【千葉県】:成田山新勝寺、毎年恒例すす払いでお堂清め新年へ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【千葉県】:成田山新勝寺、毎年恒例すす払いでお堂清め新年へ
千葉県成田市の成田山新勝寺で13日、新年に向けて仏像やお堂を清める年末恒例のすす払いがあり、僧侶と職員が1年間の汚れを落とした。
日の出前の午前5時半ごろから、広さ296畳の大本堂に、作務衣(さむえ)にマスク姿の僧侶らが集まり、本尊の不動明王や四大明王の像をはけで払い、仏具を布で磨いた。本堂の欄間や軒下は、横一列に並んだ10人が、長さ約10メートルの「ササ竹」を左右に振り、ほこりを落とした。
成田山新勝寺で行われた毎年恒例の「すす払い」(共同)
新勝寺のすす払いは江戸時代に始まったとされ、毎年12月13日に行われる。正月三が日は例年約300万人の初詣客が訪れるが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、分散参拝を呼び掛ける。
僧侶の鈴木照乗本堂課長(56)は「今年はコロナで始まりコロナで終わった1年だった。新しい年を迎えるに当たって一人一人にお考えいただき、分散参拝をお願いしたい」と話した。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・千葉県・成田山新勝寺】 2020年12月13日 11:24:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。