九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

怒れ!!!日本の若者よ                                安保老人

2011年02月22日 22時21分15秒 | Weblog
 ここ二週間ばかりのアラブの変革には目を見張るものが有る。

 極東の眠れる国の老人も、毎日 新聞・テレビをみるのがうれしくなる。

 まさに歴史の連鎖てき激動だ。

 アラブの若者の気概と行動力には拍手を惜しまない。

 「革命か 死か」彼らは銃弾に向かって腕を組む。


 日本の若者よ。 今の政府に不満はないのか?

         デモを連絡しあう携帯をもたないのか?

 日本の若者もかつて、少しは燃え立ち上がり腕を組んだ時期があったよ。

 1960年。。。安保闘争だ 機動隊につつ込み若者は額から血をながした。女学生樺美智子さんが死んだ。

 そんな時代が有ったのだ。

 私は高校生・・友達とアメリカ領事館で隊列を組んだ。


 若者よ政治的な課題からは遠いかもしれない。

 しかし 閉塞した今の君たちの状況をなんとかしようとは思わないのか。

 携帯で繋いで栄に集まって政府に抗議したらどうだ。

 日本の若者があちこちで抗議すれば政府なんかすぐに倒れるさ。まず自分たちの力を試してみろ。
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名古屋の戦跡地をめぐる       まもる

2011年02月22日 08時41分53秒 | Weblog
今年度最終回の戦跡巡りに参加しました。

 秋の知多戦跡巡りに続いて三度目の戦跡巡りです。

 日頃戦争被害のことを訴えながら、地元の戦争被害、戦跡についてほとんど知らなか

ったことが気になっていました。そんな時、夏秋冬と三回に企画された見学会はなかな   
有意義でした。

 最初は平和公園に残る戦跡で、陸軍軍人を中心にした墓地(写真)⇒ロシア・ドイツ

兵捕虜の墓地⇒

 徳川宗春の戦時弾痕などを順にまわりました。

  次に東邦高校の「平和の碑」そして日泰寺の「日清戦争戦死者碑」⇒

  昼食後千種公園(陸軍名古屋造兵の弾痕跡)⇒

  空襲爆撃による死者2000人を数えた愛知時計工場付近にある地蔵さまや

  運河沿いの堤防の爆撃跡⇒

  最後に昭和区村雲の西福寺の被爆標柱の見学でこの日の見学を終えました。

 「百聞は一見にしかず」と言う通り、見ることによって参加者全員が、地元の戦争に

 を実感できてよかったと思いました。

  来年度も愛知県全体に広げた戦跡巡りが予定されているとのこと、是非参加したいと思います。

  ★それに、四月に開催予定の昭和区平和美術展への出展をめざす。

   「戦跡を写す」の企画にもぴったりの見学会でした。

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今、景気って、何だ?  文科系

2011年02月22日 06時04分41秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 最近よく思う。景気ってなんだ? 景気が良いって、何だ? 庶民のためになんかちっともならないんじゃないか、と。

 景気が良いって、株価が全体的に上がることだろう。全体的に株価が上がるって、どういうこと? 世界の庶民の失業者がどんどん減って、その給料が上がって、高価なモノも含めて物やサービスがどんどん買われ、それで株価が上がるなら、それはとても良い事、良い景気だろう。ところが、今の世界、その景気ってそんな方向とは全く逆じゃないか。
 株主資本主義は、会社の人員整理をして競争力を高め、株価を上げるという手法を採ってきた。こういう世界的競争においては、人を減らし、あるいは、給料が低い会社、国が勝ち残っていく。給料水準の高かった先進国には当面金はあるけれど、投資場所が少なくなり、金転がしのマネーゲームがさかんになった。マネーゲームなんて、資本が資本として景気に結びつく労働者・消費者を増やす事には全く繋がっていかないと思うのだが、どうだろうか。デリバティブや食料の先物買いは、有り余る資本がほとんど雇用には繋がっていないということを示していようから。また、アメリカの軍事大国化には、こういう困難な情勢の補完物という側面を見ないわけにはいかない。景気が悪い時こそ、軍隊も、軍事産業もなくせなくなるはずだというのがその証拠だろう。そして、莫大な国家予算をここに使うから、この反面自立できない膨大な「貧困の世襲」の群れ、その放置。

 こうして、株主資本主義下の先進国の労働者には、自動車か家電が過去に果たしたような、新しい画期的な商品が大々的に開発されそこで爆発的に雇用が増えていかない限り、失業者が増えていくだけではないのだろうか。でも、そんな大規模な商品開発などは昨今、かけ声だけでほとんど現れていないし、今後も絵に描いた餅のままなのではないのか。今の日本などは、つぶれかけの自営業者も無数にいるし、潜在失業者とか半失業者とかを含めれば失業者は2割を突破するのは確実なのではないだろうか? こういう数字、厚労省が確かなモノを出すわけが無く、どうせ作為的数字操作があるに決まっている。

 株主資本主義の側ではなく、一般消費者の側に立つような発想の展開をしない限り、景気など良くなるわけがないと思う。それも、こういうことを1国だけでやろうとしても到底無理なのであって、世界が協調して進まなければ。このように進んでいかなければ、世界中で庶民の若者たちの将来生活設計などは何も立っていかないと、改めて最近思うのである。チュニジア、エジプト、リビア、バーレーンなどで上がった声は、こういう世界の矛盾の吹きだまりで、いち早く叫ばれた自然発生的・前衛的な抗議ではないのだろうか? 資本がマネーゲームで生き残るしか道が無く、その果てに食料を買い占めるようになったら、そんな国、世界はもう終わりだということだろう。社会の支配者、為政者たちにこそ今、こんな発想の転換が必要ではないのだろうか? 

 
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随筆「僕の日本茶」  文科系

2011年02月22日 05時57分58秒 | 文芸作品

直線距離で三百メートルほどの所に住んでいる娘夫婦は、週末など週二、三日はわが家で夕食をともにする。世代が離れた両家の料理が並ぶのは、バラエティーに富んで楽しい。娘夫婦はとても食いしん坊でもあるし。お婿さんは良い肉や魚を半額ほどで買ってくる名人であって、各スーパーのチラシや値下げ時間などまでを時にチェックしている。そんな僕らの食後には「お父さん、お茶お願いします」と彼か、さもなければ娘から必ず声がかかる。特に食いしん坊の娘などは、晩酌後の僕が食事を終えるのも待たずに平気で「そろそろ、お願いします」などと。「ほいよ!」、そんな時でも僕は機嫌よく立ち上がることにしている。特技で他人を喜ばせることが出来るのは嬉しいことだし、何か貸しを作っている感じもあって気分が良いからだろう。そもそも二人とも僕のお茶を当てにして、必ずデザートの茶菓子まで持参していそいそとやって来るのだから。

 自分で言うのも何だが、それほどに僕はお茶全般、特に日本茶に凝っている。ちなみに、今ある日本茶は、これだけだ。昔ながらの極浅蒸しの煎茶と、浅蒸し煎茶、そして静岡は岡部産の玉露。これら全てが僕の手で開封・密封されていて、手を付ける順番を待っている。これらのお茶には僕以外は誰も手を出さない。
 さて日本茶だが、発酵させていない種類だけでこれだけ様々な喫し方をするお茶は、世界でも珍しいのではないか。紅茶も中国茶もほとんど沸騰したお湯を使うようだが、日本茶は煎れる温度からして四十度から百度まで十度刻みで適温があるほどだ。そう言えば、水出し茶というのまであったな。抽出温度が下がるのに合わせて茶葉の量は増やし、抽出時間は長くする。

 先日、山間部で育った肉厚の極浅蒸し煎茶の封を切ったのだが、煎れ方などいろんな条件が最初から上手く合ったらしく、一種「青っぽい高貴」とでも言える素晴らしい味がした。そこで思い付いて、その半分ほどを袋に入れ戻して、その日のギター・レッスンで先生宅に持参したものだった。ギターの先生夫婦は四十代前半、二人してまたお茶が大好きときている。奥さんが料理の専門家らしいこのお二人、味の表現をやりとりして格別に楽しいから、こんなことを思い付いたのであろう。このお茶で言えば、深蒸し茶などに比べて扱いが難しいけど「茶葉は見た目二割増し、七十度で二~三分」といったところだ。
 その日の体調に合った時の良いお茶はコーヒーでも何でも思わず「ほーっ……!」と声が出るほどに応えてくれるものだが、昔ながらの煎茶が上手くだせた時の味は、もう「何と表現したら良いのか」。そういう言葉の通りで、なかなか言い尽くせない。

 話は替わるが、古くからある街並みを歩いているとこんなことに気付く。どんな街角にも小さな和菓子屋さんがあり、もうかなり減ってしまったが老人夫婦がやっているような小さなお茶屋さんもある。和菓子とお茶、この文化を連綿と嗜んできた人々が無数にいたのだと知らされるのである。国民一人当たり茶の消費量世界一と言われるのはイギリスらしいが、この国のティータイムにも勝るとも劣らぬ生活習慣が我が国にも存在したということだろう。そんなことどもに思いを馳せると、今日のお茶がまた美味しい。
コメント (3)
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