あかない日記

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インド紀行 92 四分庭園

2016-02-04 | インド紀行

 

 霊廟からメインゲート方向を見る。 


霊廟前に広がる庭園には

規則的な4本の水路により 

田の字形の均等に4分割されている。


水路がクロスするところには池になって

水路にも噴水があり 霊廟のわき役を果たしている。


これは 天上の国を表し 砂漠の中の

オワシスでもあるペルシャ様式になっている。

また 23m四方の白大理石の基壇もある。

区画された庭は 更に均等に分割されて

どこまでも 正方形を基として

幾何学的に構成されている。


このような庭園(チャハルパーク)は

ムガル帝国時代の霊廟建築によく見られる。

庭園内には 季節によって 

いろいろな花が咲き 実を結ぶ果樹も植えられている。


水路の脇の糸杉と大きな樹木

また芝生は19世紀にイギリス人が作り変えたという。

なお 糸杉は死を意味し 

花咲く他の木は生を意味するそうだ。