アマール・スィン門をくぐった先は
枡形の広場になっていて
もう一つ「アクバル門」がある。
築城者の皇帝アクバルの名を冠している。
入口の左右に 大筒のような 円柱望楼があり
また 下層の窓にはステンドグラスかと思うばかりの
色タイルがちりばめられた 装飾窓に
なっている ユニークな 造りが特徴。
この「アクバル帝」(在位1556~1605)は
ムガール帝国第3代皇帝で
ムガール帝国全盛時代を築いた。
“アクバル”とは「偉大な王」の意味。
そして アクバル帝が ムガール帝国の首都を
デリーから アーグラーに移転し
このアーグラー城を築いた。
その後 5代目皇帝により アーグラー城の
約2km東に「タージマハル」が 建てられている。