【著書紹介】:あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【著書紹介】:あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側
◆地形的に見ると、アメリカもロシアも中国も弱い。
だから、戦争をやめられない。
近年、「世界情勢を理解したい」という需要が増えています。
ロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ・イスラエル戦争、中国の台湾・尖閣諸島・南シナ海での野心的行動など、ニュースで不安定な国際情勢にまつわる話題を見聞きしない日はありません。

国際政治を考える上で、まず見るべきものは何でしょうか?
歴史、文化、統計、報道——どれも重要です。
しかし、本書はそれが「地理」であると考えます。
ニュースを普段見ていると、外国首脳の発言や人々の意見ばかりが目に入ります。
それらを見ていると、世界情勢を動かしているのは「人間の意志」だとつい思いがちです。
しかし、人間の思考や行動は、私たちが思っている以上に地理に動かされています。
それも、気づかないうちに。
地理を基準に世界を眺めると、次のようなさまざまな事実が見えてきます。
●アメリカは広い海で隔てられるので「攻められづらい」国だが、同時に他国を「攻めづらい」国でもある
●ロシアはヨーロッパの大国と平らな地形で繋がっているせいで、領土を拡大し続けなければならない
●対立を深めるアメリカと中国は、実は国土や隣国との関係など、「似た者同士」である
●日本にとって朝鮮半島はユーラシア大陸との「橋」。朝鮮半島の安全を確保することは伝統的な地政学的課題
寒い場所では、港が流氷で閉ざされて、貿易ができません。
「国を守ろう」と思っても、地形が平坦だとかなり苦労します。
地理が「檻」だとすれば、国は「囚人」です。
囚人に何ができて、何ができないかを知るには、まず檻の形を知らなければならないのです。
本書は、地政学動画において平均再生回数150万回という圧倒的な支持を得る著者・社會部部長が、不変の地政学の法則を解説する1冊。
「海と陸」というシンプルな切り口を中心に、これまで世界で起きてきたことの真の理由を知り、今の世界で起きていることを「自分の頭で考えられるようになる」本です。
■定価:1,980円 (10%税込)
◆目次より
序章 今、地政学を学ぶ意義
第1章 アメリカ 強そうで弱い国
第2章 ロシア 平野に呪われた国
第3章 中国 海洋国家になろうとする大陸国家
第4章 日本 大陸国家になろうとした海洋国家
終章 地政学から学べること
◆著者紹介
YouTubeチャンネル「社會部部長」。一切の素性を隠したままわずか30本ほどの動画で
33万人登録、3000万回再生を達成した今最も注目される歴史・地政学解説チャンネル。
33万人登録、3000万回再生を達成した今最も注目される歴史・地政学解説チャンネル。
■担当編集者より一言
2020年にたまたま1本の動画を見ました。「なぜ日本と西欧だけが繁栄したのか?【文明の生態史観】」というタイトルのその動画では、豊富な資料をもとに高いクオリティで日本と西欧の発展に隠された謎が解説されていました。その動画を投稿していた人物こそ、本書の著者である社會部部長さんです。そこから約4年、完全書き下ろしで「地政学」の本を書いていただきました。古典地政学の原書まで遡って書いていただいた内容は、驚きと説得力で満たされています。ニュースを見ていて、「どうしてこの国とこの国が争っているんだろうか」「なんで戦争はなくならないんだろう」といった疑問を抱いたことがある方は、ぜひお手に取ってみてください。
元稿:㈱サンマーク出版 主要出版物 社会・国際・政治 【話題・あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側】 2025年01月30日 09:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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