霊廟からメインゲート方向を見る。
霊廟前に広がる庭園には
規則的な4本の水路により
田の字形の均等に4分割されている。
水路がクロスするところには池になって
水路にも噴水があり 霊廟のわき役を果たしている。
これは 天上の国を表し 砂漠の中の
オワシスでもあるペルシャ様式になっている。
また 23m四方の白大理石の基壇もある。
区画された庭は 更に均等に分割されて
どこまでも 正方形を基として
幾何学的に構成されている。
このような庭園(チャハルパーク)は
ムガル帝国時代の霊廟建築によく見られる。
庭園内には 季節によって
いろいろな花が咲き 実を結ぶ果樹も植えられている。
水路の脇の糸杉と大きな樹木
また芝生は19世紀にイギリス人が作り変えたという。
なお 糸杉は死を意味し
花咲く他の木は生を意味するそうだ。