たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

こっちは下がったけどあっちは上がったで結局増税

2024年12月11日 23時42分13秒 | 気になるニュースあれこれ

 所得税103万円の壁ひきあげと社会保険料106万円の壁撤廃で結局パートタイム・アルバイトいじめ、中小零細企業いじめ。

 103万円の壁の議論について、11月27日の参政党の定例記者会見で神谷さんが言っていてとおりの展開になっています。こっちは下がったけどあっちは上がったでは結局目くらまし。国民負担率があがって増税。そのために解散総選挙までやって国民をばかにしています。国民民主党、消費税5%とインボイス制度廃止はどこにいってしまったのでしょうか。 

 参政党は税と社会保険料をあわせた国民負担率を35%に抑えることを政策として掲げています。

 

2024年12月11日公認会計士さとうさおりさん

(3) 【増税!令和8年】厚生年金、年収問わず加入【社会保険/国民民主/玉木雄一郎】 - YouTube

 

(3) 【速報】国民・自民・公明、ガソリン暫定税率廃止の合意【国民民主党/玉木雄一郎】 - YouTube

 

2024年12月11日共同通信、

【独自】防衛増税、法人税26年4月から 4%付加、所得税は27年 | 共同通信

「防衛力強化の財源とする法人、所得、たばこの3税の増税実施時期などに関する詳細な政府案が11日、判明した。法人税は2026年4月から税額に税率4%を付加する防衛特別法人税(仮称)を新設。所得税については27年1月から税額に1%を付加する防衛特別所得税(仮称)を新設する。復興特別所得税の税率は1%引き下げる。

 たばこ税は、26年4月から加熱式たばこの税率を引き上げて紙巻きたばこにそろえる。さらに、たばこ全体の税率を29年4月にかけて3回に分けて1本当たり計1.5円引き上げる。

防衛増税の開始時期を巡っては、自民党が年末の25年度税制改正大綱で決めることで一致した一方、公明党内では賛否両論ある。与党と税制改正で協議している国民民主党が反発する可能性もあり、政府案の通りに決着するかどうか不透明だ。

 所得税については復興特別所得税と差し引きした税率は変わらないものの、復興特別所得税の課税期間が延長されるため事実上の負担増となる。」

 

2024年11月27日参政党公式チャンネル、

(3) 【LIVE】参政党定例記者会見ライブ配信!11月27日(水)15:00~ - YouTube


2012年2月を振り返る

2024年12月11日 23時07分28秒 | 祈り

「2012年2月2日(木)

すごく寒い。色々なことがすごく変で不快で気持ち悪くて私の感性ではもうこれ以上耐えられない。NKからも日本からも逃げ出したい。じゃあどこへ行けばいいのか。何をすべきなのかわからない。先ずはもっと英語をがんばらないとなあ。ムダにネットをみるのはやめよう。人として荒廃していくような気がする。

 

2012年2月4日(土)

〇〇医院、女性ホルモンを補う貼り薬を処方してもらった。楽になるといいな。

ピラティス 15時30分~60分、そのあとお風呂で少しすっきり。ちょっと無理してもやった方が体が楽になったようだ。ようやく自死遺族の会に行くことを決意している。

 

2012年2月5日(日)

川和グループ、ADSLのルーター取り替え。

 

2012年2月6日(月)

うつにとりつかれそうだ。それでも歯を食いしばってふんばるしかないのだ。頭の悪い人たちと無理して喋りたくはない。喋らなければいい。何かがすごく変だがそれをちゃんと感じとることができている人はどれだけいるのだろう。利潤追求にまい進する社会であってはもうならない。何かそれだけではない、社会的に必要な場所にいたいと思う。

 

2012年2月8日(木)

有給休暇取得 

シークレン症候群(ドライアイがひどい、水分の分泌がかなり悪い)の疑いあり。抗体検査を受けた方がいい。

 

2012年2月9日(木)

珍しく飲み会に行った(でも胃にポリープができちゃったので飲まなかったけど)。

 

2012年2月10日(金)

母急逝の知らせに有給休暇扱いにして職場を13時頃切り上げる。住まいへ帰る。電車の中でY山先生に会った。19時19分の新幹線に乗る。

 

2012年2月11日(土)建国記念の日

母の通夜を待つ。あまりにあっけない幕切れで実感がわかず、どう受けとめていいのかわからない。

 

2012年2月12日(日)

母の葬儀、冷たい風が吹く。お別れしたのだという実感が終わってしまうともてない。

 

2012年2月13日(月)

有給休暇取得、

自分の10代の頃の手紙と学習机、洋服ダンスを処分。少しずつ捨てていくしかない。新幹線で住まいに戻る。チケットはおごってくれた。郷里は雪。

 

2012年2月14日(火)

有給休暇取得、、

疲れて果てていた。11時過ぎまで起き上がれず。夕方まで部屋にこもって過ごす。21時~セントラルでヨガ。

 

2012年2月15日(水)

出勤、お香典をいただいた。フワフワと実感のないまま仕事の時間は過ぎゆく。

 

2012年2月18日(土)

〇〇医院、15時30分~セントラルでピラティス、18時~美容院でカット。

 

2012年2月19日(日)

フォーウィンズ特別セミナーatK応病院

デボラ・ウェザストーン先生の内省こそ臨床のかなめであるという考えを振り返るW先生のセミナーだった。

 

2012年2月20日(月)

仕事をするのを辛いと感じる。今はなんだかエネルギーが十分にわきあがってこない。たぶんすごく疲れているんだろうな。今まで無理を重ね続けてきた分の疲れが出ている気がする。私は自由になった。やりたいことをやればいいんだ。だが受けいれるまでには時間が必要だ。

 

2012年2月22日(水)

有給休暇取得、

すごく疲れているのがわかる。断捨離続行中。家族の歯車が狂い始める前の写真が出てきた。心が痛い。よくわからない。

 

2012年2月23日(木)

雨、疲れていて眠いのに母の顔が、姿がちらついてしばらく寝つけず。葛藤してきた分受けいれるまでに時間がかかるだろう。私はこれからどうなっていくのか、どうすべきなのか。夜になると怖い。こうして仕事に来ることができているから大丈夫なのか・・・。ほんとはすごく不安定。自分で大丈夫って言いきかせるしかない。

 

2012年2月25日(土)

15時~××歯科で入れ歯の合わせ直し、

17時~セントラルでプライベートレッスン60分

 

2012年2月26日(日)

13時40分~ベイシェラトンホテル28Fベイビューでランチ、O西さん、T葉さんと。

16時~デパート内イートインでお茶、眼科でコンタクトレンズ引き取り、カーブをかえたもの。

 

2012年2月28日(火)

飲み会に行った、といってもソフトドリンクしか飲まなかったがまあまあ楽しかった。

 

2012年2月29日(水)

雪が降る。職場ビルの入り口でこけた。守衛さんがわざわざ通り道をふさいでいるのを無意識によけようとしたからだ、まったく。」

 

 


日比谷公園の大噴水

2024年12月11日 18時08分56秒 | 日記

 東京都は紅葉が終ったら大噴水と思い出ベンチを撤去しようとしているのではないかとのツィートをみたので日生劇場で『天保十二年のシェイクスピア』を観劇する前にいってきました。すでに工事が終わった第二歌壇があったところは芝生広場をはさんで思い出ベンチのあとに設置された長いベンチの足元がライトアップされていました。これが都民や日比谷を訪れる市民たちに望まれている公園の姿なのか、わたしにはわかりません。

 歴史ある大理石の大噴水とそれぞれの思い出が浸み込んだ木のベンチを本当に壊してしまう気なのかと思いますが神宮外苑の御神木が伐採されたそうなので三井不動産と東京都はやるのでしょう。都知事選で蓮舫が当選していたらとまったのかもしれませんが小池さんダメでも実質立憲の蓮舫さんの都知事もあり得ず印象悪くなるようなことばかり可視化しまったのが石丸さんの立候補で3位と惨敗につながりました。参政党は元航空幕僚長の田母神さんを応援していました。田母神さんがもう少し若ければとの思いが強くあります。

 大噴水のバックに日本記者クラブが入っているビルの丸屋根と日比谷図書館がみえます。30年ほど前1年ぐらいここに通勤していました。帰りに日比谷図書館で通信教育の勉強のために資料をさがしてコピーしてもらいました。コピーのプロたちの手際のよさに感嘆したことを思い出します。日比谷公園を訪れたことで東京宝塚劇場がすぐ近くにあることを知り、日生劇場も帝国劇場もある日比谷は心の糧になっていきました。

 月日は容赦なく流れていき人もモノも劣化は避けられませんが、かわらないものも大切にしてほしいものです。三井不動産がお金儲けのために壊そうとしているのならミッドタウン日比谷も複雑な気持ちです。都庁の職員が天下っているってか、国政も地方行政もそんな話ばっかりやなないですか。

 

2024年12月10日(火)日比谷公園

 


立憲民主党が今日も国会で選択的夫婦別姓いうとる

2024年12月11日 13時37分43秒 | 気になるニュースあれこれ

【国会中継】衆院予算委 石破首相出席で基本的質疑(2024年12月11日)

予算委員会なんだから減税について議論してくれ、なんで選択的夫婦別姓選択的夫婦別姓いっとるんや、立憲ほんとにクズ、解散総選挙はまだですか、次の選挙では立憲も壊滅させなければなりませんね。原口さんSNSで消費税は日本弱体化装置といきっていても結局離党して減税を訴えることもなく、何とか連合つくってごまかしてるだけの言うだけ番長。一時期支持したいと思ったのでなおさらイライラします。川内さんが原口さんに誘われて何とか連合の総会?に出席したのは間違っていましたとツィートしたことが叩かれていますが離れるのは正解だと思います。レプリコンワクチンで日本人全滅という非科学的な言説をふりまいたトンデモ科学者を招いているのだから反ワク・陰謀論者にみえてしまうのです。被害者救済の足かせにしかなっていないのでもうけっこう。まだ信じている人たちがいるのが不思議でなりません。次は立憲みんな落選してください。

 

これ以上物価、消費税、ガソリン代、社会保険料などなど負担が増えたら一般庶民は死んでしまいます。負担を減らすための議論をしてください。上級国民だけが生き残ればいいと・・・。

 

Xユーザーのあやこさん: 「至急お願いします。夫婦別姓反対抗議の「官邸メール」を送信してください。石破首相が「議論を加速する」と言っています。可決されると取り返しがつきません。反日議員や帰化議員・反日勢力の思うツボになります。」 / X

「至急お願いします。夫婦別姓反対抗議の「官邸メール」を送信してください。石破首相が「議論を加速する」と言っています。可決されると取り返しがつきません。反日議員や帰化議員・反日勢力の思うツボになります。」

 

次は落選させましょう。

立憲議員「お米高いと言うが、茶碗一杯40~50円ですからね?カップ麺と比べたら安いんですよ」 | News Everyday

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https://cdp-japan.jp/news/20241206_8571
令和の米騒動について、「米の価格が高騰しているというが、米の生産コストがすべて急騰している。いまは上がっているからと言っても、決して高騰ではない。ごはん一杯40円ほどで、パンやカップ麺よりも安い」と述べた上で、「適正価格とはいえ物価高で消費者の負担も大きい。立憲民主党は『緊急総合対策』の中で、米の価格上昇への対策を打ち出している。小売りや外食産業を一定期間支援し、まずは現在の価格が適正であるということを消費者に理解してもらう機会が必要だと思っている」との考えを示しました。」

 

2024年12月10日産経新聞、

パワハラ告発、ダブル不倫、「殲滅」投稿 立民新人の不祥事報道など相次ぐ 連鎖恐れも(産経新聞) - Yahoo!ニュース

「立憲民主党の新人議員の不祥事報道などが相次いでいる。9日には新人の柳沢剛衆院議員(61)=宮城3区=が一部週刊誌で当選前の「壮絶パワハラ」を報じられた。選挙中から「身体検査」が不十分との指摘があり、「不祥事」が連鎖する恐れもある。

立民の小川淳也幹事長は10日の記者会見で、柳沢氏について「役員室を通して事実確認なり、今後の対応を検討している状況だ」と述べた。相次ぐ不祥事報道などに関しては「幹事長として責任を感じている。大変、申し訳ない」と謝罪した。 立民の新人議員をめぐっては矢崎堅太郎衆院議員(57)=千葉5区=が当選前のダブル不倫を週刊誌で報じられた。

また、藤原規真衆院議員(46)=愛知10区=はクルド人に対する「差別主義者を殲滅(せんめつ)せよ」などとSNSに投稿。「『殲滅』という言葉は非常に不穏当な表現と取られかねない」(小川氏)などと問題視された。 立民は衆院選で148議席を確保し、うち39人が新人だった。

小川氏は「政界で仕事をするということは人生の経過すべて洗いざらい問われる」とも語った。立民幹部は「新入りが多いから狙われている」と気を引き締めた。(深津響)」

 

 


106万円の壁撤廃-【サクッと決まる】中小企業大増税!

2024年12月11日 12時57分35秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年12月9日安藤裕チャンネル、

(1) 【サクッと決まる】中小企業大増税! - YouTube

 

 減税、手取りを殖やす103万円の壁撤廃は遅々として進まないのに搾りあげることはサクッと決まる、ガソリン代がさらにあがっていくようだし、底なしの怖ろしい国になりました。これ以上税金と社会保険料を搾り取られたら死んじゃうだろうに、官僚も国会議員もなんとも思わないのでしょうか、一般庶民が死のうがどうなのろうがいいのでしょうか、絶望すぎて震えます。

 

2024年12月10日共同通信、

106万円の壁、撤廃了承 厚生年金、年収問わず加入(共同通信)

「厚生労働相の諮問機関、社会保障審議会の部会は10日、会社員に扶養されるパートら短時間労働者が厚生年金に加入する年収要件(106万円以上)の撤廃を大筋で了承した。加入による保険料負担を避けようと、働き控えを招く「106万円の壁」とされてきた。勤務先の従業員数の要件もなくす。両要件の撤廃で、週の労働時間が20時間以上ならば、年収を問わず厚生年金に加入することになる。老後の給付が増える半面、保険料負担で手取り収入が減る課題がある。

 手取り減対策として、年収151万円未満の場合、本来は労使折半で加入者が払う保険料の一部を、企業が肩代わりできる仕組みも協議した。肩代わりする割合は企業が任意で設定。全額を負担することは認めない。肩代わりを受けても将来の年金額は変わらない。


 撤廃時期は、年収要件が2026年10月、勤務先の従業員数を51人以上と定めた企業規模要件は27年10月とする方向で調整している。25年の通常国会に制度改革の関連法案提出を目指す。」

 

Xユーザーの渡瀬裕哉さん: 「ちなみに、出鱈目なのは、財務省と総務省だけじゃないよ。 厚生労働省に社会保障費の見通し根拠も全て出させてみたら面白いことが分かるよ。 それと、年金基金の運用や見通し、その目的や根拠とかも含めて出させてみたら良い。」 / X

「ちなみに、出鱈目なのは、財務省と総務省だけじゃないよ。 厚生労働省に社会保障費の見通し根拠も全て出させてみたら面白いことが分かるよ。 それと、年金基金の運用や見通し、その目的や根拠とかも含めて出させてみたら良い。 今、頭良さげに議論している社会保障や増税の議論が全て出鱈目だと直ぐに分かります。 この国の財政や社会保障の見通しは、全て出鱈目なので、ゼロからやり直すレベルだよ。」


いろいろとおかしい、あっちもこっちもおかしい、狂っています

2024年12月11日 01時30分21秒 | 日記

 昨夜買い物に出ると団地の前に救急車。住まい近隣も時々足をのばす観光スポットも日比谷も、ほらほらまた聞こえる救急車のサイレン。ほらほらまた救急車。秋口にいっときおさまっていましたがまた増えてきた感。異常事態だと思います。

 

 いろいろとおかしい、おかしいことだらけ。猪口邦子さんのマンションの火事、おかしいですね。救急車で搬送されて死亡が確認された30代の女性ってだれ?台所で発見された亡骸は旦那さんと双子の娘さんの一人?もうお一人の娘さんは出かけていて在宅していなかったのなら辻褄あいませんね。

 いろいろとおかしい。一見平和ですがおかしなことばかり。

 お正月の能登半島地震、海上保安庁とJAL機の衝突事故、田中真紀子さんのお宅の家事から始まった2024年、まだなにか起こるのでしょうか、無事に終わっていくのでしょうか。

 税金と社会保険料をしぼりとられすぎてわたしたちは死んでしまいます。これでもまだ財務省は給付をしぶり、税金をしぼりとろうとしています。

 バスに乗っても電車に乗っても高齢者をのぞけばみんなスマホ。久しぶりで夜遅い電車に乗りましたがみんな同じような洋服きて下向いてスマホ。静けさがおそろしくなりました。粛々とマスクで顔隠し、この国はもうだめなのだという絶望感でいっぱいになる光景です。

 

 Xユーザーの三崎優太(Yuta Misaki) MISAKIさん: 「最高税率の引き上げが議論されてるが、今ですら収入の8割が税金に消える。所得税、住民税、社会保険料、消費税、相続税と、課税の仕組みが揃いすぎていて、まるで罰金を取られてると感じる人も多いと思う。ここから更にまた課税を強化し、重税を課すのは正気の沙汰とは思えない。大丈夫か?」 / X

 

「最高税率の引き上げが議論されてるが、今ですら収入の8割が税金に消える。所得税、住民税、社会保険料、消費税、相続税と、課税の仕組みが揃いすぎていて、まるで罰金を取られてると感じる人も多いと思う。ここから更にまた課税を強化し、重税を課すのは正気の沙汰とは思えない。大丈夫か?」
 
 

Xユーザーのたましさん: 「冬ボーナスの使い道ランキング 1位 所得税24万 2位 厚生年金保険料14万 3位 健康保険料7万」 / X

「冬ボーナスの使い道

ランキング

1位 所得税24万

2位 厚生年金保険料14万

3位 健康保険料7万

4位 自動車税

5位 固定資産税

6位 市県民税

7位 酒税たばこ税

8位 二重ガソリン

9位 入湯税

10位 消費税」

 

Xユーザーの三崎優太(Yuta Misaki) MISAKIさん: 「最高税率の引き上げが議論されてるが、今ですら収入の8割が税金に消える。所得税、住民税、社会保険料、消費税、相続税と、課税の仕組みが揃いすぎていて、まるで罰金を取られてると感じる人も多いと思う。ここから更にまた課税を強化し、重税を課すのは正気の沙汰とは思えない。大丈夫か?」 / X

「最高税率の引き上げが議論されてるが、今ですら収入の8割が税金に消える。所得税、住民税、社会保険料、消費税、相続税と、課税の仕組みが揃いすぎていて、まるで罰金を取られてると感じる人も多いと思う。ここから更にまた課税を強化し、重税を課すのは正気の沙汰とは思えない。大丈夫か?」
 
 
 
 

 


2012年『エリザベート』『エリザベート』は自分を成長させてくれる、とても大切な作品-瀬奈じゅんさん

2024年12月11日 00時22分56秒 | ミュージカル・舞台・映画

2012年『エリザベート』心の奥底では死を求めつつその時々で行き着けずにいる姿をしっかりと描き出したい-春野寿美礼さん

(2012年『オモシィ・マグ』創刊号より)

「『エリザベート』は自分を成長させてくれる、とても大切な作品-瀬奈じゅんさん

 瀬奈エリザベートが帝劇に帰ってきた。2年前、この作品で、彼女は宝塚の男役トップスターからミュージカル界の大女優へと変身を遂げた。その記念すべき役、深い縁のある作品に、瀬奈さんは再び挑んでいる。

 

 ミュージカル『エリザベート』と、瀬奈じゅんとの関係は深い。宝塚時代は男役ながらもエリザベート役にキャスティング(2005年)された他、ルキーニ役(02、03年)、退団直前の公演ではトート役(09年)も演じた。

 東宝版で、ふたたびエリザベートを演じることになったのが、2010年-。宝塚退団後、初の出演作となる同作で、タイトルロールとして、2か月の公演を駆け抜けた印象を、瀬奈はこんな風に語った。

「公演全体のことですと、無事に千穐楽を迎え、一安心しました。私個人としては、毎回毎回、一生懸命にエリザベートを演じていましたが、いま振り返ると、もっともっとできることがあった気がするという気持ちです」

 前回に引き続いてのエリザベート役となる今回は、一度、演じたからこその欲もあれば、前回以上にエリザベートの人生をしっかりと生きたいというプレッシャーもある。瀬奈は続ける。

「やりたいことは本当にたくさんありますが、とくに今回は、前回よりももっとストィックな恍惚さを出していきたいと思っています」

 稽古期間中、ソウルで上演されていた(2012年2-5月まで上演)、韓国陣キャストによる『エリザベート』」も観劇した。

「キャストの歌唱力に圧倒されました。それに、韓国版のエリザベートは、完全な韓国ミュージカルになっていたんです。いままで心のどこかで感じていた“外国から輸入したミュージカルをやっている”という想いが一瞬で払拭されるほどの衝撃でした。そして、日本のミュージカル、日本版のエリザベートを目指さなければいけないと、改めて心に誓いました」

 東宝版シシィに初めて挑んだ前回以上に、瀬奈は自らに高いハードルを課していた。演出の小池修一郎に言われた、「ゼロから学び直す姿勢は謙虚で良いことだけれど、宝塚で主演女優をやってきたという誇りと自信まで消すことはない」という言葉を胸に、瀬奈は新たな、そして、とてもエキサイティングな挑戦に挑んでいる。

 しかし、今回のカンパニーには心強い同志がいる。宝塚花組時代、名コンビといわれていた春野寿美礼だ。花組時代にルキーニを演じた際、エピローグではトート役の春野からナイフを受け取った経験もある。

「春野さんとご一緒させていただくのは、すごく楽しいです。楽しいだけでなく、本当に素敵な声で、ブレスや声の伸ばし方など勉強させていただいています。お互いにいい影響を与え合い、よりよりものを作れていければ、と思っています。それにー」

 新たな挑戦に向けて決意をにじませながら、瀬奈は春野の少し意外で、キュートなエピソードを教えてくれた。

「春野さんは本当にかわいらしくて、いつも一緒にいたがるんですよ。トイレにまで一緒に行きたがるくらい。先輩に対してこういう言い方は失礼かもしれませんが-、やっぱりかわいいです」

 エリザベートと正面から対峙するトート役の3人の俳優に関しては、「山口さんは包容力、石丸さんは支配力、マテさんは吸引力のあるトートといった印象を持っています」と語る。それぞれ異なる個性を放つトート役との関係により、瀬奈のエリザベートがどのように変化していくかも、楽しみなところだ。

 彼女自身に、今回の「瀬奈エリザベート」を表現してもらった。

「意志の強さと繊細さ、でしょうか」

 大人な部分と子どもの部分のギャップも似ている、とも自己分析する。宝塚時代、男役でありながらのシシィを経験したこと、そして、トップとして走り抜けてきた経験によるものだろうか、彼女のシシィの持つ強さともろさのバランスは絶妙だ。自分の思いのままに生きる決意をした瀬奈のシシィは、表情だけでなく、声も、変化していった。私には自由に生きることが許されているのだと全身で主張しているような彼女のシシィは、結末がわかっている観客にさえも、もどかしさや不安、ぞくぞくとした興奮といったさまざまな感情をもたらす。

 初めてシシィ役を演じてから約7年、前回公演から約2年-。また、新たな経験を重ね、彼女のシシィはどう変化しているのだろうか。

「何度演じても、やるたびに新鮮で、新たに感じるものがあります。自分を成長あせてくれる、とても大切な作品です」

 約3時間にわたって語られる、エリザベートの60年を超える人生には、演じる俳優自身の人生や経験もが否が応にも投影される。2012年の瀬奈じゅんのエリザベートは、どのように迷い、決断し、人生を生き抜くのか。劇場という空間で、エリザベートの、瀬奈の生きざまを見届けたい。」