あかない日記

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カンボジア紀行(12) 夜明け前

2014-06-02 | カンボジア紀行

                       中央は「西塔門」 王朝時代には象を利用し出入りしていた「象の門」が両脇にある。

まだ明けやらぬ暗闇の中 

アンコールワット西参道前の広場でバスを降り

 
徒歩で 両側濠の中 石畳道を 西塔門へ。
 

正に 初日の出詣での気分を想い出す。

東南アジアの多くの寺院は 東向きだが

 アンコールワットは 西向きに建てられ


東西約1.5km 南北約1.3kmの環濠に囲まれ 

幅約190m 長さ約600mもある城郭造りの構造になっている。 


アンコール(王都)ワット(寺)とは“王都の寺”を意味する。

また 中央伽藍は須弥山を表し 周囲の尖塔はヒマラヤ連峰 

そこへと続く真っ直ぐな参道は 現世と天界を結ぶ虹で

 外側の環濠は大海を意味するという。

1992年 アンコール群遺跡の一つとして世界遺産に登録された。