会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

父の日のささやかな幸せ

2014-06-15 10:50:33 | 地域情報
2014年6月15日(日)晴 28.5℃~14.2℃

 父の日とはいつから始まったのだろうか。母の日とは違ってほとんど盛り上がらない。スーパーへ行くと“お父さんありがとう”の標示がいろいろな商品についていた。欲しいものはあまりないので酒の肴と少し贅沢なコクとキレのあるドライプレミアムビールを買って店をでる。
 蒸し暑い日だったので夕食の時の冷たいビールが喉を潤してくれた。ささやかな父の日の幸せでした。 
 「雄国竹細工」

 6月13日 喜多方市熊倉小学校雄国分校跡「おぐに交流の郷」で竹細工体験講習を受けた。

 
雄国沼近郊に群生している根曲がり竹を使って「根曲がり竹細工(かご)」を作った。受講生16名が5班に分かれそれぞれの講師の個別指導を受けて篭編みをした。根曲がり竹を編みやすいように細く、薄く切って材料を準備してくださった。  講師の編み方をみて自分でもやってみるのだが、途中で分からなくなってしまう。また、ゆるくなってしまう。  基本の六角形がなかなかできない。難しい。殆どの参加者が半分以上手伝ってもらって作品を完成させた。それで満足。売り物にはならないが家庭で使うには丈夫にできた。何を入れて使うかな?

『雄国竹細工の起こり』
 大塩平左衛門雄国沼を疎水して西山暖緩傾斜地を開墾せんとして具に山相を調査する中、猫魔や古城峰一帯に繁茂吸する根曲竹に着目し疎水完成後、民心安定せる暁には副業として竹細工を奨励せんものをと種々と心を砕き、竹細工に気心ある農民を四方より招じ来たり中にも、寛文初めころ大沼郡永井組赤留八木沢の森田氏(元は五十嵐氏より出つ)や大塩川前より来る川前の斉藤氏のごとき皆これなり。而して竹細工を雄国一般に普及せんとして時折 伝授会の様なものを開催し、又その研究会などをつくり、その事業の拡張に力を致せり・・・・・。以下略



廊下にはいくつかの作品が無造作に展示されていた。
作品は県の伝統工芸に認定されており東京等でも実演、展示即売をしています。
毎週土曜日(10:00~15:00)に「おぐに交流の郷」で講習会を開催しますのでお気軽に参加ください。



昼食は名物の雄国そばを味わった。旬のアスパラガスやかぼちゃなどの天ぷら、漬物などがついていて800円。安くておいしい。
蕎麦打ち体験もできます。2,000円(蕎麦粉代700g7人前)


この「おぐに交流の郷」から歩いて5分くらいのとこに「恋人坂」がある。雄國山麓から広がる田畑、喜多方の市街地、遠くに飯豊連峰がみえる。
誰かと二人で夕日を眺めるのもいいですね。