あかない日記

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東欧旅行(153) 銃弾痕

2013-05-05 | 東欧5カ国紀行

 

  街中には 紛争の銃撃戦により破壊され廃墟となった建物
  弾痕がある壁や建物などが 
あちらこちらに建っている。

  紛争から20年経つが 紛争を忘れないための措置なのかは分からないが。 

  また 前回でもふれたが 資料によれば

  街に住む人々は ネレトヴァ川脇の幹線道路を挟んで
   イスラム系の住民の居住地域と

    クロアチア人居住地域とに分断されており。

  話す言葉は同じでも この道路を堺に公用語の名も変わり
   立ち並ぶミナレット(イスラム教寺院の塔)もカトリック聖堂へと
    姿を変え 通う学校も 郵便も 電気も 水道も 病院も
     
この道路を挟んで別々の世界になっていると。

   まさに “目に見えない民族の境界”が存在しており

  我々旅人には 窺い知れない世界があることを知る。