路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【考察】:伝統仏教は現代人の不安に寄り添えているのか、過疎地寺院やLGBTQについて主要9法人に聞いた

2023-06-17 07:56:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【考察】:伝統仏教は現代人の不安に寄り添えているのか、過疎地寺院やLGBTQについて主要9法人に聞いた

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【考察】:伝統仏教は現代人の不安に寄り添えているのか、過疎地寺院やLGBTQについて主要9法人に聞いた

 少子高齢化や過疎化、葬儀の簡素化で宗教の出る幕が急速に失われつつある。宗教はこのまま消えゆくのか。6月5日発売『週刊東洋経済』の特集「宗教消滅危機 消えゆく寺・墓・葬儀」では、機能不全に陥る伝統宗教、衰退する新宗教の「今」を追った。

<button class="sc-bErtzN fiBvZp" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-bErtzN fiBvZp" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">少子高齢化や過疎化、葬儀の簡素化で宗教の出る幕がなくなりつつある(デザイン:小林由依、藤本麻衣、松田理恵)</button>
  少子高齢化や過疎化、葬儀の簡素化で宗教の出る幕がなくなりつつある(デザイン:小林由依、藤本麻衣、松田理恵)(東洋経済オンライン)

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を受け、不当寄付勧誘防止法が成立した。法律では「霊感その他の合理的に実証することが困難な特別な能力による知見」で個人を困惑させ、宗教法人へ寄付させることを禁じている。

 元稿:週刊東洋経済新報社 ONLINE 主要ニュース 社会 【話題・6月5日発売『週刊東洋経済』の特集「宗教消滅危機 消えゆく寺・墓・葬儀」では、機能不全に陥る伝統宗教、衰退する新宗教の「今」を追った・担当者:野中 大樹 :東洋経済 記者】 2023年06月09日 06:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【斜面(11月2日)】:「風流踊」の輪【あとがき帳あり】

2022-11-02 09:31:45 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【斜面(11月2日)】:「風流踊」の輪【あとがき帳あり】

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【斜面(11月2日)】:「風流踊」の輪【あとがき帳あり】

 鎌倉期に時宗を開いた一遍上人は終生、弟子や信者を伴って諸国遊行(ゆぎょう)を続けた。信州と縁も深い。1279年善光寺を訪れた際には佐久地方に立ち寄っている。かつて承久の乱で流されたおじを丁重に葬った武士の家で念仏を上げた

 ◆「南無阿弥陀仏」の声が重なり、共鳴し合う。すると一遍が立ち上がって踊り始めた。弟子や信者も先を競って輪に加わる。鉦鼓(しょうこ)を打ち鳴らして息を弾ませ汗を滴らせながら…、(残り853文字/全文1049文字)

 元稿:信濃毎日新聞社 朝刊 ニュースセレクト 社説・解説・コラム 【斜面】  2022年11月02日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【京都府】:300年以上前の仏像盗難 京都・上京区立本寺住職「許せない」時価不詳

2021-06-08 01:38:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【京都府】:300年以上前の仏像盗難 京都・上京区立本寺住職「許せない」時価不詳

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【京都府】:300年以上前の仏像盗難 京都・上京区立本寺住職「許せない」時価不詳

 京都府警上京署は7日、京都市上京区の立本寺(りゅうほんじ)から、300年以上前に作られたとみられる仏像が盗まれたと明らかにした。寺の建物が現在の場所に再建された1700年ごろより前からあった仏像で、時価不詳としている。上田日瑞住職(80)は取材に「許せない。返してください」と話した。

京都市の立本寺から盗まれた仏像「月天子」(京都府警提供)(共同)京都市の立本寺から盗まれた仏像「月天子」(京都府警提供)(共同)

 署や寺によると、盗まれた仏像は「月天子(がってんじ)」と呼ばれる火や月、星の化身の守護神で、高さ約50センチ。敷地のお堂に置いてあった。7日午前7時ごろ、寺に来た信者が仏像がないことに気付き、寺の職員が署に通報した。

 お堂は午前5時~午後4時まで鍵が開いており、敷地には誰でも入れたという。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【事件・犯罪・疑惑】  2021年06月08日  01:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【法要】:築地本願寺のオンライン法事 コロナ時代で必要性

2021-02-25 18:38:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【法要】:築地本願寺のオンライン法事 コロナ時代で必要性

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【法要】:築地本願寺のオンライン法事 コロナ時代で必要性 

 人が集まると密になる。じゃあ、法事もできないね-

 新型コロナウイルスとの付き合い方を築地本願寺が取り組みはじめた。5年前に築地本願寺のトップ、宗務長に就任した安永雄彦(雄玄)さん(67)は、元銀行マンでヘッドハンターだった。「コロナ時代にお寺はすべてのライフプランに対応できる場所になる」という論を持つ。お寺の可能性はどこまで広がるのか?

安永宗務長は、手振りを交えてこれからのお寺のあり方を熱っぽく語った安永宗務長は、手振りを交えてこれからのお寺のあり方を熱っぽく語った

本堂での講話をユーチューブで配信する若手職員の仕事ぶりを安永宗務長が「製作会社スタッフではなくみんな僧侶ですね」とうれしそうに解説した本堂での講話をユーチューブで配信する若手職員の仕事ぶりを安永宗務長が「製作会社スタッフではなくみんな僧侶ですね」とうれしそうに解説した

 

   ◇   ◇   ◇

 法事に対する安永さんの考え方はオンラインだった。新型コロナウイルス対策ではなく、宗務長に就任した5年前からオンライン法事を打ち出していたのだ。

 安永さん もう各所から猛反対の嵐。お寺に足を運んで、仏様に礼拝が基本、念仏を唱えないととか、そんなもの申し込みはないとか…完全否定されました。

 安永さんは苦笑いを浮かべながら振り返った。ただ、今年は様子が違った。オンライン法事は「多忙でまとまった時間がとれないけど法要はしたい」という国内外の単身赴任者らビジネスマンの要望に応えるというものだったが、コロナ禍では、誰もが外出できなくなり、オンライン法事の必要性が浮上した。

 2、3年目の若手職員が率先して取り組み、昨年5月11日からホームページ(HP)に掲載して募集した。築地本願寺で法事を実施して、その様子をインターネットで中継。依頼のあった家族はZoom(テレビ電話アプリ)を使って読経と法話の約30分の法要を参拝するという内容だ。料金もうやむやにせずに「冥加(みょうが)金3万円以上(10月1日から5万円以上)」と打ち出した。これまでに65回執行され、現在予約も5件入るなど大人気なのだ。

 お寺らしからぬネットの活用も盛んで動画配信サイト「ユーチューブ」に「築地本願寺チャンネル」という番組も開設し、法話や講座を流し「お坊さんのお話」という番組は昨年4~7月までに23本を配信。計4万4140人が視聴した。

 安永さん お寺のネット化が目的ではない。町の中のコミュニティーの場としてのお寺でありたい。コロナな時代ですから。

 2年前、ラグビーワールドカップ(W杯)が日本で開催され、多様性を意味するダイバーシティーという言葉が注目された。生まれた国の違う日本代表に列島が熱狂した。

 安永さん 仏様のお心には分け隔てはありません。婚活も、子育ても、就活も、終活も、充実した余生も、いろいろなものが入り交じるダイバーシティーの実現。そんな築地本願寺でありたいですね。【寺沢卓】

 ◆安永雄彦(やすなが・ゆうひこ)

 1954年(昭29)5月10日、東京都出身。開成高-慶大経済学部卒。ケンブリッジ大学院博士課程修了(経営学専攻)。三和銀行で21年勤務後、外資系大手エグゼクティブ・サーチ会社(ラッセル・レイノルズ)を経て“ヘッドハンター”として独立。その一方、47歳で西本願寺の通信制・僧侶養成講座に入り僧侶となる。2015年7月、築地本願寺の宗務長に就任。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・新型コロナウイルスとの付き合い方を築地本願寺が取り組み】 2021年02月25日  18:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【和歌山県】:高野山奥の院で寒中水行、和歌山 信者らがコロナ終息を祈願

2021-01-24 16:32:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【和歌山県】:高野山奥の院で寒中水行、和歌山 信者らがコロナ終息を祈願

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【和歌山県】:高野山奥の院で寒中水行、和歌山 信者らがコロナ終息を祈願

 霊場・高野山(和歌山県高野町)奥の院の「水行場」で24日、高野山真言宗の信者らが水の中に入って心身を清める「寒中水行」があり、参拝客らが見守った。

 高野山奥の院の「水行場」で行われた「寒中水行」=24日、和歌山県高野町

 高野山奥の院の「水行場」で行われた「寒中水行」=24日、和歌山県高野町

 この日は気温、水温とも4度。小雨が降る中、奈良県川上村の宝寿院の女性副住職辻田真海さん(60)と25~55歳の男女計8人が白装束に数珠を持ち、わら草履姿で入水。腰まで身を沈めて合掌し、拍子木の音が響き渡る十数分間、一心不乱に般若心経を唱えた。
 
 寒中水行は60年以上続く冬の恒例行事。水から上がった辻田副住職は震える体で「世界の平和や疫病対策、特に新型コロナウイルスの終息を祈りました」と話した。(共同通信)
 
 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・和歌山県・霊場・高野山(和歌山県高野町)奥の院の「水行場」】  2021年01月24日  16:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【奈良県】:笹酒祭りコロナでお酌中止 大安寺、持ち帰り制に

2021-01-23 11:16:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【奈良県】:笹酒祭りコロナでお酌中止 大安寺、持ち帰り制に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【奈良県】:笹酒祭りコロナでお酌中止 大安寺、持ち帰り制に 

 奈良市の大安寺で23日、日本酒を振る舞って健康長寿や無病息災を祈る「笹(ささ)酒祭り」が開かれた。例年は「笹娘」と呼ばれる着物姿の女性が竹の筒に入った日本酒を参拝客にお酌するのが風物詩だが、今年は新型コロナウイルス感染防止策としてお酌は行わず日本酒が入ったボトルを配る「持ち帰り制」とした。

大安寺の「笹酒祭り」でマスクと透明な手袋を着用した笹娘(共同)大安寺の「笹酒祭り」でマスクと透明な手袋を着用した笹娘(共同)

 境内のテントでは、マスクと透明な手袋を着用した笹娘が拝観者にペットボトル入りの酒と竹製の杯を配った。3回目の参加という奈良市のパートの女性(43)は「ボトルがかわいく、家に帰ってからゆっくりいただきます」と笑顔だった。

 奈良時代に62歳で即位した光仁天皇が大安寺の境内に生えていた竹に酒をついで飲み、健康を保ったとされる故事にあやかった行事。この日は光仁天皇の命日とされる。(共同)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・奈良市の大安寺・「笹(ささ)酒祭り」】  2021年01月23日  11:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【京都市】:金閣寺、屋根ふき替え完了 18年ぶり、明るさ戻る

2020-12-29 10:36:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【京都市】:金閣寺、屋根ふき替え完了 18年ぶり、明るさ戻る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【京都市】:金閣寺、屋根ふき替え完了 18年ぶり、明るさ戻る 

 京都市北区の世界遺産・金閣寺で、金閣(舎利殿)のこけらぶき屋根のふき替え工事が完了し、29日、報道陣に公開された。ふき替え工事は2002年以来で、屋根の色が18年ぶりに明るさを取り戻した。

こけらぶき屋根のふき替え工事が完了した金閣(共同)           こけらぶき屋根のふき替え工事が完了した金閣(共同)

 計約320平方メートルの屋根は「こけら板」と呼ばれるサワラの木の薄板を何層にも重ねている。今回は約10万枚を取り換えたほか、普段の修理では手が届きづらい部分の金箔(きんぱく)の補修もした。

 工事は新型コロナウイルス感染拡大の影響で参拝客が少ない時期を選び、今年9月に開始。工事期間中は足場やシートで覆われ金閣が見えなくなり、代わりに大型写真パネルが境内に設置されていた。(共同)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・京都・金閣寺】  2020年12月29日  10:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【京都市】:知恩院で除夜の鐘試し突き、コロナ終息へ願い込め

2020-12-27 17:37:20 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【京都市】:知恩院で除夜の鐘試し突き、コロナ終息へ願い込め

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【京都市】:知恩院で除夜の鐘試し突き、コロナ終息へ願い込め 

 京都市東山区の浄土宗総本山・知恩院で27日、除夜の鐘の試し突きが行われ、古都に一足早く「ゴーン」という鐘の音が響き渡った。知恩院は「大みそかの本番では、新型コロナウイルスの早期終息を念じ、奮闘する医療従事者への感謝も込めたい」としている。
 京都市の知恩院で、大みそかの本番を前に行われた除夜の鐘の試し突き=27日午後

 京都市の知恩院で、大みそかの本番を前に行われた除夜の鐘の試し突き=27日午後

 京都市の知恩院で、大みそかの本番を前に行われた除夜の鐘の試し突き=27日午後

 京都市の知恩院で、大みそかの本番を前に行われた除夜の鐘の試し突き=27日午後

 1636年鋳造の鐘は、高さ約3・3メートル、直径約2・8メートル、重さ約70トン。「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声に合わせ、僧侶16人が撞木につながれた子綱を引き勢いをつけ、親綱を持った1人があおむけになりながら全身を使って鐘を突いた。
 今回の除夜の鐘は、一般の参拝客には非公開とし、ユーチューブでライブ配信する。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・京都市・知恩院・大みそかの本番を前に行われた除夜の鐘の試し突き】  2020年12月27日  17:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【卓上四季】:ひのき舞台の柱

2020-12-15 05:05:10 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【卓上四季】:ひのき舞台の柱

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:ひのき舞台の柱

 京都の世界遺産・清水寺の本堂の改修工事が終わった。屋根の檜皮(ひわだ)のふき替えは半世紀ぶり。舞台の板も全面的に張り替えられ、寛永10年(1633年)の再建当時の趣までがよみがえったようだ▼阿弥陀堂や奥の院を含めた総工費は約40億円。2008年に開始した一大プロジェクトは年度末で終了するが、すでに次の改修を目指した準備も始まっている。20年前から京都府内で取り組むケヤキの植林活動だ▼高さ約13メートルの舞台を支える柱は樹齢約400年。耐久年数は樹齢の倍程度だから、現在の柱の寿命は約400年後。その時の建材として育てようという計画である。長い目で物事を捉える大切さを教わる▼2020年は将来、どんな位置づけで語られるのだろう。日本漢字能力検定協会(京都市東山区)がきのう、「今年の漢字」が「密」に決まったと発表し、清水寺で森清範貫主が和紙に揮毫(きごう)した▼選択理由では、コロナ禍で人間関係の大切さを痛感した一方、密室政治という喜べないものもあった。同調圧力や自粛警察の登場で遠のいた心の距離も密にしたいものである▼清少納言が枕草子で「さはがしきもの」と記した清水寺の縁日。産寧坂のにぎわいが、うそのように静まりかえることもあった年が暮れる。行く末は、「舞台から飛び降りる」覚悟を求められるのではなく、誰もが「ひのき舞台」を踏める年となるように願いたい。2020・12・15

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】  2020年12月15日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【滝野隆浩の掃苔記】:「安住」する寺の行く末

2020-12-13 02:03:00 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【滝野隆浩の掃苔記】:「安住」する寺の行く末

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【滝野隆浩の掃苔記】:「安住」する寺の行く末

 ◆<滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 葬送業界の動向がわかり、知識が深まる講演もあって毎年とても楽しみな「エンディング産業展」。6回目となる今年も11月末に東京都内で開催された。いちばん心に残ったのは「葬儀を縁とする布教の可能性を考える-仏教は、仏縁無き都市生活者の思いに応えているか?」と題されたセミナーだった。

 論客として知られる全日本仏教会の戸松義晴理事長と、大手銀行に22年勤務した経験を持つ築地本願寺の安永雄玄宗務長がミニ講演。そのあと、寺の経営サポートをする寺院デザインの薄井秀夫社長が司会して対談は進んだ。著名な僧侶2人が今の仏教界に強い危機感を持っているのがよくわかった。

 ※この記事は有料記事です。「ご登録日から2カ月間は100円」 いますぐ登録して、続きをお読み下さい。

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)】  2020年12月13日  02:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【全日本仏教会】:死刑反対を初表明へ 「不殺生の教えと矛盾」

2020-01-30 06:00:00 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【全日本仏教会】:死刑反対を初表明へ 「不殺生の教えと矛盾」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【全日本仏教会】:死刑反対を初表明へ 「不殺生の教えと矛盾」

 仏教の主要59宗派が加盟する全日本仏教会(全仏、東京)が「不殺生の教えと矛盾する」として、死刑制度に反対する方針を打ち出すことが29日、関係者への取材で分かった。30日午後に記者会見し、明らかにする。これまで廃止の姿勢を鮮明にしているのは1宗派だけで、組織全体として表明するのは初めて。多くの信者を抱える仏教界の大勢が死刑反対の方向性を示すことで、存廃議論に影響を与えそうだ。

 世界的な死刑廃止の潮流などを踏まえ、全仏の理事長は2018年12月、内部に設置されている社会・人権審議会に「死刑廃止をどう考えるべきか」について諮問。審議会は19年12月に答申した。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・仏教の主要59宗派が加盟する全日本仏教会(全仏、東京)】  2020年01月30日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【デスク日記】:「この阿弥陀堂は世間から忘れられたようにぽつんと山林に残っていて、

2019-05-12 06:00:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【デスク日記】:「この阿弥陀堂は世間から忘れられたようにぽつんと山林に残っていて、廃堂という感じであった」-

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』: 【デスク日記】:「この阿弥陀堂は世間から忘れられたようにぽつんと山林に残っていて、廃堂という感じであった」- 

 「この阿弥陀堂は世間から忘れられたようにぽつんと山林に残っていて、廃堂という感じであった」-。作家の松本清張が自伝「半生の記」でそう書いた富貴寺大堂(大分県豊後高田市)を大型連休中に訪ねた。平安期に建てられた九州最古の木造建築というこのお堂を最初に見たのは、豊後高田を管轄する支局に勤務した約15年前。任地を離れた後も数回来た。むろん廃堂などではなく、新緑を背景に優美な姿で迎えてくれた。

 参拝客が途切れることなく訪れ、御朱印を求めていた。西に10キロほど離れた市中心部には昭和30年代のレトロな町並みを楽しむ「昭和の町」があり、その影響で観光客の足が遠のいた時期もあったが、どうやら持ち直したようだ。

 その夜、寺に隣接する宿泊施設に泊まった。夜中に「キィー」「キィー」と甲高いシカの鳴き声がしきりにした。時代が移り変わる中で、変わらぬ山里の自然と人々の営みを思った。 (本山友彦)

 =2019/05/10付 西日本新聞朝刊= 

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年05月10日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【河北春秋】:「檀(だん)信徒の7割が被災し、家屋は一瞬で流失、焼失。墓石も・・・

2019-03-18 02:03:08 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【河北春秋】:「檀(だん)信徒の7割が被災し、家屋は一瞬で流失、焼失。墓石も痛ましい姿になった」。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【河北春秋】:「檀(だん)信徒の7割が被災し、家屋は一瞬で流失、焼失。墓石も痛ましい姿になった」。

 石巻市門脇町の西光寺で11日にあった東日本大震災の追悼法要。遺族たちに樋口伸生副住職(56)が語った。檀家の犠牲者は172人を数えるが、祈ることで「必ず蓮(はす)の花の世界で再会できる」▼西光寺も津波と大量のがれきの流入で被災した中、樋口さんは枕経に歩いた。震災から8年が過ぎても、愛する人々を亡くした遺族は「悲しさは癒えることがない」と口をそろえる▼わが子を津波で失った女性らが毎月、西光寺で語り合いの集い「蓮の会」を催す。ある母親は、すべてを奪われたような苦しみのさなか、枕経での「また会える」との言葉に力づけられたという。「宗門の教えだが、救いというものがこれほど求められる時はない」と樋口さん▼弟で仙台市宮城野区の慈恩寺の樋口法生住職(49)は、やはり津波で流失した市内の寺の檀家を支援し、八十柱の犠牲者の遺骨を預かって供養した。8年の間にそれぞれ墓に納められた後も、一柱だけ引き取られぬまま残る▼「震災は終わっていないということ。亡くなった人にも生きる人にも」。慈恩寺でも、津波で家族を失った遺族のための法話会を開いており、いつも十数人が集う。誰にもまた祈りの1年が始まった。(2019.3.13) 

 元稿:河北新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【河北春秋】  2019年03月13日  02:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【春秋】:「打ったー、逆転サヨナラホームラーン。これぞ野球の醍醐味だー」と…

2019-03-07 11:02:30 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【春秋】:「打ったー、逆転サヨナラホームラーン。これぞ野球の醍醐味(だいごみ)だー」と実況アナが絶叫する…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【春秋】:「打ったー、逆転サヨナラホームラーン。これぞ野球の醍醐味(だいごみ)だー」と実況アナが絶叫する… 

 「打ったー、逆転サヨナラホームラーン。これぞ野球の醍醐味(だいごみ)だー」と実況アナが絶叫する。でも、この醍醐味って、どんな味だろう

 ▼辞書には「醍醐は乳から作った濃厚な、甘い食品。今のクリーム」と。昔は極めて貴重な食べ物だったのだろう。転じて醍醐味は「最高の仏の教え」「他の何ものにも代えることのできないもの」の意味に

 ▼話は平安時代に飛ぶ。空海の孫弟子に当たる聖宝(しょうぼう)は、京都の南東の山に五色の雲がたなびいているのを見た。上ってみると、一人の翁(おきな)が湧き出る水を口にして「醍醐なり」と言った

 ▼翁の正体は山の神。「この地をあなたに献じ、守護しよう」と告げられた聖宝は、そこに庵(いおり)を結び、観音菩薩(ぼさつ)を奉安した。これが真言密教の名刹(めいさつ)、醍醐寺の始まりと伝わる。九州国立博物館で開催中の「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」展で知った

 ▼平安時代に広まった真言密教は従来の仏教とは異なり、「現世利益」を説いた。熱心に信心すれば、この世で仏の恵みを受けられる。加持祈祷(きとう)によって厄よけや病気快癒、安産、立身出世までかなうとあれば、当時の人にとってこの上ない「醍醐味」。加持祈祷の実践を重視した醍醐寺に、天皇や貴族は篤(あつ)い信仰を寄せた

 ▼同展では聖宝に帰依した醍醐天皇が作らせた薬師三尊像(国宝)が見られる。穏やかな表情の薬師如来は千年以上の歳月に、どれほど多くの願いを聞いてきたのだろう。

 =2019/03/07付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【春秋】  2019年03月07日  10:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【風向計】:「絵師」としての空海 デザイン部次長 大串 誠寿

2019-02-17 00:19:00 | 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...

【風向計】:「絵師」としての空海 デザイン部次長 大串 誠寿

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【風向計】:「絵師」としての空海 デザイン部次長 大串 誠寿 

 自宅から20分ほど歩くと、観世音寺(福岡県太宰府市)に着く。静かなたたずまいの寺だが、奈良時代には東大寺と並ぶ名刹(めいさつ)として栄え、平安前期には空海が滞在した。

 留学僧として唐に渡った空海は、わずか2年で密教を究め、20年かけて学ぶ予定を切り上げ、806(大同元)年10月までに博多の土を踏んだ。予定を早め帰国したことが朝廷から許されるまで、唐から持ち帰った経典や法具とともに大宰府にとどまった。

 年が明けた2月11日、空海は国内初の真言密教による法事を行った。自著「性霊集(しょうりょうしゅう)」に、大宰府の役人、田中氏の亡き母を供養する法要を営むために記した願文(がんもん)が残る。法華経8巻と般若心経2巻を書写し、荒れた庭を掃き、水を打って清めて儀式を行う席を設けた。念入りに舞台を整え、記録も残したところに空海の意気込みを感じる。遠く離れた京の高官の耳に入ることを意識したデモンストレーションだったのだろう。

 注目すべきは、この法事のために空海が絵を描いている点だ。千手千眼大悲菩薩(せんじゅせんげんだいひぼさつ)や四摂(ししょう)八供養菩薩など13尊像を図絵したとある。現存はせず、どのような絵か知るすべはないが、能書家の空海である。絵の腕も確かだったろう。

 状況からも、そう言える。日本人が初めて目にする本格的密教儀式なのだから、「絵が要る」と言う人があろうはずもない。空海自身が人に見せるつもりで絵筆を執ったのである。つまり、見事と評される水準にあったはずだ。 

 そもそも空海が伝えた真言密教は、ビジュアルを重視した。密教は二つのインド哲学がベースだが、その奥義は難解なので絵図「両界曼荼羅(まんだら)」によって示された。極彩色で見る者を宇宙的瞑想(めいそう)へ導く。

 空海は、奈良仏教にはなかった異形の仏も唐から招来した。憤怒の形相の五大明王、四天王などが知られる。さらにこれらを迫真的な像に彫らせて色彩を施させ、立体的な曼荼羅として構築した。不動明王は特に信仰を集め、本尊として祭られるようになる。姿態の様式は「弘法大師様(よう)」と呼ばれ、現代に伝わる。

 空海は、ある時は絵師として、またある時は造形プロデューサーとして、絢爛(けんらん)たるビジュアルを創作し、布教に生かした。密教に関わる品々が、人々を魅了する美術品でもあるゆえんだ。

 密教を彩る宝物の数々が今月末、空海ゆかりの地・太宰府に大挙してやって来る。九州国立博物館で開かれる「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」展だ。観世音寺にもほど近い。開祖が生み出した品々の末裔(まつえい)の里帰りともとれる。

 =2019/01/23付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【風向計】 2019年02月13日 10:53:00 これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。

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