メインゲートをくぐると
「世界でもっとも美しい建造物」
といわれる白亜の殿堂
「タージ・マハル」が目に飛び込んでくる。
何度も写真では見ているが
実際に目にするタージ・マハルは 壮大で華麗だ。
「マハル」とは宮殿だが実際は霊廟
ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、
最愛の王妃ムムターズ・マハルの
死(1631年)を悼んで建造した。
因みに「タージ・マハル」は
ムムターズ・マハルの「宮廷の選ばれし者」
という意味で名づけられたといわれている。
霊廟の建設に着手したのは
1632年 日本では江戸時代
膨大な国家予算を投入し 毎日2万人を動員し
22年かけて1654年に完成している。
たった一人の女性・王妃のために建てたものが
1983年に 世界文化遺産に登録され
今日も 観光客で溢れ 毎日約10万人が訪れている。