あかない日記

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中欧旅行(30) 第三の男

2012-03-30 | 中欧5カ国紀行

 

     

 

 

 

 

 

 

 

   ウイーン市内を走るバスの中で ガイドさんが

   『車窓の前方に映画「第三の男」で有名になった
     プラター遊園地の「大観覧車」が

      ほんのチョットですが 見えます。
        今も昔と変わらず動いていますよ! 』

  と説明があった。

  映画「第三の男」は かつて見たことがあったが 帰国し
   DVDを買い求めあらためて鑑賞したが
 
   第二次世界大戦直後のウィーンが
     白黒で映し出され その傷痕がありありと見れる。


  アメリカ人の作家ホリーが ウィーンにいる親友の
   ハリー(オーソン・ウエルズ)を訪ねて来たが ハリーは既に
    死んでいた。 親友の死に疑問をもち 真相を調査していくうち
    「第三の男」の存在を知る・・・。

  全編に渡りアントン・カラスの奏でる民族楽器チターによる
   演奏が流れ 最後に並木道で男が女を待つ長いカットは
    名ラストシーンと言われている。


   *1949年・英国 白黒 キャロル・リード監督

   ジョゼフ・コットン(作家・ホリー) オーソン・ウェルズ(ハリー) 
   アリダ・ヴァリ(アンナ) 出演

    1949年カンヌ映画祭グランプリ受賞作

    *「大観覧車」は 1873年この公園で開かれた
     「万国博覧会」を機に 4年後に建設されて
     130年前から動いているとは驚きですね。
     (高さ65m 15あるキャビンは 4m×2.5m12人乗り)