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【ノーベル賞】:69年の選考 井上靖氏 文学賞候補に

2020-01-04 06:15:17 | 【ノーベル賞(物理学・化学・生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野...

【ノーベル賞】:69年の選考 井上靖氏 文学賞候補に

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ノーベル賞】:69年の選考 井上靖氏 文学賞候補に 

 【ストックホルム=共同】一九六九年のノーベル文学賞選考で「天平の甍(いらか)」「敦煌(とんこう)」などで知られる作家の故井上靖氏(〇七~九一年)が候補者に推薦されていたことが分かった。選考主体のスウェーデン・アカデミーが共同通信の請求を受け、資料を開示した。井上氏が同賞候補となっていたことが公式資料で判明するのは初めて。 

井上靖氏

写真

 川端康成が受賞した六八年の選考まで、候補に含まれていた作家の三島由紀夫と詩人の西脇順三郎は、六九年の選考では推薦されていなかった。

 六九年は井上氏を含め百三の候補推薦があった。ドイツの大学教授が推薦した井上氏について、アカデミーは「まだ十分な調査がなされていないため、今年の新たな日本への賞は除外する」と指摘。井上氏はその先の選考から漏れた。

 候補の中には「イワン・デニーソヴィチの一日」などでソ連時代の強制収容所の実情を告発し、七〇年に受賞したロシアの作家、故ソルジェニーツィン氏も初めて推薦されていた。

 六九年の受賞者はアイルランド出身の小説・劇作家サミュエル・ベケット。開示資料によると、最終選考では選考委員会の意見が割れ、エステリング委員長(当時)がフランスの作家アンドレ・マルローらを推薦したのに対し、他の四人の委員はベケットを推していた。

 ノーベル賞の候補者名や選考過程は、五十年間非公開となっている。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・ノーベル文学賞選考】  2020年01月04日  06:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道)
2024-09-03 16:03:33
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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