阿修羅掲示板に金子勝の情勢論が載っていました。抜粋して、紹介します。
『 統一地方選前に株価2万円超え。
500兆円が総額の株式市場に年金資産50兆円を「官製相場」につぎこむGPIFに対し金融関係者からも「巨鯨の生み出すゆがみ」との批判。
年金を株式市場に突っ込めば、年金基金は国債を手放す。日銀がそれを支える。22日にも日銀は1兆1500億円もの国債を買った。結果、2年もの国債はついにマイナス金利に。
日銀の国債買い付けの「財政ファイナンス」が留まるところを知らない。だが、日銀が国債のほとんどを買う「戦時状態」にあることをマスコミは伝えない。
選挙の前になると、アベノミクスという麻酔薬を打ち続け、景気回復の嘘をつき通す。その間に、アベの本当にやりたいことは、憲法改正や安保法制だ。
財政赤字はひたすら社会保障の削減で賄う。ポイント・オブ・ノーリターンを超え、経済はすでに戦時体制に入りかけています。滅茶苦茶です。
だが、メディアは沈黙です。ファッショの歴史に関する知識がないので、この危険な状況が理解できないのかもしれません。やがて9月の消費税増税の頃に、さらなる破綻が明白になるアベノミクスにも沈黙し、ピンボケなことを言うのだろう。
この国は引き返せない世界に引きずり込まれていきます。
沖縄県民の8割が辺野古反対なのに、沖縄総合事務局が反対行動の市民を「24時間監視」するいやがらせ業務に、沖縄出先機関の公務員120名が中止要請の集会を開いた。監視が必要なのは県民でなく、暴走する安倍総理、菅悪代官、中谷「防衛」大臣です。
自民党が社民党の福島瑞穂副党首の「戦争法案」発言の修正を求めたが、民主党の長妻代表代行は逆に、1940年に、斎藤隆夫議員が帝国議会で日中戦争への疑問を表明した「支那事変処理に関する質問演説」などの「反軍演説」の公開を要求した』
今の政権は暴力政権とさえ思いますね。日本国憲法の立憲主義って、国民が国家権力を縛るものだ。それが、僅か国民の2割ちょっとの実質得票率に胡座をかいて、その「特殊な思想」を国民に押しつけ始めている。立憲主義さえもねじ曲げようという思想がまず上げられる。憲法は政権の義務なのに、ここに国民の義務を数々入れようとしているのがその証拠だろう。
さらには、マスコミ統制。気に入らないマスコミにはすぐに放送法を振りかざす。今の菅発言もさりながら、第一次安倍内閣のNHK介入も有名な話だ。政権がマスコミに口を出すなどということは、最後の最後の手段であるはずなのに。世界の過去の政権を見ても、マスコミにどんどん口を出すなどというのは碌なもんじゃなかったはずだ。たいていは全体主義的な政権だったということである。
というように、政治の原則的なことでこの政権に言いたいことは僕も山ほどある。アメリカバブルの失敗、三本の矢の失敗などを隠すのが、今の官製バブル。これが弾けそうになったら、さらに酷いことになっていくという予感がする。
『 統一地方選前に株価2万円超え。
500兆円が総額の株式市場に年金資産50兆円を「官製相場」につぎこむGPIFに対し金融関係者からも「巨鯨の生み出すゆがみ」との批判。
年金を株式市場に突っ込めば、年金基金は国債を手放す。日銀がそれを支える。22日にも日銀は1兆1500億円もの国債を買った。結果、2年もの国債はついにマイナス金利に。
日銀の国債買い付けの「財政ファイナンス」が留まるところを知らない。だが、日銀が国債のほとんどを買う「戦時状態」にあることをマスコミは伝えない。
選挙の前になると、アベノミクスという麻酔薬を打ち続け、景気回復の嘘をつき通す。その間に、アベの本当にやりたいことは、憲法改正や安保法制だ。
財政赤字はひたすら社会保障の削減で賄う。ポイント・オブ・ノーリターンを超え、経済はすでに戦時体制に入りかけています。滅茶苦茶です。
だが、メディアは沈黙です。ファッショの歴史に関する知識がないので、この危険な状況が理解できないのかもしれません。やがて9月の消費税増税の頃に、さらなる破綻が明白になるアベノミクスにも沈黙し、ピンボケなことを言うのだろう。
この国は引き返せない世界に引きずり込まれていきます。
沖縄県民の8割が辺野古反対なのに、沖縄総合事務局が反対行動の市民を「24時間監視」するいやがらせ業務に、沖縄出先機関の公務員120名が中止要請の集会を開いた。監視が必要なのは県民でなく、暴走する安倍総理、菅悪代官、中谷「防衛」大臣です。
自民党が社民党の福島瑞穂副党首の「戦争法案」発言の修正を求めたが、民主党の長妻代表代行は逆に、1940年に、斎藤隆夫議員が帝国議会で日中戦争への疑問を表明した「支那事変処理に関する質問演説」などの「反軍演説」の公開を要求した』
今の政権は暴力政権とさえ思いますね。日本国憲法の立憲主義って、国民が国家権力を縛るものだ。それが、僅か国民の2割ちょっとの実質得票率に胡座をかいて、その「特殊な思想」を国民に押しつけ始めている。立憲主義さえもねじ曲げようという思想がまず上げられる。憲法は政権の義務なのに、ここに国民の義務を数々入れようとしているのがその証拠だろう。
さらには、マスコミ統制。気に入らないマスコミにはすぐに放送法を振りかざす。今の菅発言もさりながら、第一次安倍内閣のNHK介入も有名な話だ。政権がマスコミに口を出すなどということは、最後の最後の手段であるはずなのに。世界の過去の政権を見ても、マスコミにどんどん口を出すなどというのは碌なもんじゃなかったはずだ。たいていは全体主義的な政権だったということである。
というように、政治の原則的なことでこの政権に言いたいことは僕も山ほどある。アメリカバブルの失敗、三本の矢の失敗などを隠すのが、今の官製バブル。これが弾けそうになったら、さらに酷いことになっていくという予感がする。