■ジャンヌ・ダルク / キャッツ★アイ (ユニオン / テイチク)
やれやれ……、という嘆き節で書き出してしまったのも、本日は朝イチから強欲なオバチャン経営者に翻弄され、ちょっとでも反論しようもんなら、「私はジャンヌ・ダルク」云々なぁ~んて御高説を賜るという成り行きからして、いやはやなんとも……。
まあ、本人がそれを長年貫いているあたりは尊敬すべきなのかもしれませんが、それにしてもジャンヌ・ダルクっては、ないだろぉ~~~!?
という疑問だって、サイケおやじは持ち続けての長い付き合いになっている事だって、分かって欲しいんですけどねぇ~~ (^^;
だってジャンヌ・ダルクはフランスの救世主として宗教界からも崇められている女傑であり、最後には火刑に処せられた悲劇のヒロインでもあるわけですから、その犠牲的献身が諸衆を救ったという一般的な思い込みとは別次元の高潔さが、確かにあったと思うんですよ。
それに引き替え、あんたは弱い者イジメが優れた経営者の資質と信じているんじゃ~ねぇ~のかっ!
と、面と向かい、はっきり口に出して言えないサイケおやじのテイタラクは、尚更に見苦しいわけですが…… (>_<)
そこで本日ご紹介しておきたいのが、昭和の着エロ歌謡界(?)ではトップに君臨するキャッツ・アイが昭和53(1978)年5月に出した、これが結果的に最終作となってしまったシングル盤A面曲「ジャンヌ・ダルク」であります。
もちろん、これは彼女達の全盛期に作られたわけですから、作詞:麻生香太郎&作編曲:馬飼野康二が企図制作したのはイケイケのアイドル歌謡ポップスであり、幾分こんがらがった(?)歌詞に附されたメロディとアレンジは下世話なソウル歌謡風味が全開!
クラビネットが印象的な演奏パートではドラムスもビシバシに弾けていますし、イイ塩梅で強弱のミックスが絶妙のギターやコーラス&オーケストラの存在に負けじと歌いまくるノンとナナの熱っぽさも素晴らしいと思います。
ちなみに、ここでは「キャッツ・アイ」と記していますが、コンビ名は前作「導火線」から「キャッツ★アイ」表記されているものの、そんなのカンケ~~ねぇ~~!
と決め込んでしまうほど、当時の2人のボーカルとステージアクションは「神」でありました (^^♪
しかし……、あぁ……、それなのに以前も書いたとおり、ノンが突然に失踪し、この素晴らしいコンビは解散を余儀なくされたのは、如何にも残念でなりません。
今となっては芸能界の掟もあるとは思いますが、ぜひとも公式なキャッツ・アイの映像集を出して欲しいと、決死的に熱望するばかりです。
そうですよっ!
今こそ、彼女達の様な着エロ歌謡の復権が望まれるはずであり、それを復権させる事が出来る一番手こそがキャッツ・アイと思っておりますっ!
ということで、しっかりとキャッツ・アイの音源は私用のPCに仕込んであるもんですから、件のオバチャンにやり込められたって、案外に平然としていられるというわけです。
あっ、そうだっ!
この「ジャンヌ・ダルク」っていう楽曲は女子プロレスラーが演じても違和感が無いと思えば、今ならスターダムの美しき狂気・ジュリアに歌って欲しいなぁ~~ (^^♪
ちょい前に髪切りマッチに負けて、坊主頭にされちまいましたが、それこそカンケ~~ねぇ~~!
最後に熱くなって醜態を晒してしまったのも、「ジャンヌ・ダルク」の魔力という事で、失礼させていただきます <(_ _)>