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「よたよたランナーの手記」(115) 前進は続いている   文科系

2015年04月21日 12時19分33秒 | 文芸作品

 前回から2週間経った。前回までの好調時から学んで、階段往復と外走りなども交えて一日置き以上で1時間ほどは身体を動かしている。ただ、無理は全くせずLSD(ゆっくり、長時間走る)中心で、この間の1時間最速時でも9.6キロで、好調を維持している。30分2回の各前半は7~8キロ時で走り、各後半を10.5~11.5キロ時で走るというのが、最近のやり方だ。

 好調というのはこういうこと。10.5キロ時が常用速度になったことと、11.5キロ時でも10分は走れるようになったこと。それでも、1時間の半分ほどはLSDでやっている。それが走力の維持、向上に良いと分かるからである。来月74歳になるこの身体でよくまだ前進できるものだと、我がことながら驚き、喜んでいる。
 身体は明らかに老いているのだ。ウオームアップ時間が、つまり汗がで始めるまでに以前は5分で済んだのに15分以上と長くなってきた。ちょっと部分補強運動をサボっていると、最高速度走行をした日などには例えば膝の疲労痛が出たりする。心拍数も減ってきて、155を続行するのは少々きつくなったいる。よって、心拍数155に近くなる11.5キロ時で走った時の汗などは、凄い量になる。1枚のTシャツがほぼずぶ濡れになり、その重いこと!
 こんなに身体は老いても走りがまだまだ前進していると感じられるって、これは年寄りの知恵のおかげというものだろう。僕のトレーニング方法が身体科学にどんどん合ってきているということなのだ。なんせ、59歳からのランナー。頭を使うしかないのである。

 

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