OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

マイクロソフトのアップデイトは困りもの?

2020-11-30 19:44:40 | Weblog

ということらしくて、私用のPCが作動反応しなくなりました…… (>_<)

しょ~がないので、昔のマシン、セブン搭載機を引っ張り出してきましたですよ (^^;

動いてくれるといいなぁ~~~。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕等の街のジョニー・リバース

2020-11-29 19:16:25 | Rock

僕等の街 / Johnny Rivers (Imperial / 東芝)

アイドルシンガーが大人の歌手へと転身する場合、それなりに成熟(?)した楽曲が必要となるのは言わずもがな、それは必ずしも成功するとは限らない、危うい「賭け」にもなっているんですが、しかし、当たればデカいっ!

本日のお題は、その一例として、ジョニー・リバースが1966年に放った大ヒット「僕らの街 / Poor Side Of Town」です。

ご存知のとおり、ジョニー・リバースはエレキギターをメインにしたR&Rスタイルを得意とするアイドルシンガーであり、「Memphis」「Maybellene」「秘密諜報員 / Secret Agent Man」等々のヒットを出しつつも、やはりビートルズやボブ・ディラン等々の社会現象時な大ブレイクに影響されたのでしょうか、自らレコードレーベルや音楽出版社を設立し、才人プロデューサーのルー・アドラーと共に西海岸ロック&ポップスを主導せんとする活動を本格化させたのが、1966年頃でした。

そしてフィフス・ディメンションやソングライターのジミー・ウェッブ等々を世に出したのは大きな功績となり、ついに自らもチャートトップの大ヒットになった「僕等の街 / Poor Side Of Town」を製作するのですが、これがジョニー・リバースとルー・アドラーの共作とクレジットされている事は当然でありながら、今では既定の裏話と申しましょうか、実は本当の作者は前述のジミー・ウェッブ!?!

そんなこんなも、ハリウッドばかりじゃ~ない、芸能界独特の掟(?)みたいなものがあるんでしょう。

おそらくは以降のルー・アドラーとジミー・ウェッブの関係性を鑑みれば、ある種の恩義を返したところかもしれませんが、しかし、それはそれとして、とにかくジョニー・リバースが歌った「僕等の街 / Poor Side Of Town」は素晴らしい仕上がりのソフトロック、あるいは白人ソウルミュージックであり、歌詞の意味の深層までは明確に分からずとも、その胸キュン性感度の高さは絶品 ♪♪~♪

それはミディアムテンポで疑似ボサロック調のリズムにフックの効いたメロディ、さらには深みのあるコーラス&ストリングスのアレンジ、加えて思わせぶりも程好いジョニー・リバースの節回しが絶妙にブレンドされた極上のポップスであり、ヒット曲の要件のほとんどを満たしている傑作と思うばかりです。

で、この演奏に関わったリズムセクションはテミー・テデスコ(g)、ラリー・ネクテル(p,key)、ジョー・オズボーン(b)、ハル・ブレイン(ds)という、ハリウッドにおけるスタジオセッションの世界ではお馴染みの面々であり、殊更ルー・アドラーがお気に入りの起用メンバーとして、夥しいレコードディングを残した相性の良さがあればこそ、アレンジにはマーティ・ペイチ、フルートにはバド・シャンクというモダンジャズ系の人脈が動員されているところにも、新時代のポップスが感じられる様に思います。

また、印象的なコーラスはクリスタルズの影武者(?)も演じていたダーリーン・ラブ、ファニータ・ジェームズ、そしてジャン・キングという顔ぶれのブロッサムズという事も嬉しいばかり♪♪~♪

つまりは西海岸ポップスの温故知新が凝縮された感があるんですねぇ~~♪

こ~した成果は同時期に製作発売されたジョニー・リバースのLP「チェンジス」全篇でもお楽しみいただけますので、この「僕等の街 / Poor Side Of Town」が気に入った皆様ならば、必聴かと思います。

ということで、ジョニー・リバースは日本では過小評価気味ですし、地元アメリカにおいても、ゴーゴースタイルのオールディズスタアという扱いも確かに残っている様ですが、1960年代後半からの活躍も決して侮れるものではありません。

もちろん、サイケおやじとしては以前も書いたとおり、ジョニー・リバースのシンプルにしてイカシたギタースタイルを必死で真似したほどに大好きなミュージシャンという理由があるにせよ、1960年代後半から吹き込まれたレコードをじっくりと楽しむという快感にも、実はどっぷり (^^♪

好きな歌や演奏を仕込んだデジタルファイルを常に車やスマホ等々に置いているほどです。

あぁ~~、もっともっと我が国でも人気が出ると嬉しいんですがねぇ~~~♪

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リモートでバンドやろうぜっ!

2020-11-28 19:38:11 | サイケおやじの日常

ということで、先ほどからリモートでワイワイやっるっても、なかなか楽しいです (^^♪

でも……、ヘッドホンがイマイチで、音は途切れても、認識しなくても、画面だけは動き続けているのは、これ如何に!?

まあ、新しい挑戦として、仲間たちも頑張っているんで、サイケおやじも後れを取るまいという気持ちでございます。

上手くいったら、ネットに出すって話は、ご勘弁を (~_~;)

失礼致しました <(_ _)>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あほんだらなグルーヴでブっ飛ばせ

2020-11-27 19:24:17 | 歌謡曲

■ホンダラ行進曲 / ハナ肇とクレージーキャッツ (キングレコード)

昨日は失礼致しました <(_ _)>

さて、あらためて言うまでもありませんが、現在のコロナ禍は拡大の一途でありながら、為政者どもの無責任ぶりは目に余ると申しましょか、責任転嫁と保身ばかりが目立つところにマスコミも同調している雰囲気が濃厚とあっては、我々も覚悟を決めねばなりますまいっ!

つまりは、お気楽か、神経質か?

極言すれば、そんな二者択一だって成立しかねないのが現状だとしたらの、せめてサイケおやじは……、お気楽に構えていたいという事で、昨日のロングドライヴの車中ではクレージーキャッツのCDをフル回転させていましたですよ (^^;

そして中でも、現在の気分に強い励ましを与え貰ったのが掲載のシングル盤収録曲「ホンダラ行進曲」で、もちろん中身はクレージーキャッツのヒット曲諸作ではお馴染みの作詞:青島幸男&作編曲:萩原哲晶ですから、オトボケとナンセンスに満ちた調子の良過ぎるノリは絶品♪♪~♪

特に「行進曲」と銘打たれているだけあって、萩原哲晶の作編曲は古関裕而からの影響がド真ん中でありながら、しかし聴けば一発!?!

これって、古賀政男の傑作「丘を越えて」のパクリであると同時に、痛快なパロディじゃ~ないか?

なぁ~んて、サイケおやじは長年妄想し続けているんですが、いかがなものでしょう。

だって、植木等が歌う一番の歌詞が「山を越える」わけですから、曲調が前述した「丘を越えて」を意識していないはずがないと思うんですけどねぇ~~!?

いゃ~~、歌詞の中身のナンセンスさは圧巻で、全篇に元祖「やおい系」、つまり「ヤマ無し・オチ無し・意味無し」という虚空遍歴みたいなグルーヴが炸裂しているんですから、これが昭和38(1963)年に製作発売されて今日まで、失せる事の無いドシャメシャなフィーリングであるところに、我が国の底力があるんじゃ~ないでしょうか。

ちなみにバックの演奏を担当しているスカイライナーズは当時、クレージーキャッツと同じ渡辺プロに所属していたジャズ系のビックバンドで、テレビ出演も多く、リーダーのスマイリー小原が踊りながら指揮する姿は、これまた楽しいグルーヴに満ちていましたですね (^^♪

ということで、既に今年は忘年会やクリスマス会を取り止めたところも多く、また少人数でのパーティも憚られるという状況であれば、せめてスマホやカーオーディオ等々の個人的音楽空間で、ナンセンスな歌や演奏に浸るのも一興かもしれませんよ (^^;

サイケおやじとしては、こ~ゆ~、社会が暗く落ち込んで行くばかりの状況下だからこそ、それぞれに個人が楽しいエネルギーを感じ、放出する事が必要だと思っております。

何も皆が集まってワイワイガヤガヤ盛り上がらなくとも、独りの楽しみだって、そこでのエネルギーが集約されれば、空間に蔓延するウイルスだって吹き飛ばす事が出来るかもしれませんからねぇ~。

お気楽な戯言なんでしょうが、本気で思っております<(_ _)>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は疲れました…

2020-11-26 19:58:21 | Weblog

仕事とはいえ、長距離の移動はシンドイです……。

久々に長い運転したら、疲れました…… (~_~;)

これから家に帰ります……。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追悼・筒美京平:夜汽車のグルーヴに煽られて

2020-11-25 20:05:17 | 歌謡曲

夜汽車 / 欧陽菲菲 (東芝)

ヒット曲の大きな要素のひとつがイントロの衝撃度、そのキャッチーな感覚があるからこそ、「イントロ当てクイズ」なぁ~んていう遊びも成り立つんですが、果たして作曲家がメロディを生み出す時に、その部分をどこまで想起しているかは知る由もありません。

しかし、作曲と編曲を一緒に作っていけるとしたら、思う存分に狙ったメロディやリズムを駆使した売れセンのレコードが出来上がるという推察は易いと思います。

例えば本日掲載のシングル盤A面曲「夜汽車」は、欧陽菲菲が昭和47(1972)年夏~秋に放った大ヒット曲なんですが、既に述べたとおり、とにかくイントロが強烈で、それはワウワウとファズ系エフェクターを併用し、16ビートで刻まれるエレキギターのカッティング!

もう、この部分だけでサイケおやじは悶絶させられるんですが、全篇がグッとスピードのついたアップテンポでありながら、メロディラインは歌謡曲王道のコブシを含んだ黄金律の組み合わせであり、如何にも当時の洋楽最先端であったニューソウルの味わいまでもが、しっかり入っているですねぇ~~♪

おまけにブラス主体のバックリフがアメリアッチ調というあたりも、泣きメロが好きな日本人の琴線に触れまくりという、ここまで美味しい作編曲は説明不要!

故・筒美京平の手腕の冴えという以上に大衆音楽のマエストロの証でありましょう。

そして、もちろん作詞が橋本淳とくれば、綴られた歌詞の語感が欧陽菲菲の曖昧さを含ん日本語の節回しに独特のノリを加味出来る様、筒美京平とのコラボも手際が最高♪♪~♪

ですから欧陽菲菲の力感溢れるグルーヴィな歌いっぷりで突っ込むサビの中で、一瞬だけ用いられるファルセットの快感には筆舌に尽くし難いものがあるんですねぇ~~♪

いやぁ~~、何度レコードに針を落としても、このイントロにして歌いっぷり素晴らしさは昭和歌謡曲の醍醐味と思うばりです。

そして皆様ご推察のとおり、サイケおやじは当時から、なんとか……、この激しいイントロのギターをコピーしようと奮闘したものの、生来のリズム感の悪さ故にヘタレを繰り返した前科が……。

基本的には同時期のコモドアーズとかカーティス・メイフィールド、あるいはEW&Fあたりの十八番の技ではありますが、分かってはいても、すんなりとそれが出来るほど甘いテクニックじゃ~ありませんからねぇ~~~ (^^;

ということで、筒美京平の凄さは、作曲と編曲を同時進行させながらキャッチーなヒットを狙えたというところにもあるんじゃ~ないでしょうか。

もちろん、そんな事はサイケおやじの独断と偏見による妄想かもしれませんが、こんな感じの曲を作ろうと思い立ったならば、アレンジが先にあっても結果オーライと思うんですけどねぇ~~ (^^;

うむ、筒美京平のアレンジに特化した楽曲だけを集めたコンピレーション盤を強く望んでいるのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林哲司はAOR歌謡の第一人者かっ!?

2020-11-24 20:23:52 | Singer Song Writer

シリー・ガール / 林哲司 (invitation / ビクター)

シンガーソングライターとは自作自演歌手の総称ではありますが、そのジャンルで活躍しているミュージシャンには堂々の両刀使いよりは、どちらかと言えばソングライターとして裏方に徹している面々が多い様にも思えますが、それにしたって最初は歌手だったという履歴は簡単に捨てられるはずもなく、また周囲も放ってはおかないのが芸能界の理なのでしょう。

実際、現在の我が国だけを見渡しても、例えば弦哲也、岡千秋、徳久広司、杉本眞人=すぎもとまさと等々の売れっ子作曲家にしても、過去にはレコードを出していたり、弾き語りをやっていたキャリアの中から、注目を集めたのは自らの歌手活動よりは、ソングライターとしての才能だった事は有名ですし、だからこそ、あらためて自分名義のヒットレコードを製作出来ているのは言わずもがな!?!

本日掲載のシングル盤の主役たる林哲司も、全くそのとおりの才人であり、作編曲家として最初に注目されたのは、「真夜中のドア / 松原みき」や「キャッシーの噂 / 大橋純子」等々のヒットが認められた昭和50年代前半からでしょうし、以降はアイドルシンガーやニューミュージック系のボーカリスト&グループに楽曲を提供し続けているわけですが、その作風はAORっぽい歌謡曲であり、フュージョン系ハードロックや演歌ロックまでも薬籠中の手際は流石と思うばかり!

とはいえ、実は林哲司にしても、芸能活動のスタートはシンガーソングライターであり、リアルタイムでは売れなかったんですが、それなりに充実したポップス系ソフトロックのレコードを作っていたのが昭和48(1973)年頃の活動でした。

サイケおやじは、偶然にも件のLP「BRUGES〜ブルージェ(ポリドール)」のカセットコピーを当時、知り合いから貰ったもんですから、ある時期には所謂ヘビロテになっておりまして、その内容は今となっては凝り過ぎという感もあるほどに、ポール・マッカートニーやバート・バカラック、都会派フォーク歌謡等々がゴッタ煮(?)みたいな印象だったんですが、シンプルなロックっぽさが聊か不足している様なところがイマイチ、サイケおやじの好みから外れていた事は確かです。

そして時が流れました。

前述したとおり、アイドルやニューミュージック系のシンガー等々のレコードで発表される楽曲群の中に「林哲司」という名前を多く確認出来る時代になってみれば、そ~いえば昔、この作曲家の歌を聴いていた記憶が蘇り、ちょうどそんな頃だった昭和55(1980)年晩秋に耳に入って来たのが、掲載したシングル盤A面曲「シリー・ガール」でありました。

それはスバリっ!

所謂アーバンメロウなAOR歌謡であり、ボズ・スキャッグスが丸出しと言えばミもフタもありませんが、それでも作詞:竜真知子&作編曲:林哲司のクレジットからは明確な意図が読み取れると申しましょうか、如何にも都会派のフィーリングには、決して上手いとは言い難い林哲司のボーカルがジャストミートしていますし、まさにジャケ写のイメージに偽り無しってなもんでしょうか。

う~ん、思わず本家(?)ボズ・スキャッグスのレコードを出してしまいそうになる自分が怖くなるほどです (^^;

ということで、ソングライターとしての林哲司が気になっている皆様であれば、このシングル盤と同時期にに制作されたLP「サマー・ワイン」も絶対に楽しめると思います。

好き嫌いがある事は確かでしょうし、デッドコピーだとかモノマネだとか、そんなこんなの悪評も当時からありましたが、それを言い出したら、大衆音楽の大半は聴けないでしょう。

要は、自分の好みに合った音楽が聴けるレコードが、そこにあればイイっ!

ってだけの話かと思うばかりです。

う~ん、林哲司の関わった楽曲だけを集めたコンピレーション盤があれば、衝動的にゲットしてしまいそうな気分であります (^^;

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そ~言われたって、気になる高岡美智子

2020-11-23 19:59:53 | Singer Song Writer

私の事なら気にしなくてもいいわ / 高岡美智子 (テイチク)

昭和40年代後半からの歌謡フォークの大流行は、もちろん同時代の洋楽最先端だったシンガーソングライターのブームに影響されていたわけですが、それゆえに我が国でも当時から大勢の自作自演歌手が登場し、残されたレコードには、今も根強いファンの存在が確認されるところです。

本日掲載のシングル盤の主役たる高岡美智子も、残念ながら大きなブレイクがあったとは言えませんが、昭和49(1974)年にヤマハ系のシンガーソングライターとして登場し、数枚のシングル盤と3枚ほどのLPを出しているのですから、地味ながらも、それなりに息の長い活動はコアなマニアの望むものでした。

なにしろ、その音楽性は所謂アンプラグドを基調としながらも、アコースティックギターのコンピネーションは意想外にブルースロックっぽく、加えてエレピやストリングスの用い方はニューソウルやAORにも通じるオシャレなフィーリングでありながら、自作のメロディや歌詞に漂う女の世界の慎ましさや情念は、ある部分で演歌チックなところがあるもんですから、彼女の節回しにも独特の哀感やクセが強く感じられ、そんなこんながサイケおやじの好みにはギリギリでジャストミートしているんですねぇ~♪

昭和49(1974)年末にラジオから流れて来た、おそらくは公式デビュー作と思われる掲載盤A面収録の「私の事なら気にしなくてもいいわ」には、既にして前述したとおりの音楽性が存分に入っていて、忽ちサイケおやじを虜にした事は言わずもがなってもんですよ♪♪~♪

ちなみにアレンジは船山基紀というあたりは、さもありなん!?

このアコースティックなロック衝動は、演歌ロックの様でもあり、ブルース歌謡でもありましょうが、如何にも歌謡曲の汎用性を示す好例だとしたら、我が国のシンガーソングライターは世界で最も幅広い歌を聴かせてくれていた事になるのかもしれません。

なぁ~んていう、例によっての屁理屈よりは、一度は皆様にもお楽しみいただきたいのが高岡美智子の歌の世界です。

ところが、どうにも彼女の音源の復刻状況は現在、まったく芳しくありません……。

何曲ぐらいがCD化されているかも不明でありますので、アナログ盤を探し出すという作業は楽しくもあり、精進の場にもなりかねないのは、ちょっぴり悲しいわけですが、それがまた彼女の歌は好きな人には好き!

それしか言えないというわけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙の誓いをもう一度

2020-11-22 19:18:03 | 歌謡曲

涙の誓い / 和田アキ子 (RCA)

歌手としての和田アキ子の全盛期は、何時だったのか?

ここで過去形を用いたのは正直、とても辛いものがあります。

理由は言わずもがな……。

だからこそ、サイケおやじは往年のヒットシングルに針を落とす事を厭わず、嬉々としてしまう気持ちの高揚を確かに覚えてしまいます。

そこで掲載したのは、個人的には和田アキ子の全盛期を証明する大名唱「涙の誓い」をA面に入れたシングル盤なんですが、ど~です、このメイクにして、存在感の強さこそが、彼女の歌唱の凄さに繋がっていると思うばかりで、具体的には作詞:なかにし礼&作編曲:川口真の企図したマイナーキーのエキセントリック(?)な歌謡曲が、ここに聴けるんですねぇ~~♪

特にアレンジには凄みがあって、スピード感満点の16ビートを作り出すドラムスやリズムギターにドライヴしまくったエレキベース、さらにオルガンやストリングスの存在も侮れません。

しかし、それがありがなちな黒人ソウルっぽいフィーリングではなく、川口真が十八番の欧州系バロック歌謡と融合しているあたりは特徴的で、だからこそ和田アキ子の真正面からの歌いっぷりの良さが輝かしく思えるんですよっ!

無意味な比較ではありますが、楽曲そのものは由紀さおりが歌っても、かなりイケてる仕上がりになるかもしれませんが、このメロディラインをストレートに黒っぽく節回してしまう和田アキ子のナチュラルな歌唱力の凄みがあるからこそ、サイケおやじは思わず「エキセントリック」なぁ~んていう表現を用いてしまったんですが、いかがなものでしょう。

ところがリアルタイムでは、そのあたりが先に進み過ぎていた所為でしょうか、残念ながら大ヒットには至らず……。

どちらかと言えば、彼女にとっては隠れ名曲にして、裏名唱という位置付けになるのかも……。

冒頭に述べたとおり、近年の和田アキ子に対する風当たり強さは、殊更芸能界において顕著と思えるほどで、「老害」とか「おじゃま虫」等々、酷い言われ方さえ目立つのは、やはり歌手としての本領を発揮してくれないからでしょう。

もちろん、全盛期の歌唱力や表現力は望めないにしても、きっちり「歌手としての和田アキ子」に、もう一度、接したいと願っております。

ということで、気の滅入るコロナ禍の現況下、少しでも何かで発散したい欲望は多々ありますが、このままでは世界が沈没しそうな予感が打ち消せない以上、我慢の逼塞も各々が必要性を自覚せねばなりますまい!

だからこそ、自分だけの世界に浸れるレコード鑑賞とか、映像ソフト、あるいはデジタルコンテンツの必要性を声高に訴えたいのが、サイケおやじの一途な思いというわけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安的な不安

2020-11-21 20:13:24 | Weblog

あぁ……、従兄弟の自作とはいえの、新しいPCが安定せず、おそらく電力不足?

せっかくの休日、眼はチカチカするし、イライラするし、今夜は早く寝ますね <(_ _)>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする