たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2012年『エリザベート』‐ルドルフは、自分の国をハプスブルクを、守りたいという高い志を持っていた人-平方元基さん

2025年01月22日 20時29分41秒 | ミュージカル・舞台・映画

2012年『エリザベート』‐強さを出そうと頑張っているどこか弱い、ルドルフと自分は何か近いものを持っていると思う‐大野拓朗さん

(2012年『オモシィ・マグ』創刊号より)

「-ルドルフ役に決まった日のブログを拝見して、喜びにあふれる様子が、ひしひしと伝わってきました。

 本当にうれしかったです!『ロミオとジュリエット』のティボルトをやっている間に「ルドルフ、似合うんじゃない?」と言っていただく機会が増えて、そのうちにだんだん「僕がやるのかもしれない」「僕がやらないとダメだ」と思うようになって。今までの人生はなんとなく目の前にあるものをやってきたけれど、ルドルフは「これを逃したら、もうない」っていう気持ちまで昂っていったんです。目標に向かって、真剣に取り組んで、周りの人に支えていただいて・・・。今まで必死にやってたと思ったのはそうじゃなかったんだと思うくらい、必死でした。だから、ルドルフのオーディションが終わった後は自分が持っているものをすべて出せて、悔いがなかったんですね。マネージャーさんから「ルドルフに決まったよ」と言われたときは、大声で叫びましたもん。人前であんなに我を忘れて叫んだのは生まれて初めて。

 

-そして、ついにルドルフとして舞台で演じることになりました。舞台で意識したことは?

『ロミジュリ』で小池先生に厳しく鍛えていただいて、強くしていただいた部分が大きかったんです。今回はヘナチョコ元基じゃダメだと思うし、「こいつ、ちょっと変わったんじゃない?」と小池先生に思われるようにしたいと意識してました。『ロミジュリ』もルドルフも、自分にとっては自信につながった。何より「ダメかも」と思って逃げそうになったときも周りが僕を支えてくれたから。いつでも僕のことを見てくれている人がいることが自信になったんです。だから今は、どんな逆境が来ても怖くないと思ってます。

 

-ルドルフ役について、稽古が始まる前の時点で何か小池先生からお話がありましたか?

 髪型とか見た目の話はしましたが、役の本質の話はしなかったんですよ。だから、稽古の最初に僕が作ってきたものを小池先生が見て「『ロミジュリ』のとき言ったことをちゃんとわかってるのか?」と試されていたのかもしれないですね。

 

-ルドルフをどう演じたいですか?

 ルドルフって弱いとか儚い、切ないと見られがちじゃないですか。でも、歴史の本などを読むと、そうじゃない男らしい一面を持っていたんじゃないかと思ったんです。そう意識して『エリザベート』の台本を読むと、「弱さ」「儚さ」だけを前面に出すのはちょっと違うアプローチをした方がいいんじゃないかと思いました。ルドルフは皇太子として国を、ハプスブルクを守りたいという高い志を持っていた人。最初から失うかもしれないと思っていたわけではないと思うんです。彼の強さがいろいろなものに浸食されて、あの結末へとつながってしまう。その道筋が見えたらいいなと思いますね。

 

-ルドルフ役は出番も集中した、短い時間ですしね。

 そうなんです。自分の気持ちが追いつかないまま曲だけが進んでいったらとても残念なことになってしまう。ハプスブルクを守っていくという気持ちと曲が重なって、一生を(出番の)20分で生きていけたらと思いますね。

 

-トリプルキャストは意識しますか?

『ロミジュリ』ではダブルキャストだったんですか、最初は意識してたんですけど、だんだん役に没頭して意識する暇がなくなってしまったんですね。今回もトリプルキャストを気にして「他の人とはここを変えよう」と思って作るより、ルドルフと向き合って自分と向き合っていた方が結果して三者三様のルドルフができるんじゃないかなと思います。

 

-ルドルフ役は若手俳優の登竜門といわれていますが。

 歴代の先輩方が歩んできた道を自分も通って、そこで体感したことを自分に叩きこんで、きっと自分の人生の中でも忘れられない期間になると思うんですよね。自分が自分にもっと厳しくして、成長していくための登竜門であり関所なのかなと思ってますね。

 

-『エリザベート』という作品で魅力に思うところは?

 客席の目の前にステージあるのに、手が届きうで届かない世界がある。手が出せない、触れられない、崇高な世界が出現するところが魅力かなと思いますね。」

 

-平方さんもその世界を形作る一員になったわけですね。

 そう、あの世界に入ったときにどう感じるのかなって思ってました。稽古場は結構ざっくりしたセットで練習していたので、劇場であの美術セットの中に入って衣装を身につけたらどんな感情が湧き出るのかって。そのときに湧き出た感情を大切にしたいですね。宣伝写真を撮るときにルドルフの衣装は着たけれど、そのときは、まだ衣装を着る責任に着られてる感じがして、本番までには衣装と一体となってルドルフになれるようにと思ってましたし。そして、この世界観に飲み込まれないで、最後まで楽しんで演じられるようにしたいですね。

 

-最後にメッセージを。

 今回は各役ダブルキャスト、トリプルキャストでなかなか同じキャステングの日がないんですよね。どの日を見るかによっていろんな感じ方をしてもらえると思うので、ぜひ何度も足をお運びいただければ平方ルドルフはうれしいなと思います。

 


子供にデジタルデバイスなど害悪でしかありません

2025年01月22日 16時17分30秒 | 気になるニュースあれこれ

 NHKにいた清水さんという方がやっているNPO法人ですかね、やっています感を出すためだけの訪問ならむしろ生への冒涜。人が一人自ら命を絶つということがどれほどのことか、まして未来ある小学生中学生高校生が自ら命を絶つということがどれほどのことか、まるでわかっていませんね。

 参政党の地方議員はそれぞれの地方議会で子供たちに一人一台端末をもたせることの危機感を訴えています。スェーデンで端末による学習で子供の力がさがったので紙に戻したという先行例があるそうです。デジタルはむしろ遠ざけるべき。オンラインの居場所とかアホですか。子供たちに必要なのは人のぬくもりが直接伝わる暖かい環境、お父さんお母さんが子供たちとの一緒に時間をもてるように、朝早くから夜おそくまで働かなくてもすむように天引きされる所得税と社会保険料を減らしてください。子供たちの食べる物にまで税金をかけないでください。子供たちに必要なお金に税金をかけないでください。電気代、ガス代、ガソリン代をさげてください。お父さんとお母さんが経済的にゆとりをもてるように消費税をさげてください。余計なことはしなくていいのです、国民負担率を下げる、それだけです。

やることなすことひとつひとつアホすぎて未来に絶望しかありません。無能政権による絶望の未来に子供たちが生きる希望をもつことができるでしょうか。いい加減にしてください。

 

Xユーザーの首相官邸さん: 「自殺対策支援センターライフリンクといのち支える自殺対策推進センターを視察しました。現在、特に小中高生の自殺者数が深刻な状況にあります。オンラインの居場所づくりやAIも活用した相談を進めるとともに、学校での1人1台端末を活用した自殺リスクの把握など総合的な自殺対策を進めます。 https://t.co/6nfLpwRAUF」 / X


さようなら思い出

2025年01月22日 14時11分17秒 | 日記

旅の思い出‐モントリオール⇔ケベック・シティ

 いつかのカナダへの旅で購入したメープルティーの小さな木箱、モントリオールを訪れたときのものだとすれば22年間持ち続けていたことになります。長い間部屋の中にあるだけで幸せでしたが、いつかお別れしなければならないので写真をとって断捨離しました。

 コロナ騒動でワクチンを強制したカナダ、トルドー首相の辞任表明でトランプ大統領就任の影響をうけて正常化していくかにみえましたがまたおかしなことを言いだしたようです。世界全体がいかに狂っているか、コロナ騒動をリトマス試験紙としてあらわになりました。そんなことは知らない時に、右の股関節の軟膏が摩耗し続けていた筈ですがまだ若さがありかばいきれて体力と気力がある時に訪れておいて本当によかったと思います。もし今お金があって変形性膝関節症の末期でないとしても心に残る旅はできないでしょう。往復しただけの旅でしたが幸せでした。

なんども旅のお供をしてくれた赤いトランクを断捨離すべきか、もう旅にでることはできないけれど思いがつまりすぎていてまだ決断できず。


玉木さんダボス会議出席、なんだかね

2025年01月22日 11時49分24秒 | 気になるニュースあれこれ

トランプ大統領が、WHOからの脱退を表明している時にダボス会議出席。地球温暖化詐欺も多様性もLGBTも世界を共産化したいダボス会議の嘘なのに。トランプ大統領が性別は男と女だけだと宣言した時にダボス会議出席。

手取りをふやす政策で支持を集めましたが国民民主党は結局選択的夫婦別姓に賛成するようだし、選挙公約の消費税5%もインボイス制度廃止も言わないし、なんだかね。結局本当の保守の国会議員を増やさないかぎり私たちは救われません。

Xユーザーの玉木雄一郎(国民民主党)さん: 「ダボス会議始まりました。 積極的に各国の参加者と話をしてネットワークを作っていきたいも思います。 初日の今日はウクライナの農水大臣らと話ができました。 あまり寒くなくて助かってます。 https://t.co/G3UZpfHu7c」 / X


立憲民主党は日本人が憎いのか

2025年01月22日 11時30分27秒 | 気になるニュースあれこれ

 立憲民主党アタマおかしい、減税してほしいという声が政治不信ってどういうこと?取って配るなら最初から取らないでくださいって言っているだけなんですが、幹部は衆議院選挙で投票数が伸びなかった意味を全く理解できていないのでしょうか、小選挙区制により議席を得られたにすぎないことにあぐらをかいているのでしょうか、組織票でまだまだいけると勘違いしているのでしょうか。兵庫県知事選挙でどれだけ支持されなかったかわかるはずなのにそろいもそろってアタマおかしいです。日本国民の声を代表するのが国会議員のはずなのに、この方たち日本人なのでしょうか。言うことがもはや日本人人憎しとしか思えません。

江田さんが離党するという話がその後きこえてきませんがどうなったのでしょうか。原口さんは相変わらずSNSでイキッているだけ、幹部といっていることが真逆なのに離党する気配全くなし、期待させて結局なにもしない。

 

2025年1月21日朝日新聞、

立憲・小川幹事長「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

「■立憲民主党・小川淳也幹事長(発言録)

 (有権者に)分かりやすいのは減税。フェアなのは給付じゃないかという議論も冷静にいえばある。しかし、問題はその冷静な議論がなかなか有権者の耳に届かなくなっている。

 私見だが、「『再分配をする』と言っている、あなたたちを信用できない。再分配する前に(税金を)とらないでくれ」という減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている。これは政治不信の極まった姿であり、痛切にその責任を感じている。

 しかし、減税すれば社会がバラ色になるほど、ことは単純でも簡単でもないので、政治の信頼回復と適正な再分配で社会を安定させていくということが本筋の議論としてあるべきだという考えを持っている。減税、消費減税を唱える方もたくさんいらっしゃるし、それには一定の理があり、正当性があるという前提で、これから党としてどうしていくかは十分に議論しなきゃいけないが、根本的な価値観として、考えとして、私はそういう考えを持っている。(国会内の記者会見で)」


ベルサイユのばら│祝 劇場アニメ公開記念!TV版全40話配信│TMSアニメ60周年

2025年01月22日 10時28分33秒 | ミュージカル・舞台・映画

 YouTUBEに流れてきたのでみはじめたら止まらなくなりました。子どもの頃にみたアニメ作品に、この世にいる間もう一度会えるなんてありがたいかぎりです。繊細で美しい作画、キャラクターの表情に陰影があり、実際にヴェルサイユ宮殿を訪れてからみるとヴェルサイユ宮殿の描写も素晴らしいです。どれほどの手間をかけて創り上げられていることでしょうか。なんて贅沢なものをみていたのだろうと思います。オスカル、かっこいいですね、子どもの頃憧れたオスカル、アントワネットが女性と知らされてもどこかときめいてしまっているのはすごく可愛い。アンドレの志垣太郎さんはこの頃憧れの人、亡くなられてしまいました。時は流れました。

この素晴らしいアニメ技術を生かすどころか技術者たちを冷遇してきた国政、今はインボイス制度で苦しめておきながら日本のアニメを発展させましょうとか言っているのほんとにアホだと思います。素晴らしい日本のアニメーターたち、消費税さげて待遇改善しろよと怒りもおぼえながらみています。

(198) [全話配信/1-5話]ベルサイユのばら│祝 劇場アニメ公開記念!TV版全40話配信│TMSアニメ60周年 - YouTube

映画は予告編をみると細かい陰影はなく明るい感じでしょうか。ものすごくキラキラしているところが時代ですね。どちらがいいとかはなしで。

 

写真は2025年1月11日(土)日比谷シャンテ、