■ちょっと淋しい春ですね / いしだあゆみ (日本コロムビア)
明日からは所謂ゴールデンウィークという春の連休がスタートするわけですが、コロナ禍に侵食された世の中にあっては逼塞を余儀なくされ、決して浮かれる気分には程遠い皆様がほとんどでしょう。
そんな状況が我が国において、ほとんど1年は続いているわけで、それなのに為政者どもの無策無能には呆れ果てている国民が、これまたほとんどでありましょう。
例えば現在、国が躍起になって高齢者に進めている例のワクチン接種にしても、予約電話が真面に繋がらず、またネット予約の体制も整っていない中で、大規模接種会場の設営なんて事ばかりをアピールするあたりはボンクラ丸出し!
まずは予約電話やネットでの受付をすんなり出来る様にするのが、先決でしょう!
また、件の予約券にしても、記載されている「識別番号」らしきものが極小の文字ですから、高齢者には判別が困難という現実を全く考慮しなかった愚行が、如何にも木っ端役人の仕事ですねぇ~~!?!
そして医療体制が逼迫している現状でのワクチン接種には当然、医師と看護師が大勢携わらなければならないところへ、なんとっ!
東京オリンピック開催で参加する選手やスタッフのために看護師を5百人以上、確保してくれという、トンデモ要請が出てしまうんですから、呆れ果ててしまったですよ (>_<)
まあ、このあたりは東京オリンピック中止への布石というか、プロレス業界における「アングル」という見方も成り立ちはしますが、でもねぇ……。
とにかく現在の為政者や役人どもの無能ぶりは極まっているとしか思えず、しかし、誰も代わりのリーダーになろうとしない本音が見事に表出しているんですから、市井の我々はヤケッパチになって遊興したくなるのも当然ですし、人出が減少しないのも、そのあたりに一因があるんじゃ~ないでしょうか?
いゃ~~、本当に黄昏た春ってやつで…… (+_+)
ということで、そんなこんなの気分から本日ご紹介するのは、いしだあゆみが昭和52(1977)年4月に出した掲載のシングル盤A面曲「ちょっと淋しい春ですね」なんですが、もちろん選曲理由は曲タイトルに由来しているというだけの話です (^^;
しかし、それはそれとして、作詞:橋本淳&作曲:筒美京平、そして編曲:森岡賢一郎という、正に昭和歌謡界黄金のヒットメーカートリオが製作スタッフに名を連ねた仕上がりは抜群で、全体的には幾分抑揚の無いメロディラインが実は、いしだあゆみ独特の鼻声的な節回しにはジャストミート! 個人的には「ブルーライトヨコハマ唱法」なぁ~んて思っているんですが、もちろんここでもミディアムアップの曲展開で、それがクッキリ ♪♪~♪
特にサビでの力の入った歌いっぷりからラストのコーダーにかけての虚無感っぽい余韻は、いしだあゆみの個性が全開していると思います (^^♪
あぁ~~、このハイキー調のジャケ写もイイ感じですねぇ~~♪
ということで、本日も感染拡大の数字が発表され、これは終息なんてことがあるのか?
そんな不思議と不安な気持ちの二重奏であります。
だいたい国が推し進めるワクチン接種にしても「高齢者優先」という掛声の裏には「高齢者を使ったワクチン副作用の人体実験」が企図されている事もミエミエですから、そんなの周囲の状況を見てから受けようとする人達だって大勢存在するわけで、その意味においては予約が困難という現状も悪くないのかもしれません。
サイケおやじとしては、昨年師走にインフルエンザ予防のワクチンを受けている所為でしょう、風邪になんか全く罹患せずに今日まで来ていますから、今回のコロナウイルスのワクチンだって、ずぅ~っと後でもいいやっ!
てな、気持ちなんですよ。
それに周囲皆がワクチンで予防していれば、自分は大丈夫なんじゃ~なかろうか?
なぁ~んていう半可通な思い込みもあったりして (^^;
とにかく、ここまでコロナ禍が悪化の一途なんですから、国家の思惑に翻弄されず、自らの気持ちを強くする事が大切だと、そんなふうに思うばかりです。