たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

なつかしの雪組『エリザベート』日本初演

2017年01月10日 23時07分24秒 | 宝塚
 昨夜はブログが書けなくってつらかった。今朝到着駅の最寄りのローソンでほんの短い時間ですがPC立ち上げてつぶやかずにはいられませんでした。こんなブログへの訪問、ありがとうございます。

 ほんとになつかしい『エリザベート』1996年雪組公演。宝塚初演でもあり日本初演でもあった舞台。雪組東京宝塚公演のプログラム。東京公演は1996年6月3日から30日まで東京宝塚劇場で上演されました。二回は観劇したと思います。一路さんのさよなら公演という入手困難なチケットをどうやって手に入れたかは、記憶の彼方に過ぎ去り、全く思い出すことができません。妹とのお別れからまだ二年。自分を責め続けてもがきにもがいていた頃で、「トート(ドイツ語で死を意味する)」が主人公の物語をみていいのかと思いましたが、観劇してみるとひんやりとした世界観に魅了されました。

 一路さんがブログでこの公演は宝塚人生の宝物だと書かれていますが、わたしにとっては人生の宝物。20年間にはこうしてまた同じメンバーと舞台で出会える日がくるなんて全く想像できませんでした。役者さんたちの人生にも、わたしの人生にもいろいろなことがあり、いろいろなことがありながらどうにかこうにか生きながらえてこうして元気に再会できたなんて奇跡。

 20年間の間にほんとにいろいろなことがあり、めぐりめぐって、運とタイミングで人生の再スタート。妹とのお別れがなかったらたぶん国家試験に合格することなんてありえなかった。そんなことを勉強しようとすることなんかなかったと思います。それがいつしか自分の体の一部みたいに沁み込んでいました。そんなところからの再スタート。先のことは全く分かりません。どこまでやれるかすっごい不安。やれるところまで尽力するのみです。具体的にはまだわけわかんないまま極度の緊張感をもって電話に出るという仕事にトライした一日でした。過去にいきなり派遣先になんの説明もないまま顧客からの電話に出ざるを得なかったことがあるし、昨年は就業開始と同時にいきなり窓口対応。なんとかなると思ってやるしかないかな。

 まずは雪組初演メンバーからもらったエネルギーで今週をのりきりたいです。舞台からもらうエネルギーでなんとか生き延びている日々は続いていきます。


 トート:一路真輝
 エリザベート:花總まり
 フランツ・ヨーゼフ:高嶺ふぶき
 ルキーニ:轟悠 
 ルドルフ:和央ようか
 











 この頃、宝塚のプログラム500円という、とってもありがたいお値段でした。

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