前回「ユーカリの並木」を話題にしたが
これに わが日本人が関係していることを知る。
インドで 独立の父はガンジー
“グリーン・ファーザー(緑の父)は・スギヤマ”と
慕われて語り継がれている日本人がおり
「杉山 龍丸」がその人。
杉山龍丸 (1919~1987)は 福岡出身で
小説家・夢野久作の長男でもある。
当時 飢饉状態あったインドの国民を救うために
私財を投じ 不毛の砂漠を緑化した。
その緑化に使われたのが ユーカリで
先の話題のとおり 他の木が育たないような
悪条件でも成長し 地下水の水位をあげて貯めるので
砂漠を緑化できると提言し そして実践した。
さらに 門外不出の米の種をインドに持ち込んで
稲作を成功させ 米の輸入国であったインドを
米の輸出国にまで成長させたという。
日本のシンドラー杉原千畝
台湾農業水利事業の八田與一 のように
ここにも日本人に
あまり知られていない日本人がいた。