「王妃にあやかりたい」ということで
ここアーグラーへ訪れる女性が多いとか。
アーグリー城内を行くうち
サリーをまとった女性一行を見る。
この「サリー」の名は
サンスクリットの「シャーティー」に由来し
「細長い布」を意味する。
5m程の細長い布を ペチコートに挟みながら 腰に巻き
残りを方の上に回すのが一般的な着方だそうだ。
写真を見ても その着方は
様々なスタイルで 体を包みこんでいるようだが
場合によっては 8mも必要とすることもある。
特に ヒンドゥー教徒の女性が着用するが
一説によると 宗教上の理由で布を
裁断するのを忌避した僧侶たちが
裁断することなく着用する為に
サリーを編み出したそうだ。
サリーの着用スタイルは 地域によって
異なっていたが 20世紀初頭に標準化され
国民的民族衣装となった。
最近 日本でも サリーに人気があり
パーティ衣装として着用する
女性が多いという。