ムラ・ムスタフェ・バセスキイェ通りとフェルハディヤ通りに
挟まれて「カトリック大聖堂」がある。
大聖堂は、正式名称を「イエスの聖心大聖堂」といい
ボスニア・ヘルツェゴビナで最大のカトリックの大聖堂であり
イエス・キリストの聖心を記念している。
1884年から1889年にかけて建造され
ロマネスク様式とゴシック様式の融合の建築で
フランスのノートルダム寺院に似ているとも。
かなり大きく 1200人も収容できる。
正面入口の上にあるステンドグラスのバラの飾りは特徴的で
窓のデザインは サラエボ県の県旗や県象に描かれ
2本の塔はサラエボの市旗や市章に描かれている。
この聖堂もボスニア紛争の被害を受けて何度か改築されている。
また 紛争後の97年には ローマ法王のヨハネパウロ2世が
この聖堂で平和の祈りをささげている。