OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

喉に違和感、ちょっぴり痛み

2016-06-30 19:56:44 | Weblog

今日は朝から体調悪くて、今は早く寝たいというのが第一希望なれど、もうひとつ打ち合わせやらないと……。

ということで、本日の1枚は休載、ご理解下さいませ。

夏風邪かもねぇ~~。

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欲しかったんですよ、今になっての懺悔ですが

2016-06-29 18:01:46 | 歌謡曲
そばに来て、ここに来て / 竜エリザ (日本ビクター)
 
その昔、昭和40年代末頃から、殊更ジャズのレコード蒐集家の間でブームになっていたのが、所謂「幻の名盤」という存在でした。
 
もちろんこれは既に廃盤になっていながら、その内容の良さ、あるいは珍しさによって、マニア心が刺激されるという、些か欲望専心主義の流行だったんですが、それが何時しか洋楽や邦楽全般にまで領域を広げてしまい、それゆえに個人差があろうとも、悲喜こもごものあれやこれやは言わずもがなと思います。
 
例えば本日掲載したシングル盤は竜エリザが昭和51(1976)年に出した、おそらくは彼女のキャリアの中では2枚目のレコードかと思われますが、特に作詞:橋本淳&作曲:丹羽応樹、そして編曲:森岡賢一郎が提供したA面曲「そばに来て、ここに来て」が実に哀切感の滲む名曲にして名唱なもんですから、今となっては全く売れなかったのが不思議なほど!?
 
そして中古屋に出ようものなら、今も昔も瞬時に売れていたんじゃ~ないでしょうかねぇ~~。
 
とにかく楽曲云々の前に、彼女の声質と節回しには岩崎宏美っぽさが全開であり、いや、だとしても、これは完全に彼女の美しき個性と魅力♪♪~♪
 
極言すれば、「声」だけでリスナーを魅了してしまうのが竜エリザの真骨頂じゃ~ないかと思うほどです。
 
で、冒頭の話に戻りますが、サイケおやじがこのシングル盤をゲットしたのは当然ながら中古屋の店先であり、しかも同好の友人と一緒であったところから、このブツを間に挟んで信頼関係が悪くなったという、なかなかホロ苦い思い出が……。
 
実は告白すると、この竜エリザが歌う「そばに来て、ここに来て」をサイケおやじに最初に聞かせてくれたのは件の友人であり、それはレコードから針落としのカセットコピーだったものですから、常に猟盤の対象品目になっていたわけでして、本来であればサイケおやじが発見した段階で友人に譲るのが道義のはずが、結局は先に見つけたという大義名分を得て、欲望に走った自分が情けないというか、かなりの後悔モードは今も続いているんですよ。
 
そして皆様ご推察のとおり、少しずつ疎遠になったのは当然が必然、さっぱり音信不通になっての幾年月でした。
 
ところが昨夜、某所で偶然にも顔を合わせ、思えば昭和62(1987)年春以来の邂逅でしたから、サイケおやじは旧交を温めるというよりも、おっかなびっくり、あの竜エリザのブツは?
 
と尋ねてみるのが素直な本音でありました。
 
結論から言えば、サイケおやじが今、こ~して情けない告白を綴っているのですから、友人は今ではきっちり現物を所有しているとの事で、安心するよりは、ますます自らの過去の悪行に身も縮む思いとは、この心境と痛感です。
 
ということで、なによりも「人の道」とは知りつつも、「欲望の宿業」に負けてしまうサイケおやじの気持ちの弱さには、我ながら嫌悪することが度々です。
 
短いようでに長い人生も、これ以上晩節を汚さぬよう、精進を重ねたいと希望ばかりが先行しているのでした。
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渡辺真知子の雨の歌、そしてAORな流行歌

2016-06-28 17:45:43 | Singer Song Writer
恋のフリーウェイ c/w 雨がやむまで待って / 渡辺真知子 (CBSソニー)


すっかり雨の季節になって、しかも世相がザワザワと落ち着かないのであれば、せめて一時の憩いには素敵な「雨の歌」でも聴きたいなぁ~~、と思ってサイケおやじが愛用のPCに入れておいた音源を検索してみれば、真っ先に選ばれたのが本日掲載のシングル盤B面曲、渡辺真知子が歌う「雨がやむまで待って」でありました。
 
いゃ~~、これがソフトなスイング感も心地良い、4ビートのAOR歌謡曲で、しかも彼女の自作によるジェントルでせつないメロディと儚くも優しい女心(?)が滲み出た歌詞、そして言うまでもなく本当に上手い歌唱表現♪♪~♪
 
まさに渡辺真知子の実力と魅力が良く出た仕上がりは、船山基紀のアレンジもジャストミートの成功作であり、これがB面収録というあたりもニクイですよ♪♪~♪
 
ちなみにこのシングル盤は昭和56(1981)年初夏に発売されたLP「Feel Free」からの先行カットだったんですが、アルバムそのものの大きなウリだったのが当時流行のアメリカ西海岸レコーディングであり、それゆえに演奏パートのセッション参加メンバーにはドン・グルーシン(key,arr)、ロベン・フォード(g)、ネイサン・イースト(b)、カルロス・ヴェガ(ds)、スティーヴ・フォアマン(per) 等々の凄腕名手が顔を揃えており、それが堪能出来るのがA面に収録された「恋のフリーウェイ」で、まさにニューミュージックのAOR進化形、つまりは流行最先端のシティミュージックになっているわけで、個人的にもなかなか好きなメロディ展開と如何にも「らしい」ドン・グルーシンのアレンジ、そして幾分イージーな歌詞の中身にもニンマリさせられましたねぇ~♪
 
まあ、今となってはB面曲「雨がやむまで待って」が圧倒的に好きなんですが、それも渡辺真知子が珍しく女の部分を強く出した節回し、平たく言えばフェロモンがジンワリ感じられる歌唱に惹きつけられるからに他なりません。
 
彼女は本当に歌が上手いっ!
 
ということで、そうした和みも瞬時に霧散させられる仕事の厳しさ、誹謗中傷ばっかりの選挙戦、私生活における諸々の欲望との葛藤等々、逆の意味で音楽を聴ける僅かな時間が至福と思えるのでした。
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アッという間の大フィーヴァー

2016-06-27 17:58:11 | Soul
■今夜はブギ・ウギ・ウギ / A Taste Of Honey (Capitol / 東芝)
 
個人的にはマスコミが騒ぎ立てるほど心配していないのが、今回の英国EU離脱騒動による我が国への影響諸々なんですが、もちろんこれはサイケおやじの仕事周辺についてだけの事で、世界の動向を鑑みれば、皆が無条件で浮き足立ってしまうのも、何か往年のディスコで誰でも踊らされてしまうキャッチーなダンス曲が流れた時と似ていると思うのは不謹慎でしょうか。
 
で、そんなこんなを漠然と思い返していたら、そ~だっ!
 
本日掲載のシングル盤A面収録「今夜はブギ・ウギ・ウギ / Boogie Oogie Oogie」なんて曲が、それだったよなぁ~~♪
 
ということで、演じているテイスト・オブ・ハニーはジャケ写からも一目瞭然、ジャニス・ジョンソン(vo,b) とヘイゼル・ペイン(vo,g) の黒人女性コンビをフロントに立てたブラックロックユニットで、とにかく調子の良い歌と演奏が楽しめるのがこの「今夜はブギ・ウギ・ウギ / Boogie Oogie Oogie」なんですが、もちろんそれはジャニス・ジョンソンのしなやかなエレクトリックベースとヘイゼル・ペインのキャッチーなリズムギターがあればこそ、無条件でノセられてしまうファンクロックのシンプルな魔法が全開♪♪~♪
 
既に述べたとおり、これが流行った1978年といえば、ディスコブームのど真ん中、世界中がフィーヴァーしまくっていた頃でしたから、我が国でも老若男女が盛り場のそうした店に集い、お気に入りの曲が鳴りだせば、忽ちフロアに挙って飛び出すという狂熱が発生し、その中でも「今夜はブギ・ウギ・ウギ / Boogie Oogie Oogie」は必殺技の極みつきでありました♪♪~♪
 
ちなみにテイスト・オブ・ハニーは他にペリー・キブル(key) にドナルド・ジョンソン(ds) が入っている自立したバンドであり、参謀役はペリー・キブルだったようですが、実際のステージではサポートメンバーも幾人か参加していますし、当然ながらレコーディングにも助っ人が入っているわけです。
 
しかし、そのライブにおいては、きっちりジャニス・ジョンソンが歌ってベースを弾きまくり、これがなかなかカッコイ~ィ~~♪ さらにヘイゼル・ペインのギターにしても、かなりハードなフレーズを織り込んだりして、そのあたりはアイズリー・ブラザーズっぽいところもサイケおやじの好みなんですよ♪♪~♪
 
正直、ご両人とも、決してテクニシャンではないところが、かえって憎めません♪♪~♪
 
あぁ、今聞いても、忽ち腰が浮いてしまいますねぇ~~♪
 
それでも残念ながらというか、テイスト・オブ・ハニーは、これがあまりにも出来が良過ぎたというか、以降はしばらくヒットが出せず、次に放ったホームランがなんとっ!?!
 
坂本九が世界中で大ヒットさせた「上を向いて歩こう(sukiyaki song)」のカバーであり、それが琴の音色を彩りにしたサウンド作りと和服をアレンジした衣装で歌うという、些かキワモノっぽい企画作だったんですから、たまりませんよ……。
 
もちろん、サイケおやじは好きなんですけどねぇ~~♪
 
お若い皆様はご存じなかった話ではありましょうが、結論として、何時の世にも、その場を否応なく巻き込んでしまう狂熱があったというオチで、本日は失礼させていただきます。
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ビシッと安西マリア

2016-06-26 20:05:08 | 歌謡曲
サヨナラ・ハーバーライト / 安西マリア (日本ビクター)
 
今日は参議院選挙の野党候補者の集会に動員されというか、世知辛い義理で参加したのが本音なんですが、やっぱり代議士になろうとする者の世間知らずを痛感させられましたですよ……。
 
だって、質問コーナーみたいなところで、地域の最低賃金を正確に答えられないどころか、トンチンカンなオトボケ(?)じゃ~、見事にスベッたってやつでしょう。
 
そんな立候補者が日本の景気動向や賃金格差云々、さらにはイギリスのEU離脱は民主主義の勝利であり、安倍政権はこれで終わりだなんて訴えても、それは戯言!
 
呆れかえって、情けなくなりましたですよ。
 
そこで帰りの車の中では常備している安西マリアの音源で憂さ晴らしということで、そんなこんなの気持ちに一番ジャストミートしてくれたのが、掲載シングル盤A面曲として昭和51(1976)年にスマッシュヒットした「サヨナラ・ハーバーライト」です。
 
いゃ~~、なんたってスカッと始まるオーケストラのホーンセクション、そこに厚みを加えるストリングスも強い印象を残しますが、何よりアップテンポで歌いまくる安西マリアの節回しが気持ち良過ぎます♪♪~♪
 
それが作詞:橋本淳&作曲:響わたる、さらに編曲:あかのたちおが狙った欧州系R&Rツイストのブラスロック歌謡応用編であるとすれば、サイケおやじは、これを聞かせてくれる安西マリアの潔い歌唱力に完全脱帽であります。
 
ということで、やっぱり英国UE離脱騒動はサイケおやじの仕事周辺にもジワジワと効いてきて、結局午後からネチネチとしたミーティングに引き込まれ、今は些か暗い気分……。
 
そこでこれから、もう一丁、安西マリアで蘇りの景気づけを画策しているのでした。
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丘のむこうに何がある

2016-06-25 17:15:36 | Rock
丘のむこうに / Led Zeppelin (Atlantic / ワーナーパイオニア)
 
昨日発表されたイギリスのEU離脱という国民投票結果は即刻、世界の各方面が敏感に反応せざるをえない状況であり、それを冷静に判断しようにも、その時間が逆に不安というが本末転倒の次第じゃ~ないでしょうか。
 
もちろん、寸刻を争う取引とか政治経済における駆け引きは絶対に必要ではありますが、悪戯に騒ぎ立てるようなマスコミの先導的報道に踊らされるのも、これまた愚の骨頂のような気がします。
 
基本的には他人の家庭事情に左右されるようなものでもあり、あれやこれやの詮索と先入観によって、浮き足立ってしまう事は避けるのが賢明というのが、現在のサイケおやじの心境です。
 
第一、我が国の経済力は、そんなに脆弱ではありませんし、当然ながら様々な予測に基づいた備えは常日頃からやっているのが日本という国家の力の源でありましょう。
 
また、それがあるからこそ、様々な国難苦境を乗り越えられてきたんだと思います。
 
しかし、それにしてもイギリスがここまで世界に影響を及ぼしたというのは、本当に久々って感じですよねぇ~~。
 
思い返してみれば、二十世紀のイギリスでは最大の産業がロック、つまりビートルズが登場して世界を席巻した1960年代中頃からの20年間ほどは、所謂ブリティッシュロックが業界のトップランナーであったわけで、莫大な外貨を稼ぎだしていた現実は今や歴史!
 
特に1970年代のロック界は、英国勢の活躍があってこその活況だった事は今更言うまでもないでしょう。
 
さて、そこで本日掲載したのはブリティッシュロックを代表するトップバンドだったレッド・ツェッペリンが1973年に出したLP「聖なる館 / House Of The Holy」から最初にシングルカットされた1枚なんですで、サイケおやじは殊更A面曲「丘のむこうに / Over The Hills And Far Way」に今回のイギリス独立帰還(?)騒動が妙に被っているイメージを喚起させれます。
 
まあ、曲調そのものはアコースティックギターの伴奏でカントリー&フォーク風にスタートするシミジミソングでありながら、途中からは十八番のハード路線に踏み込み、様々な音楽的要素をゴッタ煮にしたプログレ風展開も演奏パートには散見されるという、如何にもこの時期のゼップらしい仕上がりなんですが、歌詞の中身がラブソングでもあり、人生の探究でもあるらしい、なかなか個人主義の哲学的真理を追い求めているみたいな、そんな感じが飽きないで聴ける秘密かもしれません。
 
 愛しい女よ
 しばらく一緒に歩いて欲しい
 おまえは たっぷりとした愛情に満ちた存在
 
 何度も考えてみた
 誰もが多くの悟りを必要としているんじゃ~ないかと
 
 「かもしれない」という言葉は
 後々に疑問を残すだけ
 残された疑問は
 本来知っておくべき事だった
 
等々、独りにせよ、友や恋人と一緒にせよ、この世は行くも地獄、残るも地獄という境涯から抜けられないのであれば、未知の領域を目指して歩むのもそれなりの人生なのか……?
 
なぁ~んてことを、この「丘のむこうに / Over The Hills And Far Way」を聴きながら、サイケおやじは漠然と考えさせれてしまうんですよ。
 
そして現在のイギリスだって、あれだけ僅差の投票結果であれば、当然ながら今後は順風ではないという推察も易く、しかしどちらに傾いても決して後戻り出来ないのも、この世の真理でありましょう。
 
ということで、慌てる乞食はなんとやら!
 
とりあえず日本人であれば、焦るのは禁物かと思います。
 
冷静な情報収集と状況判断もまた、この世の必須ですから。
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結果は結果として

2016-06-24 19:50:00 | Weblog

嫌な予感はしていましたが、やはりEUからの英国離脱には少なからず衝撃を受けました。

もちろん仕事はゴッタ煮状態になり、今の今まで、あれやこれやの相談続き……。

とりあえずサイケおやじの仕事には直接的な影響を受けないところが、逆に先が見えないという危険性に満ちています。

あぁ~~、落ち着かないなぁ~~~。

 

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サーカスの和みのコーラス

2016-06-23 19:46:13 | 歌謡曲
Mr.サマータイム / サーカス (アルファ)
 
すっかり雨の季節ですが、何処の国にも「雨の歌」があるように、それが「夏への扉」となるのであれば、なかなか素敵な歌が多いのも納得してしまうサイケおやじです。
 
と、実は大好きなロバート・ハインラインの同名SF小説みたいな書き出しになってしまいましたが、さて、そんな季節であればこそ、サーカスが昭和53(1978)年初夏~秋にかけて大ヒットさせた本日ご紹介のシングル盤A面曲「Mr.サマータイム」はジャストミート♪♪~♪
 
なにしろ男女2人ずつ、4人組のコーラスグループという形態は当時の我が国では珍しく、しかも洋楽に大きく傾いた歌唱スタイルがとてもオシャレだったんですねぇ~~♪
 
しかも楽曲そのものが、実は作詞がピエール・ドラノエ、そして作曲が沢チエの「恋のブガッティ」でお馴染みの(?)ミシェル・フーガンによるフレンチポップスであり、それを訳した竜真知子の日本語詞の中身が女性の不倫を強く思わせるというのであれば、そんな生臭みを露わにしないコーラスハーモニーを導くアレンジはジャズ&フュージョン畑の前田憲男が良い仕事です。
 
極言すれば、これはニューミュージック世代のムード歌謡コーラスであり、洋楽カバーのポップス歌謡でもあるわけで、だからこそ昭和歌謡曲の世界で大ヒットしたんだと思うわけですが、いかがなものでしょう。
 
ちなみに演じているサーカスは叶正子、叶高、叶央介という姉弟に従姉の卯月節子という所謂ファミリーグループというのも、なかなか素晴らしいコンビネーションの秘訣でありましょうか、しかしデビュー前後、そして現在に至るまで、何度かのメンバーチェンジがあって、その詳細をサイケおやじは把握していませんので、プロフィールのご紹介は、ここまででご容赦下さい。
 
それでもサーカスはヤマハ系の出身で、一応の前身は叶正子が参加していたピーマンだったという正体は有名だと思います。
 
また、この「Mr.サマータイム」は某化粧品メーカーのCMタイアップ曲であり、プロデュースしたのが元パイシスのポール岡田=長岡和彦というのも美しき流れ♪♪~♪
 
しかし、ここまで素敵なコーラスと楽曲を演じたサーカスのシングル盤ジャケ写が、いやはやなんとも、素っ頓狂なイメージだったのは、リアルタイムのサイケおやじにとっては衝撃でありましたよ。
 
ところが、これは当時のサーカスのライブギグに接してみれば、これまた納得するしかないというか、そのオシャレなイメージとは裏腹にオトボケなステージトークやコミックソング紛いの演目までもやっていたんですから、芸能というジャンルは奥が深いです。
 
もちろん、それはグループとしての実力が確かであった証明でもあるわけで、卯月節子が結婚するとかで抜けた頃からソロ活動も本格化させていくメンバー各々の個性でもあったように思います。
 
そして現在でもサーカスは異なる顔ぶれで存続しているのですから、妙に(?)気になりますねぇ~。
 
ということで、明日はちょっぴりヘヴィな仕事も待っていますが、これまた妙に心が軽いというのはサーカスの音源をあれやこれやと聴いているからかもしれません。
 
うむ、ニューミュージックも万病(?)に効くのかもしれません。
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こ~ひ~くださぁ~~い

2016-06-22 17:06:13 | Weblog

旅の途上、移動中なので、本日の1枚は休載、ご理解下さいませ。

さっきまで飛行機が揺れまくって、久々に冷や汗でした。

あぁ~、珈琲が美味いのが信じられない救いです。

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去る者に捧げる歌

2016-06-21 18:06:47 | 歌謡曲
部屋を出てください / ピーマン (ワーナーパイオニア)
 
舛添のバカヤローな騒動は案の定、世界中で笑われ話になっていて、サイケおやじが訪れた街でも昨日の都庁退出は食い逃げの如く報道されていたんですから、いやはやなんとも、恥ずかしいかぎりでした。
 
まあ、一言も発せずに遁走した事については、今更何を言っても説得力なんかありゃ~しないわけですから、首尾よく退職金諸々を懐に入れてしまえば、まさに「沈黙は金」って事を実践実証してみせたんじゃ~ないですかねぇ~~▼×▼
 
もしもあのヤローに最後の矜持があるんだったら、税金から捻出された俸給&報奨は辞退するのがダンマリを決め込む男の生き様じゃ~ないのかっ!
 
と、本日もサイケおやじは憤懣に任せて言いたい放題ということで、そんな気分にジャストミートなのが昭和49(1974)年にピーマンが出した本日掲載のシングル盤A面曲「部屋を出てください」です。
 
諸事情から全てを書くわけにはいかないんですが、とにかく最初の一節、
 
 どうもありがとぉ~~
 部屋を出てくださぁ~いぃぃ~~
 
という辛辣な引導がピーマンならではの爽やかなハーモニーで歌い出されれば、後はそのまんまラストまで、騒動勃発以降、昨日の逃走劇に至るまでの卑小な舛添には、これほどビシッと打ち込まれる歌詞はありませんよっ!
 
ちなみに作詞作曲は上岡健二、アレンジは船山基紀による曲調の仕上がりは、見事にエジソン・ライトハウス調なんですから、これまたニクイばかり♪♪~♪
 
どうぞ気になる皆様は、お気楽にお楽しみ下さいませ。
 
そして、これを聴いて笑ってしまうか、あるいは憤慨するかはサイケおやじの幼稚な推察の及ぶところではありませんが、こんな時にも汎用性の高かったのが昭和歌謡曲の素敵な効用でありましょう。
 
ということで、情けない奴の後に選ばれるのが誰にしろ、もうこれ以下って事は無いと信じたいものです。
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