アーグラーの南西40kmにある町
フェプールシクリへ 向かう途中 踏切があった。
かつて 日本でも見かけた 手動式の遮断機だ。
インドは 鉄道網が張り巡らされ
道路網と交差する踏切の数も 相当数にあるようだ。
しかし そのほとんどが 機械化されておらず
人による手作業なのだ。
事故を極端に避けるためか
列車の通過する数分間前から 遮断機をおろすので
歩行者 自転車 バイクまで
当たり前のごとく遮断機を潜り抜けていく。
インドの労働人口は多く 機械化されることにより
そのほとんどが 失業してしまうことから
いろいろな産業においても 機械化が
進まない 要因にもなっているようだ。
また 先に触れたように電力不足の問題もあり
停電により 遮断機の開閉ができなくなることも
ありうることからも 進まないようだ。