このエントリーは、70さんの2日前の「オールド左翼が残念すぎるという話 1970」における彼と僕との討論を受けています。前のこのエントリーに僕が初めて書いた反論、彼の回答、僕の再反論を、エントリーとして記しておくということ。ディベートというもののあり方を考えさせられたやりとりと愚考しました。
前エントリーへの僕の反論。
【 漠然の情緒文章 (文科系)2017-06-18 13:59:46
これは、70さんへのお答えではない。70さんのこの手の文章について、以降ここの読者にお勧めしたいこと、それが以下の文章である。文章というものは当エントリーの70さんのように漠然としたものではなく、こういう明確なものにもなると以下はそんな内容のつもりでもある。
このエントリー、安倍と同じで全て情緒的なだけ、使用用語の規定が皆無というイーカゲンな抽象的言葉の羅列文章なのだ。しかしてその内容も漠然として、ただこれだけの①~④。
① 「オールド左翼」(この説明も定義もない)は、『ニーズに答えられないトンチンカン』である。
② この「ニーズ」にも、説明も例もないから、自民党がニーズに応えているかどうかも、ただ1点書いた「経済」を除いては、無内容になる。
③ その経済もこう書いてあるだけで、この内容自身も分からない。
『色々あるが取りあえず経済は回ってるから野党とあのバックを支持するよりはマシだよねの1強』
④ こんなイーカゲンな文章構成、言葉遣いをして、何よりも明確な結論だけは、上のようなこれが、ばっちり。
『野党とあのバックを支持するよりはマシだよねの1強』
さて、こういうやりかたなら、どんな奴も批判できて、どんなお方も持ち上げることが出来るという遣り口と言える。
これでは何を語っているのか、雲を掴むようなお話。もちろん、このような70さんに対しては具体内容での批判もしようがない。つまり、漠然とした野党批判であって、具体的な批判が返されないように全てをぼかしているだけの臆病な文章と読むしかなかった。
70さんが熱心に書く割に、その野党批判は今までも、今後もこういう情緒的かつ漠然たる文章なのだろう。だから、上の①~④と同じ形式を読み取るようにとだけ、今後ここの読者にお勧めする。そして、今後に向けて全く同じ①~④の批判が書けることを示してみたいと、もう一度念を押すが、
「オールド」は、何が、どうそうなのかが全く書いてない。「ニーズ」も、同じ。「経済は廻っている」、も、同じ。かくして、「野党よりは自民がマシねの一強」の内容も、さっぱり分からない。そういう文章なのである。こういうのが、70さんの先ず野党貶し、次いで与党持ち上げの手法なのだ。
読者の皆さん、これらの用語と「文章構造」をよーく覚えていて下さいね。】
さて次が彼の反論。
【 笑 (1970)2017-06-18 16:17:08
いや~助かるわ。
こっちが長々と書く手間が省けて 笑
な、分かるでしょ。こういう人が安倍一強を裏で支えてるんだよ。
それにしてもどうしてもネット工作や対策の対象になりたいようだけど、ちょっと無理だろうな♪】
そして最後に、このように(いつものように笑いながら)「助かっている」と述べる彼に対して、前エントリーに今付けたばかりの僕の再反論。
【 助かったの? (文科系)2017-06-18 19:34:33
流石に、何の説明、説得もなく、こんな大きな与党支持の抽象的結論だけを書いたお人だけのことはある。
『色々あるが取りあえず経済は回ってるから野党とあのバックを支持するよりはマシだよねの1強』
ということを証明した僕のコメントの具体的内容には何の反論も書けずに、今回はこういう結論だけを書かれた。
『こういう人が安倍一強を裏で支えてるんだよ』
こんな見やすく、具体的内容に欠けた言葉上のレトリックだけで人を批判できたと考えられるお人なのである。
みなさん、よく覚えておいて下さい。彼が今後ここで語ることは常にこの二つの結論ありき。
A 『色々あるが取りあえず経済は回ってるから野党とあのバックを支持するよりはマシだよねの1強』
B (僕に対して)『こういう人が安倍一強を裏で支えてるんだよ』
ちなみに、「安倍一強を支えている」僕の文章に、なぜ度々反論の必要を感じるのだろう。彼も安倍支持のはずなのだから、不思議だ。
そして、このA、Bを言う時の彼の論法も常に上の①~④のようなやり方なのである。】
最後に、このブログ最近の閲覧数のことを、もう一度。この14日から1日2,000を超えています(同時に、5月14日以降の週間累計閲覧数も、この5週全て1万超えでした)。この5日間に1970さんのエントリーが3本もあった貢献はとても大きかったということでしょう。これには本心から感謝しています。その感謝内容を少少。
僕は、左右ともに仲間内だけの「なー、なーの会話」には何の気概も、エネルギーも、発展性も感じられない者です。そういうわけで、当ブログの足かけ13年、同時二重投稿ミス以外は、意見が全く正反対の一つのエントリーもコメントも削除したことがないことを誇りにもしてきました。これがこのブログの志と気概の証拠のつもりなのです。