九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

琉球新報より  らくせき

2017年01月01日 13時06分11秒 | Weblog
欧米では、鶏の鳴き声には悪いものを追い払う力があるとされる。グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」にはロバ、犬、猫、鶏が登場する。鶏は鳴き声で泥棒を追い払った


▼鶏はキジの仲間の中で一番の美声の持ち主と言われる。酉(とり)年の今年は、干支(えと)にあやかり、その美声で沖縄を取り巻く不穏な要素を追い払ってほしいものだ
▼今年、沖縄は日本復帰から45年、サンフランシスコ講和条約の発効で本土と切り離されて65年の節目を迎える。2013年に政府が「主権回復」の式典を開いた際、県内からは「里子に出された日を祝うのか」との声も聞かれた
▼里子が古里に戻り45年がたつ。昨年は県内の観光客数も伸び、有効求人倍率は統計開始以来初めて1倍を超えた。景気は数字上、上昇傾向にある。一方で里子時代の後遺症の基地問題は引きずったままだ
▼一方、出生率の高い沖縄は人材の宝庫。リオデジャネイロ五輪の重量挙げでは、糸数陽一選手が日本新記録で4位入賞した。仲里進選手は、パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得、空手では喜友名諒選手が世界選手権で2連覇するなど活躍した
▼ブレーメンの音楽隊は、飼い主から見放された動物たちだった。見放されても一致団結して新たな活路を見いだした。スポーツ選手にも通じる諦めない心を持ちたい。新年にその決意を新たにする。

やはり本土の新聞とは一味違いますね。人間とは彼の主体性のことである。サルトルだったかな
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリルジャパン(80) 希望見え始めた日本サッカー②  文科系

2017年01月01日 00時31分51秒 | スポーツ
④ さて、こういう日本サッカーの最大弱点が、大いに自覚、対策され始めた昨今である。
 この12月に世界クラブW杯で見せた鹿島の、アジアサッカー史上初の2位という快挙。これは、去年のアルゼンチンはリーベル・プレート相手の 広島の健闘に次ぐものだけに、偶然ではない快挙と言える。
 さらには、長谷部、本田のみならず、外国勢相手のデュエルに一歩も引かぬ選手が国内組からも続々と現れて来た。浦和や川崎も含めて、よく走り当たり負けないチームが上位を占めるようになってきた。そんなわけで、来年のアジアチャンピオンズリーグはもう、ここ数年の体たらくは演じないと確信できるのである。

⑤ 日本チームはもともと、組織技能で戦う西欧勢とは、格上チーム相手にもこれまで意外に良いゲームを演じてきた。むしろ、アフリカ勢の個人運動能力、南米の個人技などに比較的弱かったのではないか。だからこそ、球際の当たりがカバー出来始めた今では、代表も急に強くなっていくと思われる。私見によれば、現在の世界サッカー主戦場、主潮流は、「良い位置でのボール奪取の競り合い」。原口、大迫、金崎、山口、永木、昌子など、ここで良い選手が現れてきたのだから、先は随分明るくなったと言いたい。

⑥「日本には守備の文化がない」と苦言を呈したのは02年W杯代表監督トルシエ。このことでも、デュエルの弱さが第一の原因であったのは自明であろう。ここに来て中盤でボールを奪うだけでなく、鹿島のような粘り強いゴール前防御ができるチームが現れたのは、日本サッカーの明日に希望が持てるというものだ。吉田に次ぐDFの、特にセンターバックの海外組も近々出現してくるに違いない。長谷部がドイツ上位チームのリベロをも立派に果たしているのを日本選手皆が観ているはずなのだ。俊輔、遠藤らがヒデの伝統を継いでいるように、長谷部の伝統を継ぐ日本人選手も現れて欲しいものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする