲調そのものが、いやはやなんとも、尾崎亜美っぽさが全開という胸キュンムードであり、せつない乙女心が綴られた歌詞の世界に隙間を活かし、絶妙にシンコペイトした演奏パートのアレンジもサイケおやじの好みにはジャストミートの大ホームラン♪♪~♪

いゃ~~、決して上手いとは言い難い川村愛の歌唱力を逆手に活かしたプロデュースも冴えまくりじゃ~ないでしょうか (^^♪

そして、これにシビレたサイケおやじは川村愛が残してくれた他2枚のシングル盤「LOVE…見つめてください c/w 気づいて MY HEART」「パッショナータ c/w KEIKOの恋人」を中古ゲットしてみれば、これが何れもB面トラックがサイケおやじの琴線に触れるという、文字どおりの裏傑作 (^^♪

そのあたりは追々にご紹介させていただく所存ではありますが、気になる皆様は、早速の鑑賞をオススメする次第です。

ということで、世の中、表もあれば裏もあるわけで、どっちの良し悪しなんて、一概には決められないでしょう。

だからこそ、どっちを好むかは十人十色の好き嫌い (^^

そ~ゆ~のを探すのも、楽しみのひとつだと思うばかりです。

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ブルース&ブルースロックに殉じたジョン・メイオール

2024-07-26 17:29:55 | 追悼

The Blues Alone / John Mayall (Decca)

   A-1 Brand New Start
   A-2 Please Don't Tell
   A-3 Down The Line
   A-4 Sonny Boy Blow
   A-5 Marsha's Mood
   A-6 No More Tears
   B-1 Catch That Train
   B-2 Cancelling Out
   B-3 Harp Man
   B-4 Brown Sugar
   B-5 Broken Wings
   B-6 Don't Kick Me

英国ブルースロック創成期から活躍した大御所ジョン・メイオールの訃報に接しました。

説明不要とは思いますが、故人のバックバンドたるブルースブレイカーズにはエリック・クラプトンピーター・グリーンミック・テイラーという、ブリティッシュロックを全盛期に導いた偉大なギタリストが去来した事から、その師匠格として尊敬を集めながら、同時に自らの音楽性が過小評価されていた感が無きにしもあらず……。

実際、ジョン・メイオールと云えば、前述した3人のギタリストの他にも、後にフリートウッド・マックをピーター・グリーンと共に立ち上げたジョン・マクヴィー(b) やミック・フリートウッド(ds)、エリック・クラプトンと共に爆発的な人気と功績を残したクリームのジャック・ブルース(b)、職人肌のプレイヤーだったエインズレー・ダンパー(ds) やキーフ・ハートリー(ds)、ジョン・ハインズマン(ds) 等々、あまりにも有名なプレイヤーを起用し、世に出していましたからねぇ~~、それゆえの反動も確かにあったと思えば、1967年に制作発表した本日掲載のLP「ブルース・アローン」の味わい深さも、なかなか侮れないと思っております。

なにしろ、アルバムタイトルどおり、故人がギター、ベース、ピアノ、オルガン、ハーモニカ、ドラムス等々を多重録音した演奏パートをバックに縦横に歌いまくったセルフリーダー作であり、収録楽曲も、まあ……、どっかで聞いた事があるみたいなところはあろうとも、その自作自演の強みを活かした仕上がりは、ブルースとブルースロックへの愛がみっちり詰まった滋味溢れる裏名盤じゃ~ないでしょうか。

正直、サイケおやじは最初、前述した大物プレイヤーが参加していないので、あまんり期待して聴いたわけではありませんでしたが、一旦針を落としたが最後、ハナからケツまでグッと惹き込まれてしまいましたですねぇ~~ (^^♪

ちなみに、演奏パートは正確には約半数のトラックでキーフ・ハートリー(ds) が助っ人参加してはいるんですが、ソンナノカンケ~ネェ~~!?

―― とばかりに歌い、演奏する故人のブルースロック魂は本物であり、ブルースに対する愛の深さみたいなものを感じてしまうんですよ、サイケおやじは (^^♪

極言すれば、何かしら嬉々としてやっている雰囲気が滲み出た作品集という気さえしております (^^♪

ということで、ジョン・メイオールについてはサイケおやじが稚拙な筆を弄するまでもなく、とにかくも残してくれた多くの音源や映像を楽しむ事によって、自ずと尊崇の念が沸き上がるのであれば、それが故人への供養にもなるんじゃ~なかろうか……。

あまりにもご都合主義の追悼文ではありますが、今は衷心よりご冥福を祈念するばかり……。

ジョン・メイオール、永遠なれっ!

合掌。

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ゲリラ…

2024-07-25 19:06:23 | サイケおやじの日常

急激な雷雨に襲われた後、今度は仕事場のPCにゲリラウィルスが侵入!?

全面的な痛手にはなっていないものの、ゴタゴタ諸々で、本日は失礼させていただきます <(_ _)>

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虚弱系夏歌もイイ感じ

2024-07-24 17:19:05 | 歌謡曲

SUMMER EYES / 菊池桃子 (vap)

アイドルシンガーとしての菊池桃子は決してサイケおやじの好みではありませんが、しかし、昭和59(1984)年7月に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「SUMMER EYES」は、夏歌としても、なかなか気に入っております (^^♪

それは作詞:秋元康&作編曲:林哲司が提供したミディアムテンポの内省的なロストラブソングであり、イントロから力強いドラムスや幾分のエグ味が付いたギターのリフ、そしてキーボードをメインとしたサウンド作り等々、ここだけ聴いていれば、それなりに熱い歌が流され出すはずと思いきや、菊池桃子は歌い出しから例の虚弱系の節回しを全開させる肩透かしで、それが実は非常に心地良いんですねぇ~~♪

メロディラインのせつない展開や胸キュンの歌詞が用意されている以上、ここでの菊池桃子の絶妙の甘え口調、ある意味での泣き節、さらにはナチュラルなカワユサはニクイばかりじゃ~あぁ~りませんかぁ~~ (^^♪

アンチな皆様にとっては、ワザとらしさも鼻に付くところは確かに共感出来るところもございますが、サイケおやじは、そんなこんなも含めて、素直にシビレてしまうのは、我ながら不思議であります (^^;

あぁ~~、こ~ゆ~のも夏歌の王道かもしれませんねぇ~♪

ということで、今年の夏は例年以上の猛暑予想が出ておりますので、覚悟は必要とは思いつつ、逃げ道を探す努力も、これまた必要かという気分です。

そのひとつとして、とりあえず夏向きの音楽を身近に揃えておく所存であります。

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素敵な北ホテル

2024-07-23 17:34:29 | 歌謡曲

北ホテル / 内山田洋とクール・ファイブ (RCA / 日本ビクター)

実は最近の高齢者バンドで練習しているのが所謂ムード歌謡コーラスグループの持ちネタでありまして、それはサックス&フルートを担当するメンバーの新加入という嬉しい状況もあった成り行きとはいえ、やはり皆が大好き♪♪~♪

というのが、本音なんですよ (^^♪

つまり、殊更昭和のムード歌謡コーラスグループは基本的にバンド形態でのハコバンがメインの仕事であり、レコーディングやテレビ出演時にはオーケストラの伴奏助っ人があるにせよ、やはりメンバー各々が楽器を担当出来る音楽的素養がありましたからねぇ~~、必然的にレベルの高いレコードが次々と世に出ていた中にあって、人気実力共にトップクラスの存在だったのが、本日の主役たる内山田洋とクール・ファイブだったというのは、異論のないところと思います。

それは特にリードを歌っていた前川清の圧倒的なボーカルの個性があればこそ、その「しつっこさ」と歌謡曲ならではの情念の節回しは、昭和歌謡曲を代表する味わいとして、不滅の輝きを残してくれましたですねぇ~ (^^♪

ちなみに説明不要とは思いますが、グループとしての内山田洋とクール・ファイブ はリーダーの内山田洋(g,vo) 以下、宮本悦朗(key,vo)、小林正樹(b.vo)、森本繁(ds,vo)、岩城茂美(sax,fl,vo) というのが全盛期のオリジナルメンバーであり、前川清(vo) は後に加わった新参者でしたから、当初はボーヤ=ローディ的な仕事もやらされていたかっ!?

まあ……、そのあたりが如何にも昭和のバンドの実情なんですよね……。

閑話休題。

さて、そこで本日ご紹介するのは、冒頭に述べたとおり、現在入れてもらっている高齢者バンドで鋭意練習中の「北ホテル」をA面に入れたシングル盤で、発売されたのが昭和50(1975)年4月ですから、人気絶頂期の傑作ヒット曲♪♪~♪

それは作詞:夢野めぐる&作曲: 猪俣公章、そして編曲:小杉仁三が、そ~するべくして作り上げた哀しい恋の歌謡曲ですから、前川清のグッとネチッコイ節回しが冴えまくり、せつなさも程好いクールな歌詞の世界が尚更に熱っぽい表現に結び付いているところは、必死の遣り甲斐もあろうというものです (^^;

もちろん、なかなか上手くは出来ないんですけどねぇ~~、それゆえに楽しいというのも、また本音であります。

ということで、一般的にバンドをやっていると、ど~してもロックやソウル等々の洋楽志向になるのは自然の流れだと思いますし、フォークやニューミュージック、あるいはインストをやってしまうのも、また然りという中でも、サイケおやじは、こ~ゆ~歌謡コーラス物をやることには全く抵抗がありませんし、入れてもらっている高齢者バンドの面々も、そんなこんなを理解しているメンバーばっかりというのは、嬉しいかぎり (^^♪

逆に言わせていただければ、だからこそ、サイケおやじは頼み込んで入れてもらった次第ですので、一生懸命にやるだけの気持ははひとつ!

最後になりましたが、「北ホテル」ってのは実在しているらしく、サイケおやじは宿泊した事はありませんが、本日の楽曲「北ホテル」では密会の場所になっているもんですから、なかなか気になってしまいますねぇ~ (^^;

まあ……、そ~ゆ~ラブ・アフェアとは無縁の自分を見つめるばかりではございますが……。

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夏場に聴く春の歌も爽快

2024-07-22 17:12:50 | ニューミュージック

エイプリル・モーニング・ラブ / 森真帆 (ユピテル)

リアルタイムでは、ほとんど注目度も低かったけれど、近年のシティ・ポップのブームという、ニューミュージック再発見運動の最中、裏街道的な人気も高いと云われているのが昭和55(1980)年に発売された森真帆(もりまなほ)の掲載シングル盤A面曲「エイプリル・モーニング・ラブ」です。

なにしろ、これがアップテンポのハリウッドポップス系AOR歌謡に仕上がっておりまして、イントロからキャッチーなホーンセクションと爽やかなコーラスでツカミはOK♪♪~♪

そして如何にも当時のニューミュージックが全開というメロディラインに素直な愛の世界が綴られた歌詞を節回す森真帆のクール&ソフトな声質が実にイイんですねぇ~~♪

そこで制作クレジットを確認すれば、作詞:竜真知子&作曲:林哲司というヒットメーカーコンビに加えて、リズム編曲:永井充男、ホーン編曲:中村哲、コーラス編曲:山川恵津子という、正に当時のニューミュージック界をリードしていた面々の御尊名がっ!

ですから、当然ながら、カラオケパートの演奏メンバーにしても、永井充男(g)、清水信之(key)、鳴瀬喜博(b)、上原裕(ds) という強力リズムセクションの参加がジャケットスリーブ裏に記載されているのは必然と思うばかり (^^♪

しかし、肝心の主役たる森真帆(もりまなほ)に関しては、そこにも当時21歳で、東京都出身云々等々、簡単なプロフィールしか紹介されていません。

それでもシースルーの衣装に身を包んだ彼女のお姿が拝めるジャケ写は、ありがたやぁ~~~ (^^♪

実は後で耳にした話ではありますが、ど~やら彼女は裏方で活動していたシンガーであり、ボイストレーナーとしても知られているらしいですよ。

う~ん、だとしたら、サイケおやじは、これっきりしか所有していない彼女のレコードではありますが、他にも歌声が楽しめる音源が残されているはずですよねぇ~~♪

ちなみに掲載盤は相当以前に中古ゲットしたブツで、サンプルの見本盤なんですが、告白すれば、最初はジャケ写の雰囲気に幻惑されての入手でありました (^^;

ということで、繰り返しますが、最近のシティ・ポップのブームから、彼女の音源がデジタル復刻されているのならば、嬉しいですし、皆様にも、お楽しみいただきとうございます <(_ _)>

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