本日も、入れてもらっている高齢者バンドが老人施設へ慰問演奏のため、鋭意練習中です。
自己満足とはいえ、それなりに喜んでいただけるのは、やっぱり嬉しくて、練習にも気合が入っております。
ただし……、個人的には拙ブログにてレコード紹介等々が最近疎かになっている事に申し訳なさが…… <(_ _)>
今夜は練習後、借りているトランクルームに赴き、ネタの入れ替えをしてきますね。
本日も、入れてもらっている高齢者バンドが老人施設へ慰問演奏のため、鋭意練習中です。
自己満足とはいえ、それなりに喜んでいただけるのは、やっぱり嬉しくて、練習にも気合が入っております。
ただし……、個人的には拙ブログにてレコード紹介等々が最近疎かになっている事に申し訳なさが…… <(_ _)>
今夜は練習後、借りているトランクルームに赴き、ネタの入れ替えをしてきますね。
頼りにしていた盟友が行方不明というか、家族・親戚も途方に暮れている始末……。
その諸々を本日知ったサイケおやじは、あれやこれやと呻吟しております。
何があったのか、そんなこんなも分からないまま、時だけが過ぎ去っているという……。
師走も近いんですけどねぇ……。
■霧のめぐり逢い / 桐山和子 (Liberty / 東芝)
ここ数日、心が晴れないので、そんな時は好きなものに逃避!?
―― ということで、やっぱり「ベンチャーズ歌謡」が好きなサイケおやじとしては、ここに桐山和子が昭和46(1971)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「霧のめぐり逢い」に針を落とすという、その自発的行動を決して「逃避」とは思いたくないんですが、やっぱり聴いているうちに心が癒されるのを感じるばかり (^^♪
で、その「霧のめぐり逢い」は既に述べたとおり、1971年にベンチャーズが日本先行で制作発売したLP「Pops in Japan '71」に収録されている「Misty Night」のメロディに津坂浩が日本語の歌詞を附した「ベンチャーズ歌謡」ではありますが、件の作曲クレジットを確認すれば、Bogle - Durrill - Mcgee - Taylor - Wilson とされていますから、つまりは当時のベンチャーズのメンバーたるジェリー・マギー(g)、ドン・ウィルソン(g)、ジョン・ダリル(key)、ボブ・ボーグル(b)、メル・テイラー(ds) が共作したとはいえ、それは決して既存のベンチャーズサウンドを踏襲しておらず、ソフトロック ~ カントリーロックの印象も滲み出た人懐っこい歌謡メロディですからねぇ~~、ここでは小谷充がバブルガムポップスがド真ん中のアレンジを施し、だからこそ桐山和子のソフトにしてホンワカムードのボーカルも冴えまくり♪♪~♪
いゃ~~ぁ、それにしても彼女のボーカルは芯が強くて、魅力ありますよねぇ~~♪
そこはかとない哀愁を滲み出させる歌心も最高じゃ~あぁ~りませんかっ!
ということで、残念ながらヒットしたとは言い難い結果だったとはいえ、これも「ベンチャーズ歌謡」の魅力の幅広さを証明したトラックだと思っておりますし、本当に素敵なメロディを紡いでくれたバンドとしてのベンチャーズは、やっぱり不滅!
殊更、1970年代前半のベンチャーズは我が国における歌謡界への貢献度が高かったもんですから、軽く扱われる現実も確かにありますが、サイケおやじは、そんなこんなもベンチャーズの全盛期だったと強く認識するばかりでございます <(_ _)>
もう……、足の引っ張り合いは止めてくれっ!
明日は何かレコード紹介させていただきますが、本日は嘆き節、ご容赦くださいませ <(_ _)>
■ゆうべの秘密 / 八汐亜矢子 (テイチク)
「昭和歌謡曲」の奥の細道に咲いている薔薇一凛というか、八汐亜矢子は昭和41(1966)年頃から相当に長い間、地道に活動を続けていた美人歌手として、知る人ぞ知るとはいえ、だからこそ、根強いファンが多いと云われていますが、かく言うサイケおやじにしても、中古屋でチマチマと彼女のレコードを集めている事を告白せねばなりません (^^)
で、彼女が歌ったレコードの楽曲はラテン調のムード歌謡 ~ 歌謡フォーク、正統派歌謡曲~演歌等々、多岐に及んでおりますが、その中から本日ご紹介するのは、昭和42(1967)年に制作発売された掲載のシングル盤A面曲「ゆうべの秘密」でして、これはもちろん、小川知子の歌手デビュー曲にして、昭和43(1968)年の大ヒット「ゆうべの秘密」とは全くの同名異曲!
こちらの本家本元(?)、八汐亜矢子の「ゆうべの秘密」は作詞:大高 ひさを&作曲 : 村沢 良介、そして編曲 : 山倉 たかしが提供したミディアムテンポのGS歌謡であり、イントロから哀愁滲むエレキギターと泣き節のストリングス、そしてドカドカのドラムスというお膳立てが実にキャッチーですし、安定した彼女の歌唱力が逆説的にロックっぽさを幾分弱めているとはいえ、それもGS歌謡ならではの魅力のひとつですから、何度聴いても飽きませんよねぇ~~♪
まあ……、そのあたりが八汐亜矢子をイマイチ、メジャーに押し上げられなかった要因だったとしても、ここでのプロデュースは決して間違っているとは思いませんし、こ~ゆ~影の薄い(?)GS歌謡こそがマニア心を擽るんじゃ~ないでしょうか (^^)
サイケおやじは好きです、そのあたりも含めて (^^♪
ということで、冒頭に述べたとおり、八汐亜矢子は様々なジャンルの歌謡曲を真っ向から歌い続け、もっともっと評価されるべきレコーディングを何曲も残しております。
それは今後、追々にご紹介させていただきますが、興味を懐かれた皆様には、まずは本日ご紹介の「ゆうべの秘密」あたりから聴いてみてくださいませ (^^)
決して派手さはございませんが、GS歌謡、万歳!
先週は体調不良で休んでしまったので、本日の高齢者バンドの練習にはガッツ出して参加しております。
しかも、明日は再び老人施設への慰問演奏が予定されているので、演歌~歌謡曲にフィーリングどっぷり (^^)
昭和育ちの喜びってやつ、大切にしたいです。
■恋のとびら / 折原真紀 (東芝)
折原真紀は昭和40年代末頃から2~3年位しか表舞台での活動は無かったと思われるアイドルだったんですが、そのメインはグラビアも含むモデルや女優として、それなりに強い印象を残してくれました。
ですから、当然ながら、歌手としてレコードを出しているのは当時の芸能界では必然であり、本日掲載したのは昭和49(1974)年に発売された、おそらくは最初の1枚かもしれません。
そして作詞:なかにし礼&作曲:都倉俊一が提供したA面曲「恋のとびら」が正に当時の流行最前線だったニューソウル&フィリーサウンドを取り入れた音作りによるポップス歌謡に仕上がられており、そのあたりを十分に勘案した高田弘のアレンジにしても、なかなか味付けの濃いリズム&ビートを用いたニクイ狙いがジャストミート♪♪~♪
もちろん、折原真紀のボーカルは決して上手いとは言い難いとはいえ、だからこそ刹那の乙女心と申しましょうか、純情すれちがいみたいな歌詞の世界が上手く表現されていると思いますし、ミディアムテンポのニューソウル歌謡のアイドル的展開として、再評価を強く望みたい裏傑作じゃ~ありませんかねぇ~~、これは (^^♪
ということで、この1枚、長年探索を続けておりましたところ、本日ひょんな事から掌中に収まりましたので、速攻でのご紹介と相成りました <(_ _)>
うむ、最近は体調もイマイチどころか……、悪いベクトルを描いておりますが、こ~ゆ~僥倖こそが病退散・治癒への特効薬と再認識させられた次第です (^^)
そして、まだまだ、この世に未練は捨てきれないと思うばかりりでございます(^^;