九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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日独悪玉論の中身   文科系

2017年01月29日 14時39分26秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
Unknown (Unknown)2017-01-28 13:36:19
 第二次大戦前後と限定してみても、日独を黒とし、連合国を白としているが、連合国側の悪(植民地支配など)を軽視しているのは明らかではないか!
日独が勝利していたら悪をなしていたはずという断定も(将来的な変化を認めない)勝手な仮定だしね。
ユダヤ=イスラエルのあり方を見ても、「善悪に揺れがある」という意見には賛成。

僕の白黒論 (文科系)2017-01-29 14:00:03
① 物事の白黒論で僕の場合は、「いつでも。全面的に悪」とかの論理はない。ある面を取り上げてその面からは、という論理しか使わない。また、相対的・総体的に良かったものも、悪くなることなどいくらでもあると考えている。

② 「第二次大戦白黒論」(12日付エントリーのこと)の場合では、人種差別一般の視点から、述べたのではない。ユダヤ、ロマ、身障者などを地上から抹殺してきたのがナチス。既にこれを大々的にやっていた国だから、勝利したらこれを続けると観るのが当然だろう。
 国民という言葉さえなかった「臣民」と天皇の国が作る「大東亜共栄圏」に、どのアジア人が暮らしたいと思うかとも述べた。大東亜共栄圏ができたら、「臣民」がいなくなって「国民」ができ、死刑も含む天皇への不敬罪はなくなったはずとでも言われるのかな? 大逆事件のようなことが無くなったと?

③ これらは、普通の人種差別一般には解消できない、それよりもはるかに酷い問題だろう。日本の場合、国民は主権者でなかったということだから、人種差別と言うよりももっと原始的な、民主主義の欠如という問題である。民主の民がいなくって「臣民」だけがいる国と、帝国憲法自身が謳っていたのである。そんな国との共栄圏をどのアジアの国が望んだかと述べたのである。

④ こういうことすべてを庇う論議など、今時見つかるわけがないと考える。右の人々の無知さ、無邪気さには呆れるばかりだ。それほどに「日本を庇いたい」という感情だけで凝り固まっているのだろう。お話にならない。
コメント (5)
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「シリア・アメリカ」を巡る論議から  文科系

2017年01月29日 14時29分28秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 最近あったこれをご紹介します。

Unknown (Unknown)2017-01-18 21:17:58
 ケリー(米国務長官)「我々はアサド政権打倒のためイスラム国を強化した」…我々というのはオバマでありヒラリーですね。「アメリカはシリアのアサド政権を打倒するためにテロ組織ISISの結成を許可した」アメリカが悪だとすると、ロシアは善なのですか? そのあたりはっきり書いてください。

視点で換わる善悪 (文科系)2017-01-19 03:26:48
 善悪論議は単純ではない。善にも悪の側面が、悪にも善の側面が、大なり小なり存在するのが常だからだ。つまり、どの側面、基準を第一において評価、判断するかで、善悪論議の結論も換わってくる。こういう善悪理解を前提として論ずると、僕のこの場合はこうだ。

 国連にも認められたれっきとした独立国に他国が内乱工作を仕掛けるというのは悪である。シリアの場合は、武器供与、軍事訓練までをアメリカはやっている。こんなことが許可できるのは、現世界では国連関連だけだろう。
 独立国への内乱工作をしたというこの点で観て、アメリカをその国連無視とともに、僕は悪と述べたい。
 対するに、今のロシアは良い国とは思わないが、れっきとした独立国シリアの要請で内乱鎮圧に協力したということであるから、この面は悪に対する善と言って良いと思う。

 なお、これは全般的に米ロを悪善と述べたのではないと、念を押しておく。君のこういう論理はどうも、善者は全て善、悪者は全て悪というようにいつも述べているようだから。善悪(判断)とはそんなに単純に述べられることではない。

落ちたアメリカ (文科系)2017-01-27 20:11:43
 アメリカがここまで落ちたのは必然性がある。はじめは、親ソ連のアフガン政権に対して反政府軍を育成して、政権転覆に成功した。それが新アルカイダ政権であり、「暴力革命家」ビンラディンもここで生まれた。つまり、アメリカが元々のビンラディンを育てた。
 2001年に9/11が起こって、アフガンのアルカイダ政権がビンラディンを匿っているということから、アフガン戦争を始めた。原理主義が手なずけれられると思っていて裏切られたということなのだろうが、それにしても、自分が作った政権を今度は大金費やして潰さねばならぬとは、なんたるトロイ誤算、失敗。まーそれだけ、アメリカの醜さをアルカイダが知り、憎んでいたので、これ以外に方法もなかったのだろう。

 次に2003年、イラクを、嘘の理由をでっち上げて国連の制止を振り切って攻めて、潰した。恨み骨髄のフセイン政府軍残党がその後どんどんイスラム国に馳せ参じてきたとは有名な話。

 次いで2011年、シリアで反乱軍育成開始。この反乱軍は、ただ尻すぼみでちっとも成功しなくって、大きくなったのがイスラム国だけ。
 このイスラム国もまた実は、アメリカが育てていましたとは、そもそも一体アメリカは中東で何をやって来たのか! ここが戦乱になると、難民で欧州が分裂すると見越していたのであるか? 難民の多さは、シリア、アフガン、イラクの順である。

 これでは65兆ドルといわれる米国家累積赤字はもう必然であった。この国はこうして、今後落ちていくだけのはずだ。なんでこんな馬鹿な政策を採り続けてきたのだろうかと、そっちの方は不思議だ。

 しかりしこうして「毒をくらわば皿まで」よろしく、化け物トランプの出現。
 こうして、この国は完全に終わったと断言したい。泥舟からは降りることだ。「金さえあれば、女に何でもさせられる」何て言葉を吐いた大統領など、見たことも聞いたこともない。彼は事実身近な女性にそのように接してきたのだろうが、ロシアではこれが仇になったらしい。ということをニュースにしたマスコミは記者会見から名指しで締め出すとか。まー何とお品のよろしいことで・・・。 
コメント (9)
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