会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

土地測量

2016-12-09 18:12:17 | Weblog
2016年12月9日(金)晴 8.2℃~1.6℃
 「法務局の地図作成」

 12月になって会津若松市の西にある御旗町、材木町一丁目、二丁目(一部)、字材木町で数人が測量していた。
測量していた人に何のために測量するのか尋ねてみた。
戊辰戦争以後、会津藩士は青森の斗南藩への移付となり移動した。城下町は荒れ果ててしまった。払下げが行われ、裕福な商人や、農民が
土地などを購入したらしい。
明治時代になって、町も落ち着き、住民の生活も安定してきただろうと推測する。
その頃作成された”字切図”のままになっている地域がたくさんある。



そのため東北地方法務局では、 上記の地域について本年度及び来年度で新たに精度の高い地図(不動産登記法第14条第1項に定める地図)
をすることになった。
本年度については、測量の基礎となる基準点を道路等に設置する「基準点設置作業」のため、法務局から作業を委託を受けた公益社団法人福島県公共嘱託登記土地家屋調査士協会の担当者が、基準点設置・調査・測量のため、個人の土地にも立ち入る場合がある。

地図作成作業の詳細については、土地所有者に対して、平成29年度3月上旬頃に説明会がある。
明治時代の地図と現状は違っていることもあるだろうが、既得権ということで現状のままの地図になると思う。
土地の売買、相続、課税など新し地図が活用されるていくことになる。