『モダン・ミリー』初日カーテンコール
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2022年9月8日(木)13時~、シアタークリエ
ミュージカル『モダン・ミリー』、なんとか無事に観劇することができました。右足をかばい続けてきた左足の方が先にだめになりそうですが、まだ痛み止め一錠で大丈夫だった一日。『オン・ユア・フィート』以来4年ぶりに入ったシアタークリエ。杖を使っているのをみて、スタッフさんが開演前、幕間、終演後と一般用とは別のエレベーターを案内してくれました。席まで来てくださいました。お世話になりました。
いつものとおり、予備知識はなし、なにも考えずにみてほしいとまぁ様(朝夏まなとさん)がどこかのインタビューで語っていたのだけをたよりに観劇。数々のドラマが生まれている1920年代のアメリカ、1922年のニューヨークが舞台の物語は、コメディタッチの作品でした。こじんまりとしたシアタークリエのあちこちにとっても気持ちのいい笑い声。初日(9月7日)は皆様のお気持ちは拍手でお願いしますというアナウンスがあったのかな。でもこれは無理。二日目にしてありませんでした。たくさんの笑い声をありがとうございます、笑うときは他のお客様に飛沫が飛ばないようにお願いしますといったアナウンスが幕間にありました。国の感染症対策が間違ったままなので、劇場は苦しいところですね。おそらく大正解は幕間の換気のみ。みんなでどかどか笑えばいいと思います。わたしは7月7日の東京宝塚劇場星組公演以来、2か月ぶりに笑うことができました。ひととき現実を忘れて大いに笑い、楽しむことがなによりの免疫。会いたい人に会っておしゃべりして笑う、そんな当たり前すぎたことが奪われたこの2年半、特に子供たちへのダメージは取り返しのつかないことになってしまっているのではないかとあらためて心から心配になりました。18時公演、お子さん二人が劇場に入っていく姿をみかけました。本当はマスクを外してあげたいですが、マスクの下でも思いっきり笑えたかな、笑えたよね、きっと。
タップダンスのシーンが多くて、ホテルのエレベーターで12階まであがっていくところをタップで表現しているのが面白いと思いました。タイピストたちが机の下でタップしたり。まぁ様の机の下の足の長いこと長いこと。楽しいですね、タップダンス。結末は予想できませんでした。プリンシパルキャストもアンサンブルキャストも芸達者な方ばかりで充実の舞台。
2年前の4月、シアタークリエでの公演を目の前にしながら緊急事態宣言の発出により全公演中止。まぁ様が、使われることなくセットがばらされていく様子をみつめる写真をインスタグラムにアップしていたことを思い出します。これだけのダンス、相当な稽古を積み重ねていたことでしょう。2022年『モダン・ミリー』、10月2日(日)の新歌舞伎座千穐楽まで無事に公演できますように・・・。
まぁ様のキュートな笑顔は世界を救いますね。小顔で腰の位置がとってもとっても高くてキラキラしていました。みりおん(実咲凛音さん)は写真よりも映像よりも何十倍も美人やし、悪い役のいっちゃん(一路真輝さん)はお茶目で最高に楽しいし、笑いをとる廣瀬友祐さんはじめてみたし、どなたが演じていらっしゃるのかとものすごく気になったのは入絵加奈子さんだし、保坂知寿さんは安心の歌声だし、中河内雅貴さんは歌もダンスもキレキレでさすがだし、衣装がどれも素敵、などなど。気持ちがざわつきすぎているので、明日以降書けるかどうか。宝塚以外は買わないときめていたプログラムを購入してきました。今日はこの楽しい気持ちのままに・・・。
シャンテのかいちゃん(七海ひろきさん)のガラシャ夫人の衣装展示の写真もあるので、明日以降アップできればと思います。