路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【金口木舌】:苦境に立つ子どもたち

2021-12-21 05:04:14 | 【ボランティア(無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供する。...

【金口木舌】:苦境に立つ子どもたち

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌】:苦境に立つ子どもたち 

 新品の制服や体操着を抱え、笑顔を見せる子どもたち。沖縄市の認定NPO法人アジアチャイルドサポートがネパールの小学校で制服や靴などを配った

 ▼小学校は首都カトマンズから車で3時間ほどの農村にあり、以前から給食を支援していた。貧困のため通学できなかった児童らが支援を機に学校に戻っているという
 ▼同NPOはアジア各地で学校や井戸の建設などに取り組む。政情不安のミャンマーでも支援の継続を模索する。宮國直樹課長は「現地の子どもたちの笑顔に救われている」と語る。活動を支えるのは沖縄をはじめ全国の支援者からの寄付だ
 ▼タリバンが政権を掌握したアフガニスタンで子ども100万人が重度の栄養失調で死の危機に直面している。国連児童基金は「世界最悪の人道危機」と警鐘を鳴らす
 ▼ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」電子版は「支援する4つの方法」という記事で人道支援団体などを挙げている。貧困や政情不安で苦境に立つ人々が各地にいる。多くの人が関心を寄せ、支援を模索することを願う。


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【私設・論説室から】:ボランティア目線が第一

2018-10-07 06:09:45 | 【ボランティア(無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供する。...

【私設・論説室から】:ボランティア目線が第一

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【私設・論説室から】:ボランティア目線が第一

 日本女子オープンゴルフ選手権(九月二十七~三十日)で世界トップクラスの実力を見せつけて優勝した韓国の柳簫然(ユソヨン)選手が、毎日のラウンド後に欠かさず行っていたことがある。ラウンドに随行してスコアなどを大会本部に報告するスコアラーと、その組の選手の成績を示すボードを掲げて歩くボランティアの二人に「サンキュー」と声を掛け、ボールを手渡して労をねぎらうのだ。

 プロゴルフのトーナメントは、ボランティア抜きでは運営できない。今大会では六百三十人が登録し、一日三百五十~四百人がギャラリーの案内、誘導をはじめ選手の練習の手伝いなどに従事した。活動時間は一日五~八時間。帽子とウインドブレーカー、一日二食が支給され、交通費などは自費となる。

 柳選手はボランティア活動が日常生活の一部となっている米国のプロツアーを主戦場としている。自分たちを無償で支えてくれるボランティアへの敬意を行動で示すのは当然であり、感謝された人たちの充実感も増す。

 東京五輪・パラリンピックのボランティア募集が始まり、大学や企業に半ば強制的な派遣協力を要請しようとすることに疑問の声が出ている。そのような「仕方なく」参加した人たちに選手は心からの敬意は払わないだろうし、日本に本物のボランティア文化は根付かない。「上から目線」ではなく、ボランティア目線で考えてほしい。 (鈴木遍理)

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【私設・論説室から】  2018年10月03日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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