会津の重ちゃん日記

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初秋のデコ平

2011-10-17 15:45:07 | 会津の峠テクテク会
2011年10月17日(月) 晴れ・くもり
 連日福島民報には「2011紅葉紀行」で県内各地の紅葉の様子を写真と記事で伝えている。山の樹木は秋色に染まってきた。今日は「デコ平」の記事。
 
ふと9月29日に会津の峠テクテク会9月例会「初秋のデコ平を歩く」のことを思い出した。


早稲沢・デコ平自然ふれあい探勝路は、グランデコスキーリゾートからデコ平湿原、吾妻川上流にある布滝を経て檜原湖北東の早稲沢に至るコース。自然林を通り、湿原の植物、名水、そして布滝を巡る約5.3kmノコース。広葉樹が多く、初夏の新緑、秋の紅葉がすばらしい。夏・秋にグランデコのゴンドラが運行されている。
 今回もこのゴンドラを片道利用した。

 お天気は最高。高原の清々しい風を受けながら足取り軽く百貫清水まで歩き、予定より40分も早く着いた。この時期に探勝路を歩く団体も無くゆっくりと昼食をとる事ができた。

 

 百貫清水は全国水百選の一つに数えられている「小野川湧水の水源」。その昔「百貫に価にも換ふるべからず」とたたえれたこの泉は、古来絶えることなく水底の白砂をふきあげ神秘的な姿をみせている。


 湿原植物観察池は標高1,300m、亜高山性の樹木に囲まれた湿原。ミズバショウ、ワタスゲ、モウセンゴケ、ウメバチソウなどの湿地性植物が自生している。
 ブナの原生林をはじめアオモリトドマツ、キタゴヨウマツなどの針葉樹が繁り、森の中にはオオルリ、コルリ、キビタキのさえずりが響き、コマドリ、ホシガラスなど高山性の野鳥にも出会える手付かずの自然が残されている。

 百貫清水からこの探勝路の最大の難所である布滝への長い長い階段を慎重に下りた。布滝は吾妻川が50mの標高差を何段にもわたり一気に流れる吾妻川随一の滝。
 ここで記念撮影をした。10年前(平成十四年)にこのコースを歩いた時も布滝で記念撮影をした。懐かしい思い出の写真を送ってくれた会員がいたので載せました。


 布滝から楽な道を下り吾妻川渓流探勝路(2.3km)をせせらぎの音を聞きながら早稲沢まで歩いた。そしてバスに乗り北塩原村ラビスパで温泉に入る。疲れをとって帰宅。
 お天気に恵まれ参加者22名が怪我も無く歩けたことを会津の峠テクテク会の会長として本当にうれしく思い出に残るトレッキングであった。

下記スライドはデコ平の一コマです。

デコ平自然探勝路














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