前回 ホテルの歓迎で「赤い印」に触れたが
これは「ビンディー」といい 原則として既婚で
夫が存命中のヒンドゥー教徒の女性が
眉間の少し上につけている。
ビンディーは ヒンディー語で
その語源はサンスクリットで「点」を意味する。
伝統的には赤い顔料 スィンドゥールで
小さな赤丸を描くが
近年では 装飾的なシールやアクセサリーも
多く使用されているという。
また 性別や既婚・未婚を問わず
聖職者や修行者がつけているものは ビンディーとは違い
「ティラカ」(またはティラク)といい
宗教的な装飾で
色や形で信仰する宗派を示すという。
こんな意味合いがあるのに
何故 観光客にまで付けてくれるのか?
単にファッション的で
観光客に喜ばれているからのようだ。