路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【自民党】:生活困窮者支援法案を了承 政府、今国会提出へ

2024-01-31 10:00:30 | 【貧困問題・絶対的、相対的貧困・ホームレス・飢餓・貧困が及ぼす格差社会】

【自民党】:生活困窮者支援法案を了承 政府、今国会提出へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:生活困窮者支援法案を了承 政府、今国会提出へ

 自民党は31日、厚生労働部会を開き、生活困窮者自立支援法などの改正案を審査し、了承した。改正案は、子どもの貧困や、住居確保の対策を強化する内容。生活保護世帯の子どもが高校卒業後に就職し独立する際、新生活の準備資金として一時金を支給する。政府は今国会に改正案を提出する。

 東京・永田町の自民党本部

 東京・永田町の自民党本部

 改正案は住居対策に関し、困窮世帯が家賃補助として受給できる「住居確保給付金」を、より安い住まいへの転居資金として活用できるよう見直す。生活保護受給者が家賃として受け取る「住宅扶助」は、自治体が家主に直接支払うことを原則とする。
 
 受給者らが利用する無料・低額宿泊所を自治体に無届けで運営する事業者への罰則を設ける。(共同通信)

  元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・自民党・厚生労働部会・生活困窮者自立支援法などの改正案を審査し、了承】  2024年01月31日  10:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・01.24】:野党の政治家にできることが、なぜ自民党はできないのか

2024-01-31 07:40:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政界地獄耳・01.24】:野党の政治家にできることが、なぜ自民党はできないのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.24】:野党の政治家にできることが、なぜ自民党はできないのか 

 ★18日、自民党副総裁・麻生太郎は首相・岸田文雄に「立件された者がいないのに派閥を解散するのは理屈が立たない。派閥はやめない」と電話で伝えたという。23日も自民党の政治刷新本部は25日に行う「中間とりまとめ」に向け議論を続けた。首相は「政策集団」と言い、派閥が名前を変えるだけだということはわかってきた。それよりも、なぜ政治資金が国からの支給だけでは足りないのか、政治家が政治資金を稼がないとやっていけないのか、という議論が最初から欠如している。

 ★また、「政治資金の透明性」に「各党各会派との誠実な協議を経て、政治資金規正法改正など法整備を実施」とある。党として倫理を確立するだけでなく、野党からの声を求めるのだから、自民党の裁定よりも厳しいものを想定しているのだろう。野党の政治家がやりくりできることが、なぜ自民党ではできないのか。その原因が浮き彫りにされれば、何が問題なのかわかってくる。

 ★そうなれば当然、自民党総裁選挙の在り方が争点に浮上する。22日、自民党元幹事長・石破茂はテレビ番組で、「党を支えているのは地域だ。総裁の決め方も党員票の比重が上がっていいのではないか」と党総裁選の見直しに言及した。確かに、その裏金はどこに使われるのかを問えば、青天井に資金をつぎ込める大派閥が有利になることは歴史が物語る。立候補するにも20人の推薦人が必要となれば、派閥の数がものをいう。また、国会議員だけで議論する党政治刷新本部について「地方組織の幹事長や政調会長にとって『国会議員の感覚とは違う』ということがあると思う」と、地方の党幹部の“現場の声”を聴くべきと指摘した。結局、今までの自民党でなくなる覚悟があるのか、少しいじってほとぼりを冷ますのか。国民の監視は一層厳しくなる。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年01月24日  07:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【社説①】:首相施政方針 信頼回復の具体策欠く

2024-01-31 07:25:50 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【社説①】:首相施政方針 信頼回復の具体策欠く

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:首相施政方針 信頼回復の具体策欠く

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件。岸田文雄首相は施政方針演説で政治改革の決意を強調したが、肝心の具体策は語らなかった。政治への信頼はあらゆる政策遂行の前提だ。

 裏金問題への批判は昨年11月から強まっていたにもかかわらず、首相は何をしていたのか。具体策もなく国権の最高機関である国会に臨むのは無責任極まりない。
 
 施政方針演説は国会召集日に行うのが通例だが、今国会は野党の要求で「政治とカネ」に関する衆参予算委員会の集中審議を先に行う異例の展開となった。
 
 首相は演説で裏金事件について「国民から疑念の目が注がれる事態を招いたことは極めて遺憾であり、心からおわびする」と陳謝するとともに、派閥の政策集団への衣替えなど自民党政治刷新本部が中間報告に盛り込んだ改革案などを「私自身が先頭に立って、必ず実行する」と述べた。
 
 ただ、これらはいずれも党内の対応策だ。政治資金規正法改正については各党と真摯(しんし)に協議する姿勢を示すだけで、政治資金パーティーの規制強化や連座制導入、政策活動費の使途公開などの具体策には一切踏み込まなかった。
 
 主要野党と公明党はすでに改革の具体案をまとめているのに、事件の当事者である自民党が裏金の実態把握や法改正論議に手を付けていないのでは、真に反省しているのか疑わしい。
 
 首相は演説で、物価高に負けない賃上げ実現や能登半島地震被災者の生活支援と被災地再生、こども・子育て政策の抜本的強化などに取り組む決意を強調した。
 
 いずれも喫緊の課題だが、首相自身が「国民の信頼なくして政治の安定はない」「政治の安定なくして政策の推進はない」と演説で述べたように、国民の信頼を失えばどんな政策も実現は難しい。
 
 とりわけ、多くの自民党議員が裏金に手を染めていた問題のけじめや再発防止策もなく、負担増を強いる予算や法律の成立に国民が納得するだろうか。
 首相自身も自ら率いた岸田派が規正法違反で立件されたことへの政治責任を明確にしていない。
 
 「民主主義の危機」を訴えて就任した首相自身が、今や政治不信の元凶になってはいないか。政権維持の思惑を捨て、喫緊の課題に政治生命を懸けて取り組むこと以外に信頼回復の道はあるまい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月31日  07:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:クーデター3年 民主ミャンマーに戻せ

2024-01-31 07:25:40 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【社説②】:クーデター3年 民主ミャンマーに戻せ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:クーデター3年 民主ミャンマーに戻せ

 ミャンマー国軍によるクーデターから2月1日で3年。国軍は非常事態宣言をさらに半年間延長するとみられるが、少数民族などとの内戦では劣勢だ。犠牲者は増加し、国土荒廃が進む。即時停戦して民主派に政権を返すべきだ。

 国軍が苦境に陥ったのは昨年10月末。中国と国境を接する北東部で少数民族武装勢力が蜂起し、400以上の国軍拠点を占拠した。戦闘は各地に拡大。中国が仲介して一時休戦で合意した後も、戦闘は続く。3年間で4500人近い市民が国軍に殺害され、避難民は約230万人に上る。
 
 国民生活は窮乏の一方だ。ミャンマーの消費者物価は、1年間で3割上昇。日本製軽自動車の中古車が500万円するという。ガソリンは1リットル約190円で過去最高水準。1人当たり国内総生産(GDP)が約16万円という同国経済の混乱は極限に達している。
 
 
 政変前の政権トップだった民主派指導者アウンサンスーチー氏=写真=は、懲役27年の判決を受けて拘束中。同氏が率い、与党だった国民民主連盟(NLD)は昨年、解散させられた。
 
 ただ国軍も疲弊している。多数の兵士が死傷し、少数民族側に投降した部隊も。35万人とされた国軍勢力は「半減した」との分析もある。人的損失の大きい地上戦より空爆が多用されていることから部隊の士気低下もうかがえる。
 
 国軍のミンアウンフライン総司令官は年内に国勢調査を実施した後、総選挙で選ばれた政府に職務を引き渡す-とし、「民政移管」の体裁を望む。だが、現状では公正な選挙は望めそうにない。
 
 中国が休戦交渉に前向きなのはインド洋への要衝としてミャンマーを重視しているからだ。一方、反国軍の民主派組織・挙国一致政府(NUG)も台湾は中国の一部という「一つの中国」の原則を支持して中国接近を試みており、地域での中国の重みが増している。
 
 日本は昨年、議長を務めた広島での先進7カ国(G7)首脳会議や、東南アジア諸国連合(ASEAN)との交流50年を記念して東京で開いた日ASEAN特別首脳会議でミャンマー問題に踏み込まなかった。アジアの民主主義国家として、日本の存在感の希薄化が進んでいることを懸念する。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月31日  07:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:ギリシャ神話のイカロスは父親の造った翼を身に着けて、空を飛…

2024-01-31 07:25:30 | 【科学・物理・理工学・先端、応用科学・理化学・その他の学術】:

【筆洗】:ギリシャ神話のイカロスは父親の造った翼を身に着けて、空を飛…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:ギリシャ神話のイカロスは父親の造った翼を身に着けて、空を飛…

 ギリシャ神話のイカロスは父親の造った翼を身に着けて、空を飛んだ

 ▼父親は決して太陽に近づくなと命じたが、飛ぶことに夢中だったイカロスは耳を貸さない。高く飛びすぎ、翼のノリが溶けて、海に墜落してしまう

 ▼テクノロジーへの過信や人間のおごりを戒める物語として、よく引き合いに出されるが、月に向かった日本の探査機をよみがえらせたのは、そのイカロスの翼を溶かした太陽の光だったか。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機「SLIM」が月面上で息を吹き返し岩石観測などの作業を再開した。ホッとする

 ▼日本初の月面着陸には成功したものの、着陸直前にメインエンジンの1基が脱落したため、バランスを崩して上下逆さまの着陸になっていた。これでは太陽電池パネルに光が当たらず、発電できない。一巻の終わりかと思いきや太陽の向きが変わったことでパネルに光が当たり、復活となった。今年、数少ないうれしいニュースである

 ▼着陸直後のJAXAの評価は「60点」と辛かったが、狙った場所に100メートル以内の誤差で降りるピンポイント着陸にも成功し、運用も再開しているのだから、もう少し点をあげてもいいだろう

 ▼その昔、筆箱の広告に「ゾウが踏んでも壊れない」というのがあった。逆立ちの着陸は残念とはいえ、こんな宣伝文句はいかがか。「逆さまでも立派に使えます」-。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2024年01月31日  07:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【視点】:戦争犠牲者確定の意味 命の尊厳回復のために 編集委員・熊倉逸男

2024-01-31 07:25:20 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【視点】:戦争犠牲者確定の意味 命の尊厳回復のために 編集委員・熊倉逸男

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【視点】:戦争犠牲者確定の意味 命の尊厳回復のために 編集委員・熊倉逸男 

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が始まり100日余りがたった。パレスチナ側の死者は2万6千人を超え、民間人の女性や子どもの多さが際立っている。
19日、イスラエル軍の攻撃後、パレスチナ自治区ガザで立ち上る煙=AP

19日、イスラエル軍の攻撃後、パレスチナ自治区ガザで立ち上る煙=AP

 死者数の情報源はガザ保健当局だ。国連も信頼に足るとして引用している。
 
 英BBC放送によると、保健当局の作業は、病院で死亡し遺族による身元確認が終わった死者をそのまま報告するというシンプルなものだ。
 
 五十嵐元道・関西大教授の「戦争とデータ」(中公選書)によると、遺体を保護し、戦死者数を確定しようとする動きが出てきたのは、19世紀後半になってからだ。
 
 戦乱が相次いだ欧州で人道主義的な考えが広まり、遺体による感染症まん延や遺体からの略奪防止、遺族への配慮などのため戦死者保護への意識が高まった。1906年に改定されたジュネーブ条約で戦死者保護規範を明文化し、戦死者の検視と身元確認、略奪禁止などを盛り込んだ。
 
 しかし、その後続いた二つの世界大戦ではこれらの規範が守られたとは言えない。
 
 第2次大戦では民間人の犠牲者も増大したため、49年、条約はジュネーブ諸条約として拡充され、文民保護などを盛り込んだ。
 
 ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)は、ナチスが隠蔽(いんぺい)を図ったため不明な部分も多く、犠牲者数も諸説ある。戦後、イスラエルとの関係修復を重視したドイツ政府は、研究者らの主張する上限に近い600万人の推計を受け入れた。メルケル前首相は2008年、イスラエル国会での演説でこの数字を引用し謝罪した。政治的な決断が犠牲者数を確定した例と言える。
 
 近年、戦争犠牲者数の確定はより緻密になっている。
 
 五十嵐教授によると、法医学など科学的調査を駆使して犠牲者数を調べたのが、旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所だった。紛争時の失踪者や死者のリストを作り、埋葬地を割り出して遺体を発掘し、DNA鑑定により遺体を識別、虐殺に関わった司令官や政治家らを裁いた。
 
 しかし、検証作業が実施できたのは1995年末の和平合意後。戦火の中での犠牲者数確定には困難が多い。
 
 信頼できるとされるパレスチナの死者数も、病院経由に限られる。建物の下敷きになった人や病院に運ばれずに埋葬された人は含まれておらず、実際の死者はさらに多くなる可能性があるという。
 
 間もなく2年がたつロシアによるウクライナ侵攻での双方の戦死者は、両国それぞれの発表と、メディア報道のいずれもが食い違う。
 
 無味乾燥な数字の話と言うなかれ。カウントすらされない犠牲者や遺族らの無念はいかばかりか。死を認定することで、かけがえのない人生が奪われたことも確認できる。すみやかに停戦を実現させて調査に入り、戦犯の罪を問い犠牲者の尊厳が回復されることを願う。(論説委員)
 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【視点】  2024年01月31日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相の一日】: 1月30日(火)

2024-01-31 07:25:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田首相の一日】: 1月30日(火)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相の一日】: 1月30日(火)

 【午前】8時53分、官邸。9時2分、閣議。18分、経済安全保障推進会議。

 【午後】0時52分、国会。1時2分、衆院本会議。施政方針演説。2時56分、参院本会議。施政方針演説。4時34分、官邸。5時12分、秋葉剛男国家安全保障局長、原和也内閣情報官。27分、原内閣情報官。43分、ウクライナ経済復興推進準備会議に出席し、あいさつ。6時、秋葉国家安全保障局長、外務省の岡野正敬事務次官、鯰博行アジア大洋州局長。21分、秋葉国家安全保障局長、外務省の岡野事務次官、中村亮南部アジア部長。7時2分、米国ユダヤ人委員会の表敬。31分、公邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2024年01月31日  08:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:政策活動費改革 首相の主体性が見えぬ

2024-01-31 07:23:50 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【社説①】:政策活動費改革 首相の主体性が見えぬ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:政策活動費改革 首相の主体性が見えぬ

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、衆参両院予算委員会で開かれた「政治とカネ」を巡る集中審議。与野党が「政策活動費」の使途公開や廃止など資金透明化のための改革を求めた。

 しかし、岸田文雄首相は「政治活動の自由に関わる。各党と真摯(しんし)に議論したい」と述べるにとどめた。事件当事者の自民党が主体的に改革案を示すべきではないか。消極姿勢では政治の信頼回復への決意を疑われても仕方がない。
 
 政党が議員個人に支出する政策活動費は原則非課税で使途公開義務がなく、不透明と指摘されてきた。二階俊博元幹事長は2021年9月まで5年間の在任中に計約50億円、茂木敏充幹事長は22年に9億7千万円余を受け取った。
 
 この資金は党幹部からさらに所属議員らに配られ、政治活動に充てられているのだろう。しかし、その先の使途がまったく分からないのでは、政治資金の収支を国民に明らかにする政治資金規正法の趣旨に反するのではないか。
 
 販売ノルマを超えた安倍派パーティー券収入約4300万円を裏金化した谷川弥一前衆院議員は「飲み食いに行ったり、いわば人間関係づくり」に使ったと語った。政策活動費も議員の飲み食いに使われているのだろうか。
 
 首相が言うように政治活動の自由は守られるべきだが、裏金化が横行する政界である。政治活動に使ったと言われても信じ難い。
 
 自民党本部の収入は税金から支出される政党交付金が6割以上を占め、その一部は政策活動費に充当されていることになる。
 
 公明、立憲民主、日本維新などは政策活動費の使途公開や廃止を求めた。少なくとも、税金の使途を公開するのは当然だ。自民党総裁である首相は誠実に耳を傾け、党として検討すべきである。
 
 首相は規正法違反の会計責任者だけでなく議員も処罰する連座制の導入を巡っても具体策に踏み込まなかった。具体策を示せないのは自民党自身による裏金問題の実態把握が遅れているためだ。全容把握が国会審議の前提である。
 
 政党交付金や小選挙区比例代表並立制を導入する政治改革関連4法成立から30年がたつが、カネのかからない政治や政治資金の透明化の実現にはほど遠い。自民党は自らの政治腐敗を反省し、資金の在り方を含む抜本的な政治改革に取り組まなければなるまい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月30日  07:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:損保ジャパン 企業文化を刷新せねば

2024-01-31 07:23:40 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】
【社説②】:損保ジャパン 企業文化を刷新せねば
 
 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:損保ジャパン 企業文化を刷新せねば
 
 中古車販売大手ビッグモーターの保険金不正請求を巡り、金融庁がSOMPOホールディングスと傘下の損害保険ジャパンに保険業法による業務改善命令を出した。これを受け、SOMPOの桜田謙悟会長兼最高経営責任者(CEO)が3月末に現在の役職から退くと表明した。
 
 不正問題への対応を誤り、保険業界への信頼を失墜させた責任は重い。退任は当然だ。強い影響力を持つ桜田氏の退任を機に、SOMPOグループは企業文化の全面的な刷新を図らねばならない。
 
 損保ジャパンは、内部告発で不正が表面化したビッグモーターとの取引を2022年6月に停止したが、翌7月に取引再開を決めた。親会社のSOMPOは同年8月にビッグモーターの不正を把握したが、事実上対応策を講じることなく取引再開を黙認した。
 
 ビッグモーターは、預かった車にわざと傷を付け、損保に修理代金を水増し請求するという不正に手を染めていた。ここまで悪質な不正を行った企業との取引を続けたり黙認したりした順法意識の欠如ぶりには言葉を失う。
 
 損保ジャパンが取引関係を続けたのは、上客であったビッグモーターから得る利益を優先したからにほかならない。加えて、金融庁は「都合の悪い報告が親会社や経営陣に上がらない企業文化がある」とも指摘した。
 
 問題ある企業文化を根底から改めるには、経営陣の入れ替えしかない。だが桜田氏の後任のCEOは奥村幹夫現SOMPO社長だ。
 
 桜田氏の下で経営に深く関わった人物の中から次期トップを選ぶ形で人事刷新には程遠い。経営の出直しには若手を抜てきしたり社外から人材を招くなど思い切った人事に踏み切ることが必要だ。
 
 今回の不正により自動車保険に対する信頼は大きく傷ついた。信頼回復に向けて指導的役割を果たすのは金融庁の義務でもある。
 
 SOMPOと損保ジャパンから提出される業務改善計画を精査して、自主的な改善が見込めないと判断した場合には、業務停止命令などの厳しい処分もためらうべきではない。 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月30日  07:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:黒沢明監督の映画「用心棒」(1961年)の主人公の浪人(三…

2024-01-31 07:23:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【筆洗】:黒沢明監督の映画「用心棒」(1961年)の主人公の浪人(三…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:黒沢明監督の映画「用心棒」(1961年)の主人公の浪人(三…

 黒沢明監督の映画「用心棒」(1961年)の主人公の浪人(三船敏郎)は身元を隠し、偽名を使った。桑畑を見て、「桑畑三十郎」と名乗るとはとぼけている。続編の「椿三十郎」の名は目にしたツバキの花からだった

 ▼「内田洋」。1970年代の連続企業爆破事件に関与したとして指名手配されていた桐島聡容疑者とみられる男が使っていた偽名である

 ▼「桐島」本人だとすれば、50年近く逃亡していたことになる。例のない長さだろう。男は29日、死亡した。がんを患い、入院していた病院で「最期は本名で迎えたい」と桐島を名乗ったという。「内田洋」は働いていた土木工事会社で使っていた名で、少なくとも数十年そう名乗っていたという。その名はどこから思いついたか。つまらぬことがひっかかる

 ▼企業名の「内田洋行」やあの時代の「内山田洋とクールファイブ」が浮かぶ。その名で逮捕におびえながら暮らしてきたのか。迫る死期に桐島を名乗ったのは死ぬまで逃げたという意地かもしれないが、それは愚かで悲しい意地だろう

 ▼交番でよく見かけた桐島容疑者の手配写真は当時の若者らしい長髪で歯を見せて笑っている。この50年、あの写真のように心から笑えた日があったか

 ▼広島県の出身と聞く。カタカナで「ウチダヒロシ」と書いてみる。本当は帰りたかった「ヒロシマのウチ」と読めてしかたがない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2024年01月30日  06:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【視点】:政治改革の具体策は 人材の偏り是正にも向き合う時 政治部・坂田奈央

2024-01-31 07:23:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【視点】:政治改革の具体策は 人材の偏り是正にも向き合う時 政治部・坂田奈央

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【視点】:政治改革の具体策は 人材の偏り是正にも向き合う時 政治部・坂田奈央 

 「はばひろく有能な人材に政治への道をひらき、新人の発掘、登用を可能とするあたらしいルールづくりが必要」
 
 「党公認候補者の決定におけるよりきびしい基準の確立(中略)を検討する」
 
 1989年、自民党がリクルート事件への反省と信頼回復の決意を示すためにまとめた「政治改革大綱」の一部だ。大綱では、派閥や政治資金に関する項目に関心が集まるが、「党の活性化をはかり、真の近代政党へ脱皮するため」として、公認候補者を選ぶ過程の不透明さを改めることも盛り込まれている。
 
社団法人リボルビングドアの発足会見で話す(左から)国民民主の伊藤孝恵参院議員、元議員の菅野志桜里さん、立憲民主の寺田学衆院議員=2023年11月21日、東京・永田町の参院議員会館

社団法人リボルビングドアの発足会見で話す(左から)国民民主の伊藤孝恵参院議員、元議員の菅野志桜里さん、立憲民主の寺田学衆院議員=2023年11月21日、東京・永田町の参院議員会館

 それから三十余年。大綱が目指した候補者選びの透明化が実現したとは言い難い。現職議員が選挙直前に突然引退を表明し、公募自体が行われず後援会が推す親族が後継に立つケースさえある。大阪大の濱本真輔准教授は「自民党は、選挙で一定の機能を果たしてきた後援会や派閥に今も依存する部分がある。人材の偏りの問題など、党のありようについて議論が不足している」と指摘する。
 
 人材の偏りが表れているデータの一つが国会の世襲議員比率だ。ダニエル・スミス米ペンシルベニア大准教授の国際比較によると、多くの国が10%以下で減少傾向にあるなか、日本では55年以降に増え始め、80年以降は25~30%を占め続けている。濱本准教授は「かなりの特異で特殊な状況」とみる。
 
 世襲比率が減らない背景には、さまざまな要因が絡み合う。選挙にかかる候補者個人の労力や金銭負担が大きく、例えば地方議員から協力金を求められる仕組みが地域によっては今も根強く残る。支持基盤を持つ世襲議員に比べて一般の人は立候補しづらく、仮に手を挙げても、党は知名度や支持基盤を持つ世襲候補を選びやすい。
 
 こうして候補者のなり手が大幅に制約されてきた結果、属性や経歴が似た人に偏り続け、多様な民意を吸い上げることが難しくなっている。それは政策の偏りにもつながる。自民党派閥の裏金事件に象徴されるような一般社会では考えられない慣習が脈々と続いてきたことも、人材の偏りと無関係ではないだろう。
 
 政界にもささやかながら、こうした課題の解決を目指す動きがある。昨年末に野党議員らが立ち上げた一般社団法人「リボルビングドア」。回転ドアを意味する名称で、政治家とその他の職業を行き来しやすい社会になってほしいとの思いを込めたという。設立メンバーの伊藤孝恵参院議員(国民民主党)は「政治家はお金も人脈も体力も並外れた精神力も必要で、そうでなければ立候補も難しいという誤解を与えてきた」と話す。
 
 担い手の属性が偏った政治では、有権者との距離は広がるばかりだ。26日に開会した通常国会では政治改革が大きなテーマになる。今こそ、30年前の改革で積み残された人材の偏り是正にも向き合うべきではないか。 (政治部)
 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【視点】  2024年01月30日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【岸田首相の一日】: 1月29日(月)

2024-01-31 07:23:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田首相の一日】: 1月29日(月) 

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相の一日】: 1月29日(月)

 【午前】8時6分、官邸。9分、村井英樹、森屋宏両官房副長官。47分、国会。59分、衆院予算委員会。
 
 【午後】0時6分、松本剛明総務相。11分、森屋官房副長官。54分、松本総務相、鈴木俊一財務相。1時22分、参院予算委。4時48分、官邸。5時3分、国会。6分、自民党役員会。18分、同党の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長。29分、官邸。6時54分、公邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2024年01月30日  07:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【法制審議会】:「共同親権」導入へ議論3年、欠けていた「子の利益」の視点 離婚を経験した親たちの不安は消えず 

2024-01-31 06:10:50 | 【法務省・法制審議会・検察庁・地検・保護司・刑法・刑罰・死刑制度】

【法制審議会】:「共同親権」導入へ議論3年、欠けていた「子の利益」の視点 離婚を経験した親たちの不安は消えず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【法制審議会】:「共同親権」導入へ議論3年、欠けていた「子の利益」の視点 離婚を経験した親たちの不安は消えず

 法制審議会(法相の諮問機関)の家族法制部会は30日、離婚後も父母双方が子の親権を持つ「共同親権」を導入する民法改正要綱案をまとめた。離婚後は父母の一方のみが持つ「単独親権」に限る現行法を改め、父母の協議や裁判所の決定により共同親権の適用も可能になる。離婚後の子育てのあり方が大きく変わろうとする中、3年弱に及ぶ検討作業に携わった関係者や、離婚・離別を経験した親らは今、何を思うのか。(大野暢子)

 ◆DVなど念頭に共同親権を適用しない場合も

街頭で共同親権の導入に反対する人々

街頭で共同親権の導入に反対する人々

 離婚後の父母の双方に親権を与えることを可能にする民法改正は1898年の明治民法施行後、初めて。要綱案に沿った法改正が行われると、父母は協議離婚の際に、共同親権か単独親権かを選ぶことができるようになる。
 
 協議が整わなければ、裁判所が子の利益のため、親子や父母の関係などを考慮して「単独」か「共同」かを決める。要綱案ではドメスティックバイオレンス(DV)や虐待を念頭に「子の心身に害悪を及ぼすおそれ」や「父母の一方が他方から身体に対する暴力その他の心身に有害な影響を及ぼす言動を受けるおそれ」などが認められた時、裁判所は共同親権を適用しないと整理している。

 ◆子に関わる権利と義務を協力して果たす

 要綱案では、父母の一方が単独で親権を行使できる場面として
(1)一方のみが親権者であるとき
(2)他の一方が親権を行うことができないとき
(3)子の利益のため急迫の事情があるとき

の3つを定義した。
 
 親権とは、子の身の回りの世話や教育、どこに住むかの決定、財産管理などを行う親の権利と義務のこと。要綱案に沿った法改正が行われれば、離婚後に共同親権となった父母は、一方の親権行使が不可能な場合と急迫の事情がある場合を除き、双方が協力して、こうした権利・義務を果たすことになる。法務省幹部は「共同親権となった父母は、離婚後も子の重要なことはできるだけ話し合ってもらう必要があるだろう」と見通す。

 ◆3委員が要綱案に「反対」

 家族法制部会では30日、要綱案への裁決が行われ、賛成多数で了承された。参加委員21人のうち、3人が反対を表明。慎重派委員の訴えをきっかけに加わったDV・虐待を防ぐ取り組みの必要性などを盛り込んだ付帯決議は、内容が不十分だとして2人が反対した。
 
 部会の議論は非公開。出席者によると、部会長の大村敦志・学習院大法科大学院教授は了承に当たり、「全会一致が望ましかったが、今回は(異論が残り)採決になったほか、通常ではあまり実施しない付帯決議も付けた。異例だと思っている」との所感を語った。
 
 要綱案は、2月の法制審総会で決定された後、小泉龍司法相に答申される見通し。政府は今国会への法案提出を目指している。
 要綱案の中身について、離婚・離別を経験した人々からはさまざまな思いが聞かれる。

 ◆子と会えていない男性、いずれ裁判も検討

 「妻との関係が破綻したことは受け入れる。ただ、子どもとの関係は別だ」。約3年半前、妻が2人の子を連れて家を出て以来、子と直接会えていないという関東地方の男性は、取材にこう心境を述べた。
 
 男性は「子には父母の両方に育てられる権利がある」と考え、共同親権の導入に賛成してきた。今後、裁判で妻が親権者となったら、将来的に共同親権を求めて家庭裁判所に申し立てることも検討している。
 
 「離婚後も2人で子育てするという選択肢を法的に保障するのが共同親権。父母の話し合いも、親権争いに重きを置いた対立一辺倒ではなくなるはずだ」と期待する一方、要綱案には不安も抱く。「親権を決める際、子の意見を尊重するということが書かれていない。親に会いたくない子が無理に会わされ、会いたがっている子が会えないということが起きるのではないか」

 ◆転居も元夫の許可制になる恐れが…

共同親権を導入する要綱案の了承に抗議する法制審議会家族法制部会の委員ら

共同親権を導入する要綱案の了承に抗議する法制審議会家族法制部会の委員ら

 離婚後に元夫とトラブルになり、現在は住所を伝えずに高校生の子を育てているという女性は「共同親権になったら転居も元夫の許可制になるおそれがある」と危機感を強めている。「今の生活で精いっぱいのひとり親を、これ以上追い詰めないでほしい」というのが願いだ。
 
 実務家らの懸念も根強い。弁護士有志は1月24日、特に非合意型の共同親権は子へのリスクが高いとして、要綱案了承に反対する申し入れ書を法務省に提出。30日には、司法書士約2000人が参加する「全国青年司法書士協議会」も共同親権導入への反対を表明した。

 ◆父母双方の署名を求める場面が増えると…

 要綱案の了承を受け、元家裁調査官の熊上崇・和光大教授(司法犯罪心理学)は「共同親権が導入されると、医療機関や教育機関がトラブルを避けようと、子への対応に父母双方の署名を求める場面が増えるだろう」と指摘。父母の合意に時間がかかれば、子が不利益を受けると危惧し、「部会の議論は、これらのリスクへの検討がまったく不十分だ」と批判した。
 
 法制審部会は2021年春以降、離婚後の親権のあり方を計37回にわたって検討し、賛否を巡って時には激しい議論が交わされた。22年12月~23年2月に実施されたパブリックコメント(意見公募)では、共同親権と単独親権が併記され、団体からの意見では「共同」、個人からの意見では「単独」を支持する意見が多いなど賛否が割れた。

 ◆福祉分野の議論はほぼ手付かず

 部会は23年4月、複数の委員が最後まで慎重意見を訴える中、共同親権導入の方向性をまとめた。当時は話し合いで合意した父母への適用が想定されていたが、法務省は23年6月、父母が対立状態でも家裁の判断次第で共同親権の適用を可能にする制度案を示した。
 
 法務省幹部は取材に「慎重論にも配慮しつつ、丁寧に議論を重ねてきた」と強調する。要綱案には離婚後に養育費が支払われない問題への対策として、別居親への「法定養育費」の義務化も盛り込まれたが、委員の一人は「部会の性質上、民法の範囲内での議論にとどまった。子の利益に直結する福祉分野の議論はほぼ手付かずで、忸怩(じくじ)たる思いだ」と語った。
 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・法務省・法制審議会(法相の諮問機関)の家族法制部会】  2024年01月31日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政治まんが】:「キックバーック!!」 佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中

2024-01-31 06:10:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政治まんが】:「キックバーック!!」 佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政治まんが】:「キックバーック!!」 佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中

 東京新聞では、基本的に毎週水曜日と日曜日の朝刊で、日本漫画家協会賞を受賞した漫画家・佐藤正明さんの政治まんがを掲載しています。国内外の政治の現状を鋭く、かつユーモアたっぷりに切り取った本紙の名物コーナー。傑作選「一笑両断」の発売を機に、東京新聞Webにも当面、政治まんがを掲載します。

「キックバーック!!」 佐藤正明

             「キックバーック!!」 佐藤正明

◆佐藤正明「一笑両断 まんがで斬る政治」発売中

東京新聞元政治部長 金井辰樹 解説
1,540円(本体:1,400円+税10%)
A5判 並製 128ページ オールカラー
9784808310615
 
【関連記事】
 
 新型コロナウイルス感染拡大や首相交代、外交、東京五輪、不祥事…。
 コロナ禍の政治家たちの右往左往を活写!
 
 東京五輪・パラリンピック招致にも成功し、異例の長期にわたった安倍政権。しかし、「アベノマスク」などのコロナ対策は不評で支持率は低迷しました。安倍氏は体調不良を理由に突如退陣し、代わった菅政権もちぐはぐなコロナ対策や「政治とカネ」などの問題で支持率は急落しました。
 
 こうしたここ数年の政界のドタバタぶりを「コロナ禍の政局」「五輪狂騒曲」「世相・流行も映してきました」「キャラが立つ人々」「よいお年を!こう吐く歌合戦」の5章に分け、厳選した政治まんが100超で斬っていきます!
 
 また、東京新聞元政治部長の金井辰樹(現編集局長)が各章を解説し、ネタにされた政治家からの意外な反応なども披露しています。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・連載「政治まんが」】  2024年01月31日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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新刊『「政権奪取」小沢一郎、三度目の挑戦』』(著:大下英治(定価:1,980円税込))を発売

2024-01-31 00:03:50 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

新刊『「政権奪取」小沢一郎、三度目の挑戦』』(著:大下英治(定価:1,980円税込))を発売

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:新刊『「政権奪取」小沢一郎、三度目の挑戦』』(著:大下英治(定価:1,980円税込))を発売

 創業60有余年、株式会社東峰書房(本社:東京都新宿区/代表取締役:鏡渕 敬)は、2023年12月27日(水)、これまで2度の政権交代を達成し3度目への挑戦に臨む小沢一郎氏を、多くのルポルタージュを刊行してきた著者が取材・執筆した『「政権奪取」小沢一郎、三度目の挑戦』(著:大下英治(定価:1,980円税込))を発売します。

 

 ■書籍ご紹介サイト

 ■https://tohoshobo.info/?p=1576

 岸田政権が支持率低下を続ける一方、対抗勢力となるべき野党の結集もままならない政局の中、本書では、過去2度の政権交代の立役者である小沢一郎の新たな始動をレポートします。

 「日本を復活させたい。自分はそのためならばなんだってやるつもりだ。」

 議員当選すること18回、今なお政界の真ん中で活躍する小沢一郎氏。かつて2度に渡って自民党からの政権交代を実現させた小沢一郎氏は、長年の盟友である羽田孜氏の葬儀・告別式で3度目となる政権交代の達成を誓います。国のため、国民のために挑戦し続けてきた小沢一郎氏の、最後の戦いが今始まります!

 政治経済から裏社会まで幅広いジャンルを手がけ、500冊以上の著作を持つ大下英治氏が取材・執筆。過去2度の政権交代の舞台裏から、選挙戦略、政治問題への見解、次の政権奪取にかける想いまで、小沢一郎の闘いのすべてが描かれた一冊です。

 ■『「政権奪取」小沢一郎、三度目の挑戦』概要

  判型  :四六判

  ページ数:494ページ

  定価  :1,980円(税込) 本体1,800円+税

  著者  :大下英治

 ■目次

 第一章 友に誓う。三度目の政権奪取

 第二章 小沢一郎、一度目の政権奪取

 第三章 混迷する連立政権

 第四章 自自連立から自公連立へ

 第五章 ねじれ国会の時代

 第六章 二度目の政権奪取への戦い

 第七章 民主党政権の崩壊

 ・あとがき

 ■著者プロフィール

著者画像

 ・著者:大下英治(おおした えいじ)

 1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。

 1970年、週刊文春の記者となる。記者時代「小説電通」(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊文藝春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。

 1983年、週刊文春を離れ、作家として独立。以降、政治経済から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動を続けている。

 著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」「一を以って貫く 人間 小沢一郎」(以上、講談社)、「週刊文春 トップ屋魂」(イースト・プレス)など500冊以上にのぼる。

 近著に「論語と経営 SBI北尾吉孝(上・下)」「石原慎太郎伝」「内閣総理大臣」(エムディエヌ)、「鳴動! 政権政局の舞台裏」「最後の無頼派作家 梶山季之」「ハマの帝王 横浜をつくった男藤木幸夫」(さくら舎)、「大宏池会の逆襲」「安倍官邸 『権力』の正体」(KADOKAWA)、「安倍晋三・昭恵 35年の春夏秋冬」(飛鳥新社)などがある。

 元稿:東峰書房 主要出版物 政治 【話題・これまで2度の政権交代を達成し3度目への挑戦に臨む小沢一郎氏を、多くのルポルタージュを刊行してきた著者が取材・執筆】  2023年12月13日   09:30:00  これは参考資料です。

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