(資料から)
2010年9月に 三夜連続 NHK-BSで ロミー・シュナイダー(オーストリア
出身)主演のシシィの映画を見ていたので ある程度のことは
わかっていたが
実際に ここシシィが生活した宮殿に立ち 感激ものだった。
第1部 「プリンセス・シシー」(1955年)
第2部 「若き皇后シシー」(1956年)
第3部 「シシー ある皇后の運命の歳月」(1957年)
この映画 オーストリアでは シシーの誕生日である
クリスマス・イブに放送され続けているヒット作で
主演のロミー・シュナイダー自身もシシーと
愛称されるほど人気を博した。
ロミー・シュナイダーは 後にルキノ・ヴィスコンティ監督の
名作「ルートヴィヒ」でも エリザベート役を演じている。
第2部では シシーの母親役を ロミー・シュナイダーの実母である
マグダ・シュナイダーが演じている。
あらすじは
第1部: 自然の中で自由に育った天真爛漫なシシーが
皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するまで。
第2部: オーストリア皇后となったシシーは 皇帝フランツと
深い愛情で結ばれていた。
だが奔放なシシーと厳格な姑の大公妃とは衝突が多く、
やがて産まれた王女ジゼラの養育を大公妃に奪われた
シシーは失意から宮廷を去る・・・。
両親とフランツの愛に支えられ皇妃として成長していく。
第3部: オーストリアの支配下となったハンガリーを愛し
ハンガリーの人々にも親しまれたシシーは
ハンガリーでの自由な生活を好んだ。
その後、結核を発症し死を宣告されたシシーだったが
ポルトガルの島での療養で奇跡的に回復した。
その帰途 大公と合流し 北イタリアとの親善のため
ヴェネチアを訪問したが 冷たい出迎えをうける。
しかし 娘ジゼラとの感動的な再会を見にした市民は
次第に大歓迎と変わっていく。
* この映画で使われた調度品は
市内にある「宮廷家具調度品博物館」の展示品が
提供されているとのこと。