OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

雑然としてい…

2022-01-31 19:38:26 | サイケおやじの日常

仕事が終わりそうもないので、本日の1枚は休載させていただきます <(_ _)>

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いづみ朱子で至福

2022-01-30 18:16:04 | 歌謡曲

机の上に忘れな草を / いづみ朱子 (CBSソニー)

長年探索していたレコードに出会う幸せは、愛好者の皆様であれば必ずや共感していただけるものとして本日ご紹介するのは、いづみ朱子が昭和49(1974)年に出した、おそらくは「泉朱子」から「いづみ朱子」になった最初期の1枚と思われるシングル盤です。

そして収録A面曲「机の上に忘れな草を」は作詞:岩谷時子&作曲:いずみたく♪♪~♪

という嬉しくなってしまう制作クレジットへの期待を裏切らない、これが素敵な歌謡フォークの決定版で、いづみ朱子のソフト&メロウな声質と節回しが存分に活かされた傑作に仕上がっていたんですねぇ~~ (^^♪

なにしろ、イントロに彼女の独白節を用い、テンポアップしたテーマメロディに入ると、持ち前のアルトボイスでせつなくも甘い大人の恋愛模様と別れの情景を歌ってしまうんですから、たまりません (^^♪

そ~ゆ~ところを存分に引き出す大柿隆のアレンジも秀逸で、フォークロックなギターやドラムス、ソフトロック風味のストリングスやパーカッション、さらにはドライヴするベースの程好いグルーヴ感があればこそ、湿っぽい歌謡世界が素直に心へ沁み込んで来るんですよねぇ~~♪

いゃ~~、いづみ朱子、最高ぉぉぉぉ~~~!

と、そんな至福に本日は感謝です (^^♪

ということで、掲載したシングル盤は、なんとっ!

かなり以前に某ネットオークションで纏め落札出来たアナログ盤の山の中に紛れていた「お宝」で、それを今頃になって整理していたら……!

というバチアタリをサイケおやじは深く反省している次第です (^^;

う~ん、もしもコロナ禍蔓延が無かったら、本日自宅でレコードの片付なんかしなかったと思えば、神様の御導きに感謝であります。

そして、これからも趣味に生きる精進を重ねる覚悟を強くするのでした。

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ハットバのコサメに癒される

2022-01-29 17:23:45 | 歌謡曲

波止場エレジー / 金井克子 (CBSソニー)

さて、由美かおると云えば、金井克子という所謂「レ・ガールズ」コネクションを思い出さずにはいられないのがサイケおやじの本性であり、それは同世代の皆様にも共感していただけるものと確信する独り善がりから本日取り出したのが、昭和49(1974)年2月に発売された掲載のシングル盤です。

いゃ~~、まずは何と言っても、このジャケ写ポートレートのクールビューティというか、もしかしたらプラスチックファンクに大アップされた金井克子の面立ちに圧倒されてしまいますねぇ~~ (^^;

そして収録A面曲「波止場エレジー」が曲タイトルからして、如何にもベタベタの演歌節と思いきやっ!?

作詞:有馬三恵子&作編曲:川口真が彼女に与えたのは、黒人ゴスペルのフィーリングも滲み出た、なかなかオシャレなソウル歌謡であり、ミディアムスローの曲調に附されたアレンジには力強いソウルフルなピアノやドライヴするベース、加えて「らしい」ホーンセクションが用いられ、何よりもニクイのがブラックなコーラスに冷めた息遣いの金井克子のボーカルが最高に素晴らしいんですねぇ~~ (^^♪

このあたりはサイケおやじが稚拙な文章力では表現不可の領域ですから、皆様にはぜひとも、一度は聴いていただきたい名曲名唱と強くオススメですっ!

う~ん、やっぱり昭和歌謡曲って、最高ですよねぇ~~♪

そんな当たり前の真実を再認識させられる事、請け合いなのが金井克子の「波止場エレジー」でありますっ!

ということで、ついつい本日は力んでしまいましたが、こ~ゆ~素敵な歌を聴いていると最近の憂さも幾分は晴れますねぇ~~ (^^♪

あぁ~~、心は小雨の桟橋へ ♪

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あまえる彼女は猫顔で

2022-01-28 17:35:43 | 歌謡曲

あまえ / 由美かおる (ミノルフォン)

掲載したのは、昭和52(1977)年に発売された由美かおるのシングル盤なんですが、やはり特筆すべきは、この大アップのポートレートを使ったスリーブデザインの魅力でしょうか、少なくともサイケおやじは、そ~思っています (^^ゞ

それは「猫顔」マニアという自らの性癖を満足させるものでもあり、また……、微妙な白痴美的な魅力を彼女に感じているサイケおやじであれば、これも所謂「ジャケ買い」趣味による1枚であります (^^ゞ

で、肝心のA面収録曲「あまえ」は、作詞:春野うらら&作曲:遠藤実という制作スタッフが手掛けたにしては、当たり前過ぎというか、楽曲そのものが正統派歌謡曲保守本流の「別れ歌」になっており、ミディアムテンポの泣きメロを彩る京建輔のアレンジにしても、ちょいと面白味が足りない雰囲気は……。

ところが、流石は由美かおる!

曲タイトルの「あまえ」を絶妙に体現した、彼女だけの白々しい(?)節回しが冴えまくり ♪♪~♪

そんなふうに書いてしまえば、完全なる贔屓の引き倒しになるやもしれませんが、こ~ゆ~曲調の歌謡世界には、あんまりベタベタした演歌節は逆に不釣り合いじゃ~ないでしょうか?

懇ろな女心の未練を演じる由美かおるってのも、なかなか素敵だと思ってしまいますねぇ~ (^^ゞ

ということで、告白すれば本日、これを取り出したのは、先日の日吉ミミの大アップポートレートに触発された故の事で、なんとっ!

この頃の由美かおるのシングル盤には、同系の大アップジャケットが何枚も存在している事を再認識させられました。

う~ん、やっぱり「猫顔」が好きですっ!

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この人だぁ~れ part-61:井手せつ子

2022-01-27 19:27:20 | 歌謡曲

うらおもての街 / 井手せつ子 (日本コロムビア)

井手せつ子については、不勉強で知るところもありませんが、昭和50年代の中古盤屋には彼女のレコードがゴロゴロしていた現実に遭遇しておりますので、おそらくは人気と実力は業界内でも評価されていたものと推察し、試しに最初ゲットしたのが、本日掲載のシングル盤でした。

発売されたのは昭和42(1967)年9月で、その頃には「歌うミス平凡」というウリがあったらしいんですが、この「平凡」というのは当時、集英社の「明星」と並んで売れていた芸能誌でありましょう。

すると彼女は、「平凡」主催のミスコンをきっかけに芸能界へ入った期待のニュースタアだったんでしょうかねぇ~~!?

まあ、それはそれとして肝心の収録A面曲「うらおもての街」は作詞:関沢新一&作曲:山路進一とクレジットされた小唄調のジャズ歌謡と申しましょうか、ミディアムアップで矢鱈に調子の良い演奏パートではギターやブラスが憎めないキメを演じていますし、例によってホロ苦い人生の機微が綴られた歌詞の哀歓をなんとっ!

シャックリ唱法も交えて節回す井手せつ子のボーカリストとしての資質は、なかなか不思議な魅力がありますし、こ~ゆ~歌い方をされると、歌詞の世界で翻弄されている女主人公は、しぶとい生き様を貫いている気にさせられてしまいます (^^;

う~ん、これが昭和40年代の歌謡曲保守本流の底力だったと思えば、似て非なるレコードが夥しく作られいたのもムベなるかな、歌謡曲という日本文化の汎用性さえも証明されてしまうんじゃ~ないでしょうか?

もちろん、そんなこんなのサイケおやじの屁理屈とは別次元の魅力が既に存在しているわけですが…… (^^;

ということで、もはや公私全てが嘆き節に直結している現在ではありますが、少しでも和みや安らぎを求める努力は必要かと思っております。

十人十色ではありますが、サイケおやじにとっては、過去への旅路が救いであり、裏も表も、そこに収斂していく気分であります (^^;

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彼女に人生を見つめられ

2022-01-26 19:27:46 | 歌謡曲

ひとの一生かくれんぼ / 日吉ミミ (ビクター)

昭和45(1970)年に放ったメガヒット「男と女のお話」が、あまりにも有名過ぎるもんですから、他にも幾多残された日吉ミミの名曲名唱が忘れられがちなのは、残念でなりません。

例えば昭和47(1972)年2月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「ひとの一生かくれんぼ」も、その隠れ傑作として、彼女のファンには認知されていながら、今となっては八代亜紀のカバーバージョンばかりが知られているのは、これ如何に!?

それは作詞:寺山修司&作曲:田中未知が書いた、やるせない人生の哀歌であり、せつなさと絶望と諦観が入り混じった歌謡世界を日吉ミミが、あの独特のエグ味が強い声質で節回せば、聴いている我々もズブズブに引き込まれてしまう、その裏街道の生き様に自らを重ね合わせざるを得ないほどでしょう。

ですから、ここでのイントロのギターソロが流れて来た瞬間にゾクリとさせられる焦燥感には、何時も完全降伏させられ、いよいよ歌い出される主題のハードボイルドなフィーリングには、昭和歌謡曲ならではの魅力があるんですねぇ~~♪

ちなみにバンドであれ、歌伴であれ、楽器をやっていて特に気持ちがイイのは、その楽曲のイントロでリードを弾く事かと、サイケおやじは思っていますので、この「ひとの一生かくれんぼ」のギターによるイントロメロディをコピーした事も告白せねばなりません (^^;

実際、このフレーズとコード進行の流れは、ひとつのスケールとして出来上がっていますので、ツボさえ押さえられれば、どこまでも長~く引き延ばして弾けますし、例えば「網走番外地」のテーマ曲にも応用出来る事は、言わずもがなでしょうか (^^;

閑話休題。

そして、この歌にして、このジャケ写デザインの強引さも強烈で、完全に昭和40年代のメイクが確認出来る彼女の大アップポートレートは、永久の不滅を強く印象づけるものと思うばかりです。

正直、日吉ミミの楽曲&歌唱は、アルバム1枚を通して聴くのが苦しくなるほどのアクの強さが賛否両論であるだけに、こ~したシングル盤中心の聴き方がオススメなのかもしれませんねぇ~~、サイケおやじは、その方が好きですが、だからこそ、コンプリートでアナログ盤シングルを蒐集したいと決意している次第です (^^;

ということで、人生は常に他人の思惑や運命の機微に翻弄される自分があってこそ、確認(?)出来るものじゃ~ないでしょうか。

う~ん、この歌を聴きながら、日吉ミミに見つめられていると、そんなふうに思うのが自然なんでしょうか……。

答えは、如何に (^^;

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明日からの

2022-01-25 19:55:30 | サイケおやじの日常

大一番に備えて、準備に忙殺されておりますので……。

本日の1枚は休載、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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追悼:ドン・ウィルソン

2022-01-24 19:29:14 | 追悼

Feel So Fine / Don Wilson (Liberty / 東芝)

偉大なるベンチャーズの創始者であるギタリストのドン・ウィルソンが天国へ召されました……。

もちろん、故人は高齢ですし、既に現役からは退いていましたので正直、何時かは……、という思いはありましたが、やはり……、それが現実になってしまうと、悲しみや喪失感に圧し潰されそうです……。

故人の業績については、とてもとても語り尽くせるものではありませんが、やはりドン・ウィルソンと云えば、「テケテケ」でありましょう。

良く知られているとおり、件の「テケテケ」は決してドン・ウィルソンのオリジナルな必殺技(?)ではありませんが、もしもベンチャーズで、あの「テケテケ」を故人が弾かなかったとしたら、昭和40年代からの我が国に絶大な影響を及ぼしたエレキブームは到来せず、エレキインストが流行っていたとしても、それは一過性の洋楽ヒットで終わっていたという推察は易いじゃ~ないでしょうか?

極言すれば、日本の大衆音楽事情・歴史は間違いなく別なものになっていたと、サイケおやじは強く思っています。

また、ベンチャーズでのギタリストとしての役割はサイド&リズムを一貫して弾いていた、所謂「縁の下の力持ち」であり、しかし故人がそれをやり続けていたからこそ、リードギターが誰に替わろうとも、所謂「ベンチャーズサウンド」は不変だった事は言わずもがな、古来から黒人音楽の優れたバンドには、カウント・ベイシー楽団のフレディ・グリーンやジェームス・ブラウンのバンドに去来した幾多のギタリストの誰もが、天才的なリズムギターを弾いていた事実に鑑み、黒人音楽から派生したロケンロールのバンドにも、優れたリズムギターを聞かせた名人は数多登場し、ストーンズのブライアン・ジョーンズやビートルズのジョン・レノン等々は殊更有名なわけですが、それも当時はライブステージの現場に高出力のPA装置なんてものが無かったところから、エレキであっても、リズムギターの存在こそが、エレクトリックなバンドを成立させる必須の条件だったんですねぇ~~。

だからこそ、ドン・ウィルソンは強い印象を残すリズムギターを存分に披露し、我々をエレキバンドの虜にしてしまったわけです。

で、その中でもサイケおやじが名演と思うのは、4&8ビートが混在する「Caravan」のリズムギター、また「Wipe Out」でのツイン&トリプルリードからリズムプレイに移行するロケンロールがド真ん中のピッキング等々、スタジオレコーディングだろうが、ライブ音源だろうが、とにかく熱いビートをかき鳴らしてくれた故人に感謝!

さて、そこで本日掲載したのは、故人がボーカリストとしても楽しいレコードを作っていたという証拠物件で、我が国では、1965年10月に発売され、ここに収録A面の「Feel So Fine」は忽ちラジオからも流れまくったコミックソング調のヒット曲でして、演奏パートは当時のベンチャーズとされていますが、キメのリフはベンチャーズも「nutty」の曲タイトルで演じている「くるみ割り人形」のロック的変奏からの流用であり、加えてスタジオでのSE効果やテープ操作等々をがっちり使ったアップテンポの仕上がりは、如何にもハリウッドポップスでありましょうか (^^)

もちろん、これはベンチャーズとしてのライブステージでも故人が歌ってウケまくりでしたので、途中の早弾きリードギターとか、リズム的お遊びも含めて、これも堂々のベンチャーズスタイルだと思います (^^♪

そ~ですよ、ドン・ウィルソンはエンタメ感覚にも秀でていた素晴らしいミュージシャンであり、他にもボーカル主体のレコーディングを多数残しておりましたですねぇ~~♪

ということで、実は「ムシの知らせ」と申しましょうか、掲載の私有盤は先日、借りているトランクルームから自宅へ持ち帰り、PCに仕込んでいたという因縁(?)が……!?

あぁ……、ミスター・テケテケ、永遠なれっ!

衷心よりご冥福をお祈りいたします。

合掌。

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無理か…

2022-01-23 19:34:49 | サイケおやじの日常

左肘痛のため、本日の1枚は休載させていただきます <(_ _)>

う~ん、何故だ……。

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立花理佐に疑問の余地無し!

2022-01-22 17:46:38 | 歌謡曲

疑問 / 立花理佐 (東芝)

例によって、立花理佐も、サイケおやじが異郷の地へ島流しにされていた時期に活動していたアイドルですから、全てが後追いで聴いたレコード中で、やっぱり驚いのが本日掲載のシングル盤A面曲「疑問」でありました。

だって、これは凡そアイドルらしからぬハードな歌謡ロックであり、彼女のルックスには不釣り合いとしか思えない仕様が作詞:麻生圭子&作曲:伊豆一彦、そして編曲:中村哲という制作スタッフの確信犯だとしたら、これをデビュー曲としてプロデュースしたレコード会社や所属事務所の思惑は、サイケおやじの想像力を遥かに超越しているですねぇ~~!?!

つまり、良い意味での裏切りが楽しめた事も確かであり、極言すれば曲頭が、なんとなくブラック・サバスの「Paranoid 」っぽく聞こえたりするほどなんですよ (^^;

それほど演奏パートのハードロック指数は高い反面、立花理佐のボーカルには熱量が不足気味で、節回しも「棒読み」っぽいあたりがアイドル歌謡の本質を体現しているのかもしれませんねぇ~~ (^^;

う~ん、もしかしたら、これが世に出た昭和62(1987)年4月には、そんな流れがアイドル業界にあったんでしょうか?

それを思えば、彼女の歌いっぷりには、何処かしら正々堂々としたムードが滲んでいますし、楽曲そのものがテレビドラマやCM等々で使われていたという現実にも曲タイトルどおり、「疑問」の余地なんか無いんでしょう (^^;

ということで、本日も未明から九州地方で大きな地震があったり、コロナ禍では東京で、ついに1万人以上の感染者が確認されたり等々、全く……、やりきれない日常が続いておりますねぇ……。

だからこそ、スカッとした気分を渇望するのが、我々の心の願いでありましょう。

個人的にはハードロック歌謡に、一抹の希望を見出しているのでした。

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