2015年6月8日(月)曇 26.3℃~14.3℃
「まだ友との旅は続く」
5月24日(日)友との旅行記はまだ続きます。
この旅行の大きな目的の一つが銀山温泉に宿泊することであった。数年前区長会の旅行でこの温泉に泊まったことがあった。
有名な「能登屋旅館」やアメリカ人の女将のいる旅館は、人気があり料金も高く予約が取れなかった。温泉街から少し離れた高台にある「瀧見館」へ宿泊した。その時は、温泉街を散策してから宿へ行った。三層。四層に見える旅館街に感動したことを思いだす。
今回も「能登屋旅館」には泊まれず「瀧見館」へ宿泊。まっすぐ宿に行き、入浴し夕食を食べてから、宿の車でライトアップした温泉街を散策した。
夜は冷え込み防寒具をまとはないと風邪をひいてしまう。各旅館全室に明かりがついてライトアップ。木造3階建ての能登屋旅館は耐震構造に改築していて古木よき風情が少し感じられなかった。また、アメリカ人の女将は辞めて母国へ帰ってしまっていて時の流れを感じた。
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季節の移ろいを見下ろすてっぺんの湯「瀧見館」。露天風呂からは樹林に流れ落ちる滝がみえる。高台から稜線を望む絶景のロケーション。
「能登屋」に宿泊できなくてもおいしい料理を食べ、自然の美しさが胸にせまる至福の温泉を楽しむことができて満足した。
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NHKの大河ドラマ「おしん」の撮影地や大正ロマンの湯の街として知られている銀山温泉。また、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台になったとの噂もちらほら。明治より賑わいを見せた銀山温泉は一度洪水によって街が崩壊してしまう。
その後建て直して今の街並みがあるのだそうだ。
日本秘湯を守る会」のホームページによると
『銀山温泉の入口に立つと、時代の歯車が大正時代でとまってしまったような錯覚にとらわれる。川をはさんで両側に建つ旅館は、まるで昔の宿屋の舞台装置である。 能登屋旅館は、その中ほどに、望楼のような三階建ての木造建築を保っていた。なるほど文化財的な古い建物である。 銀山温泉は、名のように銀山で栄え、寛永年間の最盛期には2万5000人もの人夫がいたという。温泉と銀山の町の繁栄のほどが伺える。
銀山は、川の上流20分ほどのところに廃坑の跡を見せていた。この銀山には佐渡のような哀史がない。よほど政策がよかったのだろう。人夫が集りすぎて札止めをしたこともあるそうである。悲哀な歴史がないから観光的には売れないのだと、観光係員がこぼしていたが、なるほど世の中の流れはわからない。 能登屋は、他の秘湯のように深山や渓谷の一軒宿ではないが、古い温泉街を保存している点では珍しい存在である。』
「まだ友との旅は続く」
5月24日(日)友との旅行記はまだ続きます。
この旅行の大きな目的の一つが銀山温泉に宿泊することであった。数年前区長会の旅行でこの温泉に泊まったことがあった。
有名な「能登屋旅館」やアメリカ人の女将のいる旅館は、人気があり料金も高く予約が取れなかった。温泉街から少し離れた高台にある「瀧見館」へ宿泊した。その時は、温泉街を散策してから宿へ行った。三層。四層に見える旅館街に感動したことを思いだす。
今回も「能登屋旅館」には泊まれず「瀧見館」へ宿泊。まっすぐ宿に行き、入浴し夕食を食べてから、宿の車でライトアップした温泉街を散策した。
夜は冷え込み防寒具をまとはないと風邪をひいてしまう。各旅館全室に明かりがついてライトアップ。木造3階建ての能登屋旅館は耐震構造に改築していて古木よき風情が少し感じられなかった。また、アメリカ人の女将は辞めて母国へ帰ってしまっていて時の流れを感じた。
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季節の移ろいを見下ろすてっぺんの湯「瀧見館」。露天風呂からは樹林に流れ落ちる滝がみえる。高台から稜線を望む絶景のロケーション。
「能登屋」に宿泊できなくてもおいしい料理を食べ、自然の美しさが胸にせまる至福の温泉を楽しむことができて満足した。
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NHKの大河ドラマ「おしん」の撮影地や大正ロマンの湯の街として知られている銀山温泉。また、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台になったとの噂もちらほら。明治より賑わいを見せた銀山温泉は一度洪水によって街が崩壊してしまう。
その後建て直して今の街並みがあるのだそうだ。
日本秘湯を守る会」のホームページによると
『銀山温泉の入口に立つと、時代の歯車が大正時代でとまってしまったような錯覚にとらわれる。川をはさんで両側に建つ旅館は、まるで昔の宿屋の舞台装置である。 能登屋旅館は、その中ほどに、望楼のような三階建ての木造建築を保っていた。なるほど文化財的な古い建物である。 銀山温泉は、名のように銀山で栄え、寛永年間の最盛期には2万5000人もの人夫がいたという。温泉と銀山の町の繁栄のほどが伺える。
銀山は、川の上流20分ほどのところに廃坑の跡を見せていた。この銀山には佐渡のような哀史がない。よほど政策がよかったのだろう。人夫が集りすぎて札止めをしたこともあるそうである。悲哀な歴史がないから観光的には売れないのだと、観光係員がこぼしていたが、なるほど世の中の流れはわからない。 能登屋は、他の秘湯のように深山や渓谷の一軒宿ではないが、古い温泉街を保存している点では珍しい存在である。』