中央は「西塔門」 王朝時代には象を利用し出入りしていた「象の門」が両脇にある。
まだ明けやらぬ暗闇の中
アンコールワット西参道前の広場でバスを降り
徒歩で 両側濠の中 石畳道を 西塔門へ。
正に 初日の出詣での気分を想い出す。
東南アジアの多くの寺院は 東向きだが
アンコールワットは 西向きに建てられ
東西約1.5km 南北約1.3kmの環濠に囲まれ
幅約190m 長さ約600mもある城郭造りの構造になっている。
アンコール(王都)ワット(寺)とは“王都の寺”を意味する。
また 中央伽藍は須弥山を表し 周囲の尖塔はヒマラヤ連峰
そこへと続く真っ直ぐな参道は 現世と天界を結ぶ虹で
外側の環濠は大海を意味するという。
1992年 アンコール群遺跡の一つとして世界遺産に登録された。