あかない日記

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インド紀行 90 王妃ムムターズ・マハル

2016-02-02 | インド紀行

 

 ウィキペディアから

 

5代皇帝シャー・ジャハーンと

王妃ムムターズ・マハルが 結ばれたきっかけは


皇帝が 城内で開かれたバザールで

宝飾品を売っていた 女性にひと目惚れし


その3年後に 結婚した。

そのとき 皇帝20歳  王妃は17歳。


王妃の名「ムムターズ・マハル」とは 

ペルシャ語で「宮廷の選ばれし者」という意味で



先帝の4代皇帝ジャハーンギール(在位 1605~1627)から

嫁ぐ際 授受された愛称。

本名は アルジュマンド・バヌ・ベグムといい

宮廷の名家の出身であった。


相思相愛の2人は 片時も離れることなく 

遠征にも 王妃と子供を 同伴するほどだった。 

しかし 王妃は 遠征先で発病し 

1630年に 36歳という若さで他界してしまった。


この18年間で 14人も出産している。 


20年間に16人を出産したハクスブルグ家の

マリア・テレジアに負けていない。


その死因は 14人目の出産時の産褥熱という。

苦楽をともにしてきた 妻の急死は

皇帝にとって 嘆き悲しませた。


王妃への限りない愛とともに

その悲しみを乗り越えるために

世界に二つと無い 二度と造ることの出来ないものをと

王妃との約束とおり

この霊廟を 建てたといわれている。