路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

2025-02-01 08:16:00 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信 

 11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、佐賀県が観光大使に迎えた。県の形が横倒しにしたゴジラのシルエットに似ていることが発端で生まれた企画という。特撮怪獣にちなんだアートやパネルなどが県内各地に出現、県の魅力発信に一役買っている。

佐賀県嬉野市の岩屋川内ダムの壁面に描かれた「ゴジラ」=22日、佐賀県嬉野市(TM & ⓒ TOHO CO., LTD.)

 11月下旬、高さ約60メートルの岩屋川内ダム(同県嬉野市)壁面に巨大なゴジラが出現した。描かれたゴジラは、ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」が制作。

 高圧洗浄機で壁についた約半世紀分の汚れを落とし、白と黒のコントラストで浮かび上がらせた。県によると、2025年1月下旬までが見頃という。

 今年11月下旬、岩屋川内ダムを訪れた長崎県大村市の前本三男さん(70)は「口元と目元、手の迫力がすごいね。ダムに洗浄機で描くという発想がいい」と話した。

 また、県庁の展望ホールにも巨大ゴジラが出現。窓に印刷したシートを貼り付け、襲い来る怪獣を演出している。観光客に好評という。

 民間シンクタンクが発表した24年の魅力度ランキングで佐賀県は最下位に沈んだが、県の担当者は「ゴジラと形が似ているのは佐賀県にしかない唯一無二のファクト」と期待を寄せた。

 元稿:サンケイスポーツ新聞社 サンスポ 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・佐賀県が、11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、観光大使に迎えた】  2024年11月27日  15:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【疑惑】:フジテレビ問題が小池都政に飛び火! 東京都には数々の「日枝案件」…都議会で追及の的に

2025-01-30 15:30:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【疑惑】:フジテレビ問題が小池都政に飛び火! 東京都には数々の「日枝案件」…都議会で追及の的に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:フジテレビ問題が小池都政に飛び火! 東京都には数々の「日枝案件」…都議会で追及の的に

 元タレントの中居正広女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」が、小池都政に「飛び火」だ。

 東京都議会の共産党都議団が28日、小池百合子都知事(72)に加え、都が事業主体の美術館などを運営する公益財団法人「東京都歴史文化財団」に申し入れを行った。

  今後、フジテレビ問題は都議会で追及の的になりかねない。

  同党の池川友一都議はこう言う。

 「直近で質問の機会があるのは2月の第1回定例会です。今回の人権問題が解決に向けて動いていなければ、厳しく追及することになるでしょう。都の文化行政の一翼を担う団体のトップとして、日枝氏はふさわしくないと言わざるを得ません」

 さらに都議団は、都がフジサンケイグループの企業と契約している事業や広告と、その金額の公表も求めている。これは、小池知事にとって頭の痛い要求だろう。

 「小池知事としては、都とフジ側との契約事業が続々と明らかになるような事態は、避けたいはずです。事業自体に問題はなくとも、フジはスポンサー企業が次々とCMを中止しているほどですからね」(都政関係者)

 ◆開催に黄信号の「東京お台場トリエンナーレ」には都から6.5億円

 確かに都とフジは蜜月だ。「共同事業」が数々ある。

 都議団は契約事業の一例として、レインボーブリッジを自転車で走る催し「レインボーライド・マルチスポーツ」を挙げている。同イベントを巡っては、会場設営のアルバイトに従事した男子高校生の告発を受けた東京新聞の報道(13日付)で「偽装請負」の疑いが浮上。都がフジテレビとALSOK常駐警備の共同事業体に約5億円で委託したものだ。

 それだけじゃない。27日の「10時間超会見」でフジテレビの遠藤龍之介副会長が言及して話題の「東京お台場トリエンナーレ」もある。このイベントは今年10~12月、東京・港区のお台場海浜公園やフジテレビの社屋などを会場に開催する国際芸術祭。都と実行委員会の主催だが、実行委にはフジテレビと一般社団法人「東京臨海副都心まちづくり協議会」、BSフジが名を連ねる。協議会の理事長はやはり日枝氏である。

 都からは現時点で計約6.5億円もの支出が決まっているが、会見で遠藤副会長が「今年はできないと思う」と話し、開催に黄信号がともっている状況だ。

 さらに、都がお台場海浜公園に26億円もの巨額をかけて整備する世界最大級の噴水「ODAIBAファウンテン(仮称)」も、日刊ゲンダイ既報の通り「日枝氏案件」とみられている。日枝氏がトップの協議会が整備に向けて要望を出したからだ。この問題を巡っては、地域政党「自由を守る会」の三戸安弥都議が都議会での追及を検討している。

 どこからタマが飛んでくるか分からない状況だが、果たして“女帝”にさばけるのか。中途半端な対応をして問題が長引けば、6月の都議選にも影響しかねない。

            ◇  ◇  ◇

 都がお台場海浜公園に26億円もの巨額をかけて整備する世界最大級の噴水「ODAIBAファウンテン(仮称)」を巡る疑惑については、関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・地方自治体・東京都・東京都議会の共産党都議団・財団の理事長はフジテレビの“天皇”こと、日枝久取締役相談役(87)。財団が運営する「東京文化会館」の館長でもある。都議団は今回の問題を「重大な人権侵害」と指摘し、フジテレビ幹部の一人として責任を果たしていない日枝氏を、財団理事長と会館館長から辞任させるよう小池知事に求めた】  2025年01月30日  15:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【小池都政】:「お台場に26億円の世界最大級噴水」はフジテレビの“天皇”案件?整備計画にチラつく日枝久氏の影

2025-01-30 15:30:00 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【小池都政】:「お台場に26億円の世界最大級噴水」はフジテレビの“天皇”案件?整備計画にチラつく日枝久氏の影

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【小池都政】:「お台場に26億円の世界最大級噴水」はフジテレビの“天皇”案件?整備計画にチラつく日枝久氏の影

 中居問題で炎上中のフジテレビに新たな疑惑が噴出だ。同社の“天皇”と呼ばれる日枝久取締役相談役(87)が、東京都の“女帝”こと小池百合子都知事(72)の肝いり案件に関わっていた疑いが浮上したのだ。

<picture></picture>小池百合子都知事(左)と日枝久フジテレビ取締役相談役/(C)日刊ゲンダイ

 小池知事の肝いり案件とは、お台場海浜公園(港区)に整備する世界最大級の噴水「ODAIBAファウンテン(仮称)」。幅250メートル、噴水の高さは150メートルという規模で、2025年度末に完成予定だ。整備費は約26億円で、維持管理費は年1.5億~2億円。独立採算の特別会計である「臨海地域開発事業会計」から捻出することから、都は「税金は一切使わない」としている。

 臨海部の新たな観光スポットにする狙いだそうだが、これだけの費用をかけてまで造るべきものなのか疑問視されている。小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の都議ですら「何のために造るのか意味不明」と首をかしげるほどだ。

 どうも、この巨大噴水の整備計画の裏に日枝氏の影がチラつくのだ。この問題を調査する三戸安弥都議(自由を守る会)は昨年11月、「噴水について都に寄せられた事業や団体からの要望の内容、要望を受けた日付、要望者が分かる文書の全て」を開示請求。今月上旬に示された資料には「一般社団法人 東京臨海副都心まちづくり協議会」と事業者名が記されている。

 実は、この協議会には、臨海地域を拠点とする企業や都が出資する第三セクターなどが会員として名を連ねているのだが、組織トップの理事長を務めているのが日枝氏なのだ。1997年の設立以降、現在に至るまで理事長を務めており、影響力の大きさがうかがえる。

 ◆ウィンウィンの関係

 開示された文書には、噴水整備に「賛同する」と記されており、協議会が計画を歓迎している意図が読み取れるが、誰が要望したのかはよく分からない。日枝氏の意向が働いたのではないか。

 「フジテレビとしては、社屋近くの公園に観光拠点を整備してもらえれば万々歳でしょう。一方、噴水が番組のロケ地などで使われれば、小池さんとしても成果を全国放送でアピールできる。ウィンウィンの関係と言えます。そのため『日枝氏と知事の間で話をつけたのでは』とみられているのです」(都政関係者)

 都に問い合わせると、こう答えた。

 「協議会からは以前から臨海地域のにぎわい創出の要望を受けている。それを踏まえ、都として噴水の整備を決めた。日枝氏やフジテレビから要望を受けたとは認識していない」(港湾局)

 協議会は「こちらからにぎわい創出を要望する中で都が噴水の整備を決定。我々はそれに賛同したに過ぎない」(事務局)。フジテレビは「東京都への予算要望はまちづくり協議会事務局がとりまとめて提出しているものであるため、時系列など具体的なこともこちらでは把握していません。また、フジテレビが東京都に噴水整備を要望した事実はございません。詳細につきましては、まちづくり協議会事務局にお問い合わせください」(企業広報部)と回答した。

 三戸都議はこう言う。

 「私は噴水整備の要望者を調べるため、2017年以降に都が事業者などから要望を受けた際の対応記録についても、開示請求しました。ところが、噴水に関する記録はナシ。誰がいつ要望したのか記録がないのです。まさか、誰からの要望も受けず、知事が一人で思いついたのでしょうか。影響力の大きい日枝氏が口頭などで知事に助言したと考える方が自然ではないか。記録がない以上、そう疑われても仕方ありません。都は調査し、説明責任を果たすべきです」

 “天皇”と“女帝”のやりとりはあったのか。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・地方自治体・東京都・中居問題で炎上中のフジテレビに新たな疑惑が噴出だ。同社の“天皇”と呼ばれる日枝久取締役相談役(87)が、東京都の“女帝”こと小池百合子都知事(72)の肝いり案件に関わっていた疑いが浮上】  2025年01月29日  17:21:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・01.27】:ルール違反目立つ博多駅筑紫口で福岡市長公用車が“ルール違反”

2025-01-30 07:05:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER・01.27】:ルール違反目立つ博多駅筑紫口で福岡市長公用車が“ルール違反”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.27】:ルール違反目立つ博多駅筑紫口で福岡市長公用車が“ルール違反”

 

カネまみれとなった自民党の国会議員が「税金を払いましょう」と叫んでも、「はい解かりました」と肯く国民は皆無に近いだろう。「ルールを守ろう」――市民にそう呼びかけることができるのは、決められたルールを自ら率先して順守する政治家だけだ。しかし、少し偉くなると「俺は一般庶民とは違うんだ」とばかり、平気で自分だけに適用されるルールを作ってしまうケースは少なくない。先週、近年高く評価していた首長の――正確には首長の公用車の――振る舞いにガッカリさせられた。

■設計ミスとしか思えない博多駅筑紫口の異常事態

下は2022年4月に博多駅筑紫口駅前広場のリニューアが完成した際、福岡市が公表した図だ。広場内に侵入した一般車は赤いラインを通るしかない。以前は一般車も駅舎正面に横付けすることができたが、そのラインにはタクシーと緊急自動車しか入れないことになっている。

上図の黄色部分には「一般車専用乗降場」と記されているが、ここに駐停車できるのは、主に人を降ろす時。乗せる場合は、到着時間を考えて合流した上で運転者が対象者を拾い、短時間に車を発進させなければならない。それが決められたルールであることは、下の『人を待つための停車は禁止されています』という何枚もの立て看板を見れば、子どもでも理解できる。

しかし、リニューアル直後から今日に至るまでの実情は、下の写真のような「ルール無視」が日常茶飯だ。上掲の図、黄色で示された区域には、明らかに「人を待つ」車がズラリ。降車目的の車が止まるスペースはない。

この状況は毎度のことで、いつも並んでいるのは、禁止されているはずの「人を待つ」車ばかり。10分・15分は当たり前、酷いときは20分から30分と止めたままだ。ハザードを付けているのはましな方で、車内で何かを食べる人さえいる。通りに面した最後尾が広場内からはみ出ている場合もあり、人を送りに来た車やタクシーの侵入をさまたげることもしばしばである。

しかし、前掲の立て看板が目に入らないはずはない。要は、確信犯的にルール破りを行う人が絶えないということだ。この状況を苦々しく思っている人は少なくないようで、ハンターにも度々、筑紫口の混在ぶりを嘆くメールが送られてくる。

上の写真は取材で鹿児島に向かおうとしていた先週23日の9時半頃に撮影したもの。実は、6台分ほどしかない一般車乗降場を奪い合うように車を止めている市民をあざ笑うように、一般車は入れないはずの場所にデンと居座っている大型高級車が1台あった。しかも、その車が止まっているのは「ゼブラゾーン(導流帯)」と呼ばれる斜線が引かれた場所。真横から見ると明らかにそこを占拠しており、車体後部が緊急自動車用の駐停車場所まではみ出ている。(*下の2枚の画像参照)

 周辺をウロウロしていたところ、通り過ぎていく二人連れの片方が小さな声で「ヤクザの車やろ」――。確かに、黒塗りのゴツい高級車が我が物顔に一般車侵入禁止の場所に止まっている光景は異常だし、目立つ。どんな人間が乗り込むのか見てみようと待ってみることにした。

 ■ルール違反は市長公用車

 問題の車が占拠している「ゼブラゾーン」は、車両の安全や円滑な走行を導くために設けられている区画。博多駅筑紫口にある駅舎前のゼブラゾーンは、救急車やパトカーなど「緊急自動車」が安全かつ円滑に入って来れるようにするため設置されたものだ(*下の画像)。普通の感覚なら、この場所に車を止めて人を待つことなどできない。それが堂々とルール違反。いつから停まっていたのか分からないが、記者が監視を始めて約10分以上経った。

 すると、問題の高級車がじりじりと緊急自動車専用の停車スペースから前進。駅舎に平行になったとほぼ同時に後部左側のドアがスライドし始めた。乗り込む人間は誰か――。

 なんと、数名を従えて駅舎から出てきたのは高島宗一郎福岡市長。同行者に笑顔で挨拶した市長が、件の車に乗り込むまでを撮影した(*下の2枚の写真)。誰であれ、「ルール違反」と判断したからだ。

 駐停車のルール違反が目立つ博多駅筑紫口で、市民の規範になるべき福岡市長の公用車が平気でルール違反を犯していいのか――翌24日、記者は福岡市の担当課に疑問をぶつけた。

 市側は、確かに緊急自動車用の駐車スペースがあるラインには一般車は乗り入れが禁止されていると認めた上で、特別な車輛だけには駐停車の許可を出すう運用規定を設けているのだと説明する。特別なケースとは、「要人」の送迎がそれにあたるのだという。つまり高島市長は「要人」ということのようだ。

 さらに市側は、要人送迎の場合の駐車を認めているのは「予約タクシー」が停車するための場所であり、緊急自動車用のスペースとその前後にあるゼブラゾーンは含まれないとも話す。しかし市長公用車が停まっていたのはゼブラゾーン。緊急自動車用のスペースにもはみ出していた。記者が、“市長公用車が停まっていたのはゼブラブラゾーンと緊急自動車用のスペースの一部。ルール違反だ”と返したことには、反論がなかった。

 高島市長が公用車に乗り込んだのは、ゼブラゾーンから移動したあと。市長自身はルール違反を知らなかったのかもしれない。ただし、ルール違反に厳しい目が向けられている博多駅筑紫口で、市長公用車を含む「要人」用の車だけが、何の説明もなく特別扱いされるのは間違いだろう。市は、「要人」を乗せるために特例があるということを、きちんと告知すべきではないだろうか。

 ちなみに、市長公用車に高島氏が乗り込んだ瞬間を撮影した翌日、同じ場所を訪れた記者が見たのは、まさに緊急車両である救急車が停まっている場面だった(*下の写真)。やはりこのスペースと前後のゼブラゾーンに車を止めてはいけない。たとえそれが要人を乗せる車であったとしても、だ。

 最後に述べるが、博多駅筑紫口のリニューアルは失敗である。以前の駅前広場の方が今よりスムーズに車が動いていたのは確かだ。博多駅に車を乗り入れる多くのタクシー運転手も、「前より悪くなった」と口を揃える。一般車両のルール違反問題はもちろんだが、3車線ある広場から道路に出るまでのルートはすぐに詰まり、運転手やタクシーの乗客をイラつかせることが常態化している。時には、混雑のせいで傷病者を乗せた救急車が道路に出られなくなることすらあるという。設計ミスを指摘するのは記者だけではないはずだ。駅前広場はJR九州と福岡市が共有しているところ。そろそろ抜本的な解決策を検討すべきだろう。もちろん、誰の車であれ、“ルール違反”は厳しく取り締まるしかない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【社会ニュース・地方自治体・福岡県福岡市・2022年4月に博多駅筑紫口駅前広場のリニューアが完成した際、福岡市が公表した図だ。広場内に侵入した一般車は赤いラインを通るしかない。以前は一般車も駅舎正面に横付けすることができたが、そのラインにはタクシーと緊急自動車しか入れないことになっている事案】  2025年01月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・01.22】:立花孝志や東国原英夫は元兵庫県議の遺族に直接謝罪すべきでないか

2025-01-29 07:40:10 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【政界地獄耳・01.22】:立花孝志や東国原英夫は元兵庫県議の遺族に直接謝罪すべきでないか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.22】:立花孝志や東国原英夫は元兵庫県議の遺族に直接謝罪すべきでないか 

 ★兵庫県知事・斎藤元彦の内部告発文書問題や“パワハラ・おねだり疑惑”を調査する県議会の調査特別委員会(百条委員会)の委員だった前兵庫県議・竹内英明さん(当選5期。立憲民主党の県議らでつくる会派「ひょうご県民連合」)は、斎藤が再選された知事選の投開票翌日に一身上の都合で辞職。18日に自宅で死亡した。自殺とみられる。斎藤を巡り竹内さんへの電話やSNSでの激しい中傷や攻撃が続いただけでなく、県知事選挙の最中には県議で百条委委員長・奥谷謙一の自宅兼事務所前でNHKから国民を守る党党首・立花孝志が街頭演説を行い「これ以上脅して奥谷が自死しても困るのでこれくらいにしておく」「次は竹内や県議・丸尾牧の事務所にも行く」と発言していた。

 ★その延長線上に、立花の竹内さんが「県警から任意の取り調べを受けている」「元議員は逮捕される予定だった」「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などのSNSが拡散され追い打ちをかけた。20日、県議会警察常任委員会で県警本部長・村井紀之は異例の答弁に立ち「基本的に個別案件の捜査について言及することは差し控えているが、事案の特殊性に鑑みた」「竹内元議員について任意の調べをしたこともないし、ましてや逮捕するというような話は全くない」「全くの事実無根で、明白な虚偽がSNSで拡散されていることについては極めて遺憾だ」と踏み込んで全面的に否定した。

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 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2025年01月22日  07:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【追跡!】:また兵庫で「齋藤元彦おろし」が始まる…1月17日を過ぎたら「県議会は大荒れ」、そして「まさかの議会解散」へ

2025-01-28 07:09:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【追跡!】:また兵庫で「齋藤元彦おろし」が始まる…1月17日を過ぎたら「県議会は大荒れ」、そして「まさかの議会解散」へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【追跡!】:また兵庫で「齋藤元彦おろし」が始まる…1月17日を過ぎたら「県議会は大荒れ」、そして「まさかの議会解散」へ

 ◆「天皇皇后両陛下の来県」までは…

 「少しは変わったのかと思ったら、失職前とまったく同じ態度で、何の反省もない。ちょっと入院して戻ってきました、みたいな顔をしている」

<picture><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20250112-00000015-gendaibiz-000-4-view.jpg?exp=10800&fmt=webp" type="image/webp" /><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20250112-00000015-gendaibiz-000-4-view.jpg?exp=10800" type="image/jpeg" /></picture>

Photo by gettyimages

 ■【独自】「優勝パレード協賛金キックバック疑惑」渦中の信金理事長が実名告発!

 兵庫県庁の幹部が、直近の齋藤元彦県知事について嘆く。

 「12月の県議会は淡々と終わったけれど、知事は『心ここにあらず』。公選法違反の疑惑や百条委員会での尋問、兵庫県警が齋藤知事の支援者にも反齋藤派にも聴取している件など、懸念事項がまだ多く、集中できる状態ではなかったのでしょう」 知事は県庁内で「もともとコミュニケーション能力に難があった」と評される。そこにきて「再びパワハラで刺されるのを気にして指示を出さない。調整役もいないため、周囲は知事の真意がわからず動けない」(前出の県庁幹部)と、県政は再び停滞に陥っているのが実情だ。 1月17日には、阪神・淡路大震災30年追悼式典に天皇皇后が出席する。齋藤知事には、そのアテンド役という重責がかかる。 「天皇皇后両陛下がいらっしゃる前に、齋藤知事が警察に呼ばれたり、また辞任のおそれが取り沙汰されたりしては、みっともない。式典が終わるまでは、ひとまず県警も議会も『撃ち方やめ』でしょう」(同前)

 ◆県議会は大荒れへ

  ■週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)

 ■【関連記事】

 元稿:講談社 主要出版物 現代ビジネス 社会 【疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年01月12日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・01.24】:【福岡県大任町・永原町政の実態】:“知らしむべからず”で「例規集」非公開

2025-01-24 05:15:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER・01.24】:【福岡県大任町・永原町政の実態】:“知らしむべからず”で「例規集」非公開

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.24】:【福岡県大任町・永原町政の実態】:“知らしむべからず”で「例規集」非公開 

 全国に自治体は独自に条例や規則などの「例規」を制定しており、それらと規程、要綱などを含めてまとめたものを「例規集」と呼ぶ。一般財団法人「地方自治研究機構」のホームページは自治体の例規集にリンクしており、クリックするだけで各自治体のそれが閲覧可能だ。つまり、例規集を公開していない自治体も一目でわかるということ。めったにない事例だが、福岡県では“あの町”だけが、公開していない。

 ■県内60自治体で唯一非公開

 福岡県にある自治体は29市、29町、2村で合計60。そのうち、例規集を公開していない自治体が一つだけある。指定暴力団の企業舎弟から地域一番の実力者に登りつめた永原譲二氏が町長を務める田川郡大任町だ。下は、地方自治研究機構のホームページで閲覧可能な福岡県内にある自治体及び一部事務組合の「例規集」へのリンクページ(⇒コチラ)。大任町は“非公表”のためリンク先がなく、黒字になっているのが分かる。

 全国の自治体数は1,741(特別区:23、市:792、町:743、村:183)。そのうち例規集を公開していないのは、大任町を含む27自治体(町:7、村:20)だけ。九州・沖縄だと宮崎県2村、鹿児島県1町、沖縄県4村に過ぎない。全体の1.5%ということだ。前述した通り、福岡県では60自治体のうち大任町だけが例規集非公開。町民は、自分たちの暮らしに直結する条例や規則などを簡単に見ることができない状況だ。

 ■隠したいのは「不都合な真実」

 町議会だけでなく、田川地域の建設、し尿処理、福祉関係といった主要な業界・団体まで牛耳る大任町の永原町長は、自分にとってマイナスになりそうな情報を徹底して隠し、問題や疑惑が広がることを防ぐ行政手法で権力を維持してきた。かつてハンターの取材には、「町に情報公開請求が行われたら、すべてを自分が決裁する」と断言したほどで、そうした恣意的運用が情報公開制度自体を形骸化させている。

 外部からのチェックにはもちろん、町民に対しても「知らしむべからず」を徹底するのが永原流。権力維持のためなら条例や規則を改悪することもいとわない。ハンターが同町の不透明な建設行政について検証するため情報公開請求を始めていた2021年9月には、それまで開示請求権者を「何人も」としていた大任町情報公開条例を改悪。請求権者を「町の区域内に1年以上住所を有する者」に変え、報道機関を含む外部からの開示請求を拒むという時代に逆行する暴挙に及んだ。

 田川郡内の8市町村で構成する一部事務組合「田川郡東部環境衛生施設組合」が整備を進めてきた“ごみ処理施設”の「積算書」を巡っては永原氏は、「日本中探してもない」と公言。しかし、ハンターや関係議員らが行った福岡県への開示請求によって、し尿処理場(汚泥再生処理センター)の積算文書が存在することが明らかとなっている(*下の写真が積算書)。永原氏にとって、町発注工事の内容や施工体系が分かる文書は、絶対に知られてはならないマル秘事項だったとみられている。

 町長が一番触れられたくないのが、建設行政の実態解明につながる文書であることは、これまで散々報じてきた通り。2021年6月には町発注工事の入札結果を非公開にしたが、その後、国から「違法」を指摘されて改善するよう指導を受け、ようやく2023年4月から公表を再開した

 背景にあるのは、工事の施工実態がないダミー業者や永原氏の側近企業を使った町発注工事の独占。ハンターの調べで、同町発注工事の半数以上をそうした業者が受注していたことが分かっている。官製談合が疑われる事態だが、福岡県警が摘発する姿勢をみせたことはないという。

 ごみ処理施設の「付帯工事」も永原氏周辺の業者が独占している状況だ。田川地区の8市町村が大任町に委託して整備してきたごみ処理施設は3か所。公表されている工事名と現在までの契約金額は以下のとおりだ。

・大任町ごみ処理施設整備工事:契約金額220億円
・汚泥再生処理(*し尿処理)センター整備工事:契約金額89億8,560万円
・大任町一般廃棄物最終処分場浸出水処理施設整備工事:36憶円

 3施設の整備費は、合計約346億円。しかしこれは本体工事だけの金額で、付帯工事が別に数十億単位で発注されてきた。一昨年夏までの合計でしかないが、開示された資料を精査し、問題のダミー業者や永原氏の側近企業がどの程度の付帯工事を受注しているのか確認してまとめたのが下の表である。

 驚くべきことに、ダミー業者が受注した工事は全体の44%にあたる16億6,289万980円側近企業は34%となる12億8,951万2,240円を受注していた。これだけで全体の約8割。残り約2割の工事を請負ったその他の業者も、永原氏が主導する談合組織「田川政策研究会」のメンバーである可能性が高い。国が強く指導して「入札結果」が公表されるようになったことで判明した事実である。

 情報公開条例や資産公開に関する条例、さらには町民の暮らしに直接かかわるようなルールを定めたものが「例規」である。当然、誰もが確認できるよう、「例規集」をホームページ上で閲覧可能にする自治体がほとんどだ。しかし、大任町は例規集を公開しておらず、町の決まりを確認しようと思えば、一々役場に連絡して教えてもらわなければならない。

 例規は自治体が定めた行政運営を行う上での基本。非公開のままで許される話ではない。例規集に限らず、不都合な真実を隠すための永原流「知らしむべからず」に終止符を打つべき時が来ている。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・福岡県田川郡大任町・田川郡内の8市町村で構成する一部事務組合「田川郡東部環境衛生施設組合」が整備を進めてきた“ごみ処理施設”の「積算書」】  2025年01月24日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【愛知・ジブリパーク】:宮崎駿監督の愛車「シトロエン2CV」展示へ

2025-01-22 13:00:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【愛知・ジブリパーク】:宮崎駿監督の愛車「シトロエン2CV」展示へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【愛知・ジブリパーク】:宮崎駿監督の愛車「シトロエン2CV」展示へ 

 愛知県は22日、ジブリパーク(同県長久手市)で、宮崎駿監督が愛用していた車「シトロエン2CV」を1月29日から展示すると発表した。大村秀章知事は記者会見で「ジブリパークの宝物として未来永劫(えいごう)大事にしていきたい」と述べた。

鈴木敏夫氏が描いたシトロエン2CV(C)2020 Hayao Miyazaki/Toshio Suzuki)(共同)

 車は「ジブリの大倉庫」内で展示する。生まれてくる子の保育園送迎のために車を購入し、次第にほれ込んで手放せなくなる様子を宮崎氏が描いたオリジナルストーリーの漫画も、車のそばにパネルで掲示する。

 長男の吾朗氏は「宮崎家では乗ることがなくなりましたが、たくさんの思い出が詰まった2CVです。ジブリパークで末永く大切にしていただければ幸いです」とコメントを寄せた。

 また、4月入場分からエリアごとのチケットを新設することも明らかにした。パークでは昨年3月に予定されていた5エリアが完成。大村知事は「好きなところをじっくりと回ってもらえる」としている。2月10日に一般販売を開始する。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・愛知県・ジブリパーク・宮崎駿監督が愛用していた車「シトロエン2CV」を1月29日から展示すると発表】  2025年01月22日  13:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県】:「家族は震えている。辞めるしかない」  亡くなった竹内英明・前兵庫県議を襲ったいわれなき誹謗中傷

2025-01-22 05:10:40 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【兵庫県】:「家族は震えている。辞めるしかない」  亡くなった竹内英明・前兵庫県議を襲ったいわれなき誹謗中傷

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:「家族は震えている。辞めるしかない」  亡くなった竹内英明・前兵庫県議を襲ったいわれなき誹謗中傷

 その一報を聞いた時、ただ絶句するしかなかった。  

 兵庫県の前県議、竹内英明氏(50)が1月18日に姫路市の自宅で亡くなった。自殺とみられている。昨年春に兵庫県の元県民局長の内部告発をきっかけに斎藤元彦知事ら県幹部の数々の疑惑が浮上してから、記者は竹内氏に何度も取材で話を聞いていた。<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">県議選で当選し、喜ぶ竹内英明氏(2007年)</button>

県議選で当選し、喜ぶ竹内英明氏(2007年)(dot.)

 ■【写真】兵庫県議会の百条委員会ですれ違う斎藤知事と竹内氏  

 竹内氏は県議時代、立憲民主党の県議らでつくる会派「ひょうご県民連合」に所属。斎藤知事らに浮上した疑惑を解明するため県議会が設置した文書問題調査特別委員会(百条委員会)の委員になり、委員会で的確で切れ味鋭い質問を飛ばしていた。  

 竹内氏の追及もあって、昨年9月に県議会は全会一致で不信任決議をして斎藤知事は辞職。県知事選が行われることになったが、この知事選は前代未聞のものだった。  

 議会で斎藤氏を追及した議員や、斎藤氏に対抗して立候補した前尼崎市長の稲村和美氏らに対して、SNSなどで誹謗中傷が殺到し、拡散された。稲村氏は組織的な通報によって、後援会のX(旧ツイッター)が選挙戦中に凍結され、一時的に利用不能になったという。「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏は、自らの当選ではなく斎藤氏を当選させる目的で知事選に立候補。百条委員会委員長の奥谷謙一県議の自宅兼事務所の前で奥谷氏を非難する街頭演説を繰り広げ、それも動画で拡散された。  

 竹内氏と同様、百条委員会で斎藤氏を追及していた丸尾牧県議は、こう話す。

 「奥谷氏以外に立花氏から名指しされていたのが、私と竹内さん。うちにも嫌がらせ電話がかかり、事務所周辺を車が徘徊するなどされました。竹内さんのところも同様だったようです」  

 知事選は11月17日に投開票され、斎藤氏の再選が決まった。その翌日の18日、竹内氏は突然、議員辞職した。

 「なんで辞めるんですか」  

 と記者が電話すると、

 「家族が危ない目に遭うかもしれない。家族を守らないといけない。仕方ない決断なんや。SNSでここまでありもしないことを中傷され、うちはめちゃくちゃや」  

 いつもの威勢がいい竹内氏とは思えない、沈んだ声だった。辞める必要はないのでは、と話したが、

 「本当に危ないねん。変な車が家の周辺に来たりとか、やばい。家族は震えている。県議を辞めるしかない」  

 と消え入りそうな声だった。

 ■「逮捕なんてアホな話はどこにもない」と憤慨  

 竹内氏の辞職後も、SNSでは竹内氏に対して、デマ情報が飛び交う状況が続いていた。竹内氏に対して「警察が捜査すべき」「逮捕される」という的外れな投稿もあった。  

 昨年12月に竹内氏に電話すると、

 「逮捕なんてそんなアホな話はどこにもない。警察から県議会のこと教えてと協力を求められるほどやのに。デマばかり流されて参るわ」  

 とデマ情報の拡散を憤っていた。  

 竹内氏が亡くなった後、NHK党の立花氏はSNSで、「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」「こんな事なら、逮捕してあげた方が良かったのに」と投稿。さらにYouTubeの動画では、「竹内元県会議員、どうも明日逮捕される予定だったそうです」と発信した。  

 これに対して、兵庫県警の村井紀之本部長は異例の対応を見せた。1月20日、県議会の委員会で、「竹内元議員について被疑者として任意の調べをしたこともないし、ましてや逮捕するといった話はありません。全くの事実無根」と、個別の案件を取り上げて全否定。「明白な虚偽がSNSで拡散されていることについて、極めて遺憾だ」と述べた。  

 立花氏はこの後、関連の書き込みや動画を削除し、「事実と異なることを発信したことについて謝罪をさせていただきます」と述べている。

 ■元衆院議員の石川氏は「切れ味のある後輩だった」  

 竹内氏の訃報を知って、記者が真っ先に連絡したのは、元衆院議員の石川知裕氏だった。  

 竹内氏は姫路市の高校から早稲田大学に進学。政治サークル「鵬志会」に入会した。その1年先輩にいたのが、石川氏だった。

 「竹内が死んだって、本当ですか? オレ言ったんですよ、どれだけ叩かれてもくじけるな、前を見ろ。苦しくなったらオレの背中を見ろ、って言ったんですよ。バカヤロウ」  

 石川氏は元民主党代表の小沢一郎衆院議員の秘書をへて、2007年に衆院議員となった。小沢氏の資金管理団体「陸山会」の事件によって、10年に政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕された。無罪を訴え続けたが、14年に有罪が確定。その後も政治活動を続け、昨年の衆院選では立憲民主党の比例北海道ブロック候補として立候補したが、次点で落選した。  

 石川氏が逮捕された後、竹内氏は石川氏の身を案じて何度も連絡をくれたという。  

 石川氏は学生時代から小沢氏のもとで秘書として働いたが、竹内氏は、奥田敬和元運輸大臣の事務所で修業していた。石川氏が振り返る。

 「竹内は大学を卒業してセブンイレブンに就職したのですが、政治をあきらめられないと、旧民主党の職員となって、政調や国対などで手腕を発揮した。それから地元に帰って姫路市議、県議になった。切れ味のある後輩で、さすがだと思っていた」

 ■「竹内さんの追及も踏まえて百条委で結論を」  

 元県民局長の内部告発文書の問題が公になったのは、斎藤知事が昨年3月27日の記者会見で、元県民局長を更迭する人事を説明する際、元県民局長について、

 「事実無根の内容が多々含まれている文章を、職務中に作った」

 「嘘八百含めて文書を作って流す行為は公務員失格」  

 などと厳しく批判したことだった。  

 その翌日、記者はこの内部告発文書を入手し、これは「嘘八百」ではなく、大きな問題になる可能性があると思った。そして、以前、選挙取材で名刺交換をしたことがある竹内氏に連絡を取った。竹内氏の議会での活動ぶりなどから、深い情報を知っていると思ったからだ。  

 竹内氏は取材に応じてくれ、元県民局長が内部告発に至った背景や、内容の真実性などを解説してくれた。それ以後、竹内氏には頻繁に取材に応じてもらい、AERA dot.でも斎藤知事の疑惑に関して、竹内氏のコメントを入れた記事を何度も書いた。  

 丸尾県議はこう話す。

 「竹内さんは県の職員からの信頼も厚く、勉強熱心で、百条委員会でもあっと驚くような質問をされていた。SNSのいわれなき誹謗中傷には、私も精神的にダメージを受けている。そして、SNSでは今もそれが継続中で、竹内さんも同じだったようです。私たちにできることは、竹内さんが百条委員会で追及してくれたことも踏まえて、しっかり結論を出すことです」  

 百条委員会の調査報告書は2月県議会に提出される予定になっている。情報の根拠をきちんと調べ、ファクトに即した追及を百条委員会で展開していた竹内氏の意思が、そこに反映されることを願う。合掌。

 (AERA dot.編集部・今西憲之)

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 ■【関連記事】

 元稿:朝日新聞出版物 AERA dot.  社会 【疑惑・地方自治体・兵庫県・斎藤知事の疑惑を究明する百条委員会の元委員である竹内英明氏が亡くなっていたことが判明】  2024年01月21日 19:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県】:元県議逮捕情報、県警否定 死亡で斎藤知事「ショック」SNS虚偽流布、対策急務

2025-01-21 00:10:20 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【兵庫県】:元県議逮捕情報、県警否定 死亡で斎藤知事「ショック」SNS虚偽流布、対策急務

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:元県議逮捕情報、県警否定 死亡で斎藤知事「ショック」SNS虚偽流布、対策急務 

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、インターネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けたのを理由に県議を辞職した竹内英明氏(50)が死亡したことに関し、村井紀之県警本部長が20日、「逮捕が間近だった」などとする交流サイト(SNS)上の情報を「明白な虚偽だ」と否定した。県警トップが個別の捜査の真偽に言及するのは異例。

斎藤元彦知事(2024年11月撮影)斎藤元彦知事(2024年11月撮影)

 文書問題や昨年11月の知事選を巡る中傷や虚偽、真偽不明情報が流布される中での死に、県庁や県議会に衝撃が走っており、対策が急務となる。

 県はSNSの誹謗中傷を防止する条例の制定を検討する有識者会議を設置しており、2025年度中の制定を目指している。斎藤氏は20日、竹内氏の死について「大変ショックを受けており、心からお悔やみ申し上げる」と記者団に述べ、条例制定へ「しっかりと議論、準備をしていく。誹謗中傷のない社会に向けた取り組みを進めたい」とした。

 村井氏は県議会警察常任委員会で、竹内氏の逮捕情報や「県警の任意聴取を受けていた」とする情報について「事実無根で、明白な虚偽がSNSで拡散されるのは誠に遺憾」と述べた。知事選のSNS運用を巡り告訴・告発が相次いでおり、藤森大輔刑事部長は「法と証拠に基づいて適切に捜査を推進する」とした。

 竹内氏は県議会調査特別委員会(百条委)の委員だったが、中傷が過熱し知事選投開票の翌日に議員辞職した。

 選挙戦では斎藤氏を応援する目的で立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏が、竹内氏らの情報などを街頭やネット上で発信し、拡散された。

 立花氏は竹内氏の死が報じられた後、ユーチューブで「(竹内氏は)逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信。X(旧ツイッター)でも同様の投稿をしたが20日未明までに削除した。その後投稿した動画で「間違いでした。訂正しおわびします」と謝罪した。

 百条委の奥谷謙一委員長も立花氏に虚偽情報を流されたとして名誉毀損(きそん)容疑で告訴している。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・兵庫県・斎藤元彦兵庫県知事(47)の疑惑告発文書問題を厳しく追及し、インターネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けたことを理由に、県議を辞職していた竹内英明さん(50)が死去したこと】  2024年01月20日 11:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都】:「都議会自民党」政治団体を解散、会派は維持「深くおわび」小松大祐幹事長 職員が略式起訴

2025-01-18 00:58:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【東京都】:「都議会自民党」政治団体を解散、会派は維持「深くおわび」小松大祐幹事長 職員が略式起訴

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都】:「都議会自民党」政治団体を解散、会派は維持「深くおわび」小松大祐幹事長 職員が略式起訴

 東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」職員が略式起訴された裏金事件を巡り、会派幹部が17日夜、都庁で記者会見し「ずさんな資金管理を排除する」として政治団体の解散を決めたと明らかにした。会派は維持する。

記者会見で厳しい表情を見せる「都議会自民党」の小松大祐幹事長(共同)

 会派トップの小松大祐幹事長は「都民と国民に深くおわび申し上げる。法律への認識が甘く、責任を重く受け止めている」と述べた。ただ、政治資金収支報告書に不記載があった都議らの人数や氏名は、報告書を訂正してから説明するとして明らかにしなかった。略式起訴された職員は内部調査に「前任者から引き継いだやり方を踏襲してきた」と説明したという。

 都議らが収支報告書に記載しなかった政治資金パーティー券の販売収入については「政治活動に使ったと認識している」と話した。不正の開始時期は不明とした。

 今年夏の都議選に向け「影響は甚大だ。信頼回復と政策で都民に還元できるよう頑張りたい」と述べた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・東京都・都議会】  2024年01月18日 00:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・01.14】:失政の証明(下)|町民が知らない「大任町しじみセンター」の惨状

2025-01-14 05:15:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER・01.14】:失政の証明(下)|町民が知らない「大任町しじみセンター」の惨状

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.14】:失政の証明(下)|町民が知らない「大任町しじみセンター」の惨状 

 「しじみの大ちゃん」は福岡県大任町のシンボルキャラクターである。町内のあちこちに掲げられている看板には「しじみの大ちゃん」(*下の写真)、道の駅「おおとう 桜街道」の特産売り場にいる「しじみの大ちゃん」のセリフは『おおとう名物 しじみのパワーで毎日元気』となっている(*下の写真)。

 これだけ宣伝されれば、誰もが“しじみ”は大任町の特産物だと思うはずだ。しかし、陳列商品に使われているしじみに大任町産は1個もなく、裏ラベルに記載された確認可能なしじみの産地が、「中国」「インド」(*下の写真)だったことは報じてきた通りである。(⇒ 既報1既報2

 一体、町は何を根拠に“しじみ”を名産品として位置付けてきたのか――。調べてみたところ、永原譲二町長が進めてきた施策の一環として、しじみの養殖場「大任町しじみセンター」が2014年(平成26年)頃に稼働していたことが分かった。10年以上も前からしじみの養殖に取り組みながら、いまだに出荷量はゼロ。明らかにおかしい。しじみの養殖場に行き現状を確認した。

 ■養殖失敗

 結論から述べる。しじみの養殖は失敗しており、その結果が「出荷量ゼロ」なのだ。養殖場に行ってみればわかるが、荒れ放題に等しく、まともに稼働しているとは思えない。明らかな「失政」だが、おそらく永原町長は、町民に真実を告げようとはしないだろう。

 都合の悪い話になると、はぐらかしたり議論のすり替えを行ったたりで逃げを打つのが永原流。いつものように「しじみの養殖場では、ちゃんと研究を進めている」などとごまかす可能性が高い。しかし、現状を見れば、いかなる言い訳も通用しないことが分かる。下は昨年12月中旬にハンターの記者が撮影した養殖場の様子。養殖プールの中は“藻”で緑色になっている。

 これは、まだいい方で、昨年10月の初めに同町の次谷隆澄、宮地篤両町議会議員が緊急視察した際はもっと酷い状態だった。下が次谷議員提供の現地画像だが、藻の緑は現状よりかなり濃い。

 両議員の視察を受けて「これはまずい」と藻を除去したものの、12月になって再び緑のプールに戻ったといったところだろう。

 最悪なのは、昨年10月の初めに次谷議員らが視察した時の一部のプールの状態(*下の写真)。なんと“草茫々”という惨状だった。水がない以上、しじみは育たない。

 養殖プールは草茫々か、あるいは“藻”だらけ。こうした状態を何年間も続けてきたというのだから開いた口が塞がらない。“失政隠しのための事業継続”という構図が浮かび上がる。

 ■「しじみは順調に育っています」は嘘だった?

 「失政ではない」と強弁するため、永原流の様々な言い訳が出てきそうだ。しかし永原氏には、しじみ養殖に関しては「嘘」を重ねてきた疑いさえある。覚えている町民がどれほどいるのか分からないが、参考までに紹介しておきたい。町が発行している「広報 おおとう」の2014年(平成26年)4月号(NO.273)の記載内容である(*広報にある赤い囲みはハンター編集部)。

 自慢げに両手を広げて自身の施策をアピールする永原町長は、“しじみの養殖”について次のように述べていた。

 残念ながら、しじみが“順調”に育っていないかったことは、ハンターが大任町に行ったしじみの出荷量に関する情報公開請求の結果――「実績はありません」――が明確に示している。

 養殖が失敗したことを町民に知られないよう、永原氏は養殖場を閉じるという選択をしていない。当然、養殖場の維持費が毎年出ていく。下は、次谷町議の調べで判明した年度ごとのしじみ養殖場への公費支出額。10年間で2,000万円を超えている。これとは別に養殖場の建設費がかかっていたはずだが、かかった費用の開示請求に対し、町は「保存期間の経過により廃棄」として不開示を通知してきている。

 業者との契約書を廃棄するわけがないし、決算書類から契約額を割り出すのも簡単。町はハンターの抗議に対し「調べ直す」としているが、“建設費を知られるとまずい”という思惑が透けて見える展開となっている。

 しじみに関する失政を隠すために永原氏が考えそうなことは、道路整備にかこつけて養殖場を廃止し、存在そのものをなかったことにすることぐらいかもしれない。いずれにせよ永原氏は、養殖失敗の事実を町民に知らせ、謝罪するべきではないのか。公費を使って5万円と米5キロで町民の関心をかっても、失政の責任を回避することはできない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・福岡県田川郡大任町・シンボルキャラクター「しじみの大ちゃん」が町内のあちこちに掲げられている福岡県大任町・大任町のしじみ出荷量は過去から現在まで「ゼロ」の実態】  2025年01月14日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・01.10】:失政の証明(中)|衝撃! 大任名物「しじみ」じつは出荷量ゼロ

2025-01-14 05:15:20 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER・01.10】:失政の証明(中)|衝撃! 大任名物「しじみ」じつは出荷量ゼロ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.06】:失政の証明(中)|衝撃! 大任名物「しじみ」じつは出荷量ゼロ 

 シンボルキャラクター「しじみの大ちゃん」が町内のあちこちに掲げられている福岡県大任町。道の駅「おおとう 桜街道」の特産売り場にも「しじみ」入りの商品が並ぶ。しかし、商品の裏ラベルに記載された確認可能なしじみの産地は「中国」「インド」。大任町産のしじみは出てこない。

 しじみの大ちゃんの生まれはどこかーー?興味を持ったハンターの記者が大任町に情報公開請求したところ、驚くべき失政の現状が明らかとなった。大任町のしじみ出荷量は過去から現在まで「ゼロ」。大任町産のしじみは、どこにもいない。

 ■「大任町名物」と謳っているが・・・

 大任町にしじみ関連で開示請求したのは、次の3項目だ。

・大任町がしじみの養殖場を整備した際の整備費、設計業者と設計費用、建設業者と建設費用、入札結果がわかる文書。

・大任町が「おおとう大ちゃん納豆」の生産で使用している「しじみエキス」または「しじみ」の購入先と購入金額がわかる文書(過去分を含む)。

・大任町が町内の養殖場で養殖したしじみの年度ごとの出荷量と出荷額(過去分含みすべて)。

 これに対し、同町が開示を決めたのが「しじみエキス」または「しじみ」の購入先と購入金額がわかる文書だけ。養殖場の整備に関する文書は保存期間の5年が過ぎたため廃棄して不存在。最も重要なしじみの出荷量についての回答が、下の決定通知である。

 「実績はありません」――つまり出荷量「ゼロ」ということだ。大任町にしじみの養殖場ができて10年あまり経っているというが、実はこの間、大任町産のしじみは一個も出荷されていない。しじみの養殖に失敗したのは明らかだが、永原町政はその「失政」について一切公表していない。

 問題は、町内産のしじみがないにもかかわらず、町の特産品として「しじみ」を使った商品を売っている大任町の姿勢だ。前稿で述べた通り、道の駅「おおとう 夢街道」には「大任町名物 しじみのパワーで毎日元気」と謳って、様々なしじみ関連食品が陳列されている。

 ちなみに、田川地域を流れる彦山川でしじみが採れたというが、それは昔の話。現在は見かけることさえないらしく、存在しない個体を大任町が製品化している「おおとう 大ちゃん納豆」などに使用するのは不可能だ。ある福岡県民は、しじみに関する大任町の姿勢について憤りを隠そうともせずこう話す。

 「大任町に来ると、“花としじみの里”という文句にしじみのキャラクターが描かれた看板がいたるところに立っているじゃないですか。道の駅には“しじみ”の商品が置いてあって、そこに名物と謳ってあれば、当然大任町でしじみが採れていると思いますよ。納豆のタレに入っているしじみエキスは、大任町のしじみのエキスだとばかり思っていました。それが違うなんて……。しじみ商品が使っているしじみの産地は中国とかインドとあるのが分かったから産地偽装とは言えないんでしょうが、なんだか詐欺的な商売みたいで気分が悪いですね。しかし行政機関がこんなマネしていいんですかね?」

 確かに、「おおとう しじみの大ちゃん納豆」を製造しているのは大任町(*下の写真。赤い囲みと矢印はハンター編集部)。「花としじみの里」を大々的に宣伝してきた同町のトップとして、しじみの出荷量がゼロだという現実を永原町長はどう説明するのだろうか。

 ところで、大任町のホームページで「しじみ」についての取り組みを調べたところ、「養殖場」を整備するという記述が見つかった。しじみの養殖場「大任町しじみセンター」がどこにあるのか地元の人に聞いて現地を訪れたところ、そこで見たのは、まさに「失政」を証明する惨憺たる状況だった。(以下、次稿)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・福岡県田川郡大任町・シンボルキャラクター「しじみの大ちゃん」が町内のあちこちに掲げられている福岡県大任町・大任町のしじみ出荷量は過去から現在まで「ゼロ」の実態】  2025年01月10日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・01.06】:失政の証明(上)|“大任町産しじみ”は何処(いずこ)

2025-01-14 05:15:10 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER・01.06】:失政の証明(上)|“大任町産しじみ”は何処(いずこ)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・01.06】:失政の証明(上)|“大任町産しじみ”は何処(いずこ)  

 暴力団の企業舎弟から地域の大実力者にのし上がった大任町の永原譲二町長が昨年12月、町議会定例会の冒頭で、赤ん坊からお年寄りまですべての町民に現金5万円と米5㎏、さらには大任町名産の「おおとう 大ちゃん納豆」やにんにくドレッシングまで付けて支給することを公表した。支給開始は今年2月3日。翌3月の町長選挙をにらんだ露骨な“ばら撒き”である。町民は「くれるものなら貰っておこう」と考えるはずで、実際、町内から批判の声は聞こえてこない。しかし、過大なばら撒きの背景に「失政隠し」があるとすれば話は別。町の将来のためには、5万円と米を前に、歪んだ現実と向き合うことも必要だ。

 ■町の各所に「しじみの大ちゃん」

 大任町内のいたることころに掲示さえているのが「しじみの大ちゃん」。大任町のシンボルキャラクターだ(下の写真)。

 田川地域の8市町村が整備を進めてきたごみ処理施設の建屋にも、存在を誇示するためか、ひときわ大きく「しじみの大ちゃん」が描かれている(下の写真)。

 ■“貝殻付きのしじみ”はどこに?

 道の駅「おおとう夢街道」の売り場には、しじみ関連商品がズラリと並ぶ。

 いずれの商品にも確かに「しじみ」が入っており、中でも町が現金5万円とともに支給を決めた「おおとう 大ちゃん納豆」(下の写真)は人気だという。

 大任町がシンボルキャラにしているだけに、大ちゃん納豆をはじめいずれの名産品にも「しじみ」のエキスが入っている。しじみそのものの佃煮もある。だが、道の駅の売り場のどこを探しても、貝殻の寝床で眠る「しじみ」の現物は、ない。地域の名産品として「しじみ」を売り出している以上、貝殻付きがあるはずだが、見当たらない。

 例えば、しじみの産地として有名な宍道湖がある島根県内の土産屋には、必ず貝殻付きのしじみが置いてある。下は昨年12月、全国で唯一県庁所在地にある島根原子力発電所2号機の再稼働を取材した折に買ってきたもの。貝殻付きのしじみである。

 道の駅「おおとう桜街道」には、こうした貝殻付きのしじみがない。だが、しじみを名産品として扱っている以上、佃煮やエキスは大任産に違いない。そう思って商品を手にしてみたところ……。

 なんと、原材料名として記されているしじみの産地は「インド」や「中国」。他も確認したが、大任町産のしじみを使った商品は一つもない。これは一体どうしたことか?まさか、「しじみの大ちゃん」はインドや中国生まれということなのか?そういえば、取材のため大任町に通うようになってもいうじき4年になるが、町内で貝殻付きしじみの現物を見たことがない。町のシンボルにまでなっている「しじみ」はどこにいるのか、調べてみることにした。

(次稿につづく)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・福岡県田川郡大任町・暴力団の企業舎弟から地域の大実力者にのし上がった大任町の永原譲二町長を巡る数多くの疑惑】  2025年01月06日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①・01.14】:札幌の運動施設 整備のあり方広く議論を

2025-01-14 04:05:55 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【社説①・01.14】:札幌の運動施設 整備のあり方広く議論を 

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・01.14】:札幌の運動施設 整備のあり方広く議論を 

 札幌市が冬季五輪の競技会場として検討したスポーツ施設整備について、ほぼ計画通りに進める方針を示している。施設は老朽化し更新が必要だという。

 市民の健康づくりをはじめ、選手の育成、観光の面からもスポーツ振興は大事だ。
 
 ただ五輪招致は実現せず、国からの補助金は見込めなくなった。資材高騰や人手不足で整備費はかさむ。環境保全の課題も浮上した。
 事業を進める前提条件が大きく変わったと言える。ここはいったん立ち止まるべきだ。
 スポーツ施設整備のあり方を巡り、市議会はもちろん、広範な市民論議の場が必要だ。
 秋元克広市長は昨年11月の記者会見で大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル)にノーマルヒルを併設する「デュアル化」を計画通り進める考えを表明した。
 デュアル化は世界の趨勢(すうせい)だ。競技団体も望む。ただ整備には約1万平方メートルの人工林伐採が必要で、招致計画では90億円だった整備費の上振れも必至だ。
 秋元市長は現在のリフトをゴンドラに替え、観光施設としても活用する考えを示したが、競技者からは手軽に移動できるリフトが便利との声もある。
 費用を負担するのは市民であり、丁寧な合意形成が必要だ。整備費の新たな積算や人工林伐採に伴う環境への影響などのデータや情報を分かりやすく提示し、市民や競技団体、観光関係者らから大倉山の将来像について幅広く意見を聞くべきだ。
 デュアル化すれば宮の森競技場(ノーマルヒル)は廃止となる。1972年札幌五輪で日本勢が表彰台を独占した記憶を何らかの形で継承したい。
 市は72年大会でアイスホッケー会場だった月寒体育館を大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)の敷地内に移転し、アイスリンクに加え、多目的アリーナを新設する方針だ。
 バスケットボールのレバンガ北海道は本拠地の道立総合体育センター「北海きたえーる」の改修費2億円を全額負担し、Bリーグ・プレミアの参入条件を満たした。市は、よりグレードが高いアリーナを将来の本拠地としてもらう計画だ。
 
 ただ市議会には過剰な整備だと見る向きもある。市は民間資金を活用する方針で2社から提案を受けた。採算性など納得のいく説明が求められる。
 
 五輪招致を巡っては、ドームに隣接する国有地を取得した上で、月寒体育館を移転し、将来的に周辺をスポーツパークとする構想があった。構想を生かすのか否かの議論も欠かせない。 
 
 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年01月14日  04:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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